パリには噴水広場が多いです。
ナポレオン3世のパリの都市計画で森や公園、噴水広場が設置されました。
有名なサンミシェルの噴水広場やリュクサンブール公園の天文の泉をご紹介します。
パリの噴水広場おすすめ12選(リーヴ・ゴーシュ)
噴水広場をパリの左岸(リーヴ・ゴーシュ)とパリの右岸(リーヴ・ドロワット)に分けてご紹介します。
1・パリ6区カルチェラタンのサン・ミシェル広場の噴水
セーヌ川左岸にあるサン・ミッシェル広場にあるのが、1860年に完成された、サタンを退治する聖ミカエル(サン・ミッシェル)の像と口から水を噴き出すドラゴンの像がある噴水です。
サンミシェル広場の噴水
建物の設計者は、シャトレ劇場やパリ市立劇場を設計したガブリエル・ダビウ、両脇にいるドラゴンの像の彫刻家はアンリ・アルフレッド・ジャックマールです。
当初ナポレオン1世の像でしたが、今の像に置き換えられました。
2・パリ6区リュクサンブール公園の天文の泉
上院議員会館はリュクサンブール公園の中にあり、その前に大きな池があります。
セナ(上院議員議会館)・リュクスサンブール公園の噴水
公園内には池が全部で3箇所あります。
2・パリ6区リュクサンブール公園の天文の泉
馬の噴水の「天文の泉」です。
リュクスサンブール公園の噴水天文の泉
リュクスサンブール公園の噴水天文の泉
2・パリ6区リュクサンブール公園メディシスの泉
「メディシスの泉」です。
リュクスサンブール公園の噴水メディシスの泉
フランス王のアンリ4世の后マリー・ド・メディシスのために建てられたリュクサンブール宮殿で、暗殺されたアンリ4世の死癒すために、作った宮殿です。その名前がついています。
リュクサンブール公園と、その周辺のカフェはこちら↓の記事をどうぞ。
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3・パリ6区ジャン・ジャック・オリエ公園
リュクサンブール公園からサンスゥルピス教会まで行く道に、
ジャン・ジャック・オリエ(Jean-Jacques-Olier)小公園があります。
6区ジャン・ジャック・オリエ
そのまま教会へ向かうとあるのが、この「平和の泉」(Fontaine de la Paix)です。
6区「平和の泉」の噴水
なんとなく通り過ぎてしまいそうな公園ですが、四角い珍しい噴水です。
4・パリ6区サンスゥルピス教会の噴水
「平和の泉」から真っ直ぐに歩いてくると、サンスゥルピス教会が見えます。
サンスゥルピス教会
このサンスゥルピス教会で、シラク大統領の告別式がありました。
6区サンスゥルピス教会前の噴水
四柱の噴水です。
5・パリ6区・マザリン通りの噴水
同じ6区にあるこじんまりとした公園にある、
マルシェ・オ・カルムの泉は歴史建造物です。
マルシェ・オ・カルムの泉
マザリンは、マザリン枢機卿の名前がついた通りです。
6・パリ5区サンメダールのスクエア
ムフタール通りの5区ジョルジュ・ムスタキ広場は、カルチェラタンからも近い場所です。
5区ジョルジュ・ムスタキ広場の噴水
噴水を囲んでカフェがあります。この噴水広場の雰囲気もいいですね。
地元のパリジャンがお茶をしにきています!
5区ジョルジュ・ムスタキ広場の噴水
5区ジョルジュ・ムスタキ広場の噴水
パリの噴水広場おすすめ12選(リーヴ・ドロワット)
ここからは、セーヌ川をこして、リーヴ・ドロワットへ行き、12区へ行ってみましょう。
7・パリ12区ドメニル広場
ドメニル広場はメトロ6号線のドメニル駅にあります。
ナション駅とイタリア広場駅から徒歩でも行ける場所です。
ドメニル広場の噴水
ドメニル広場は、ピエール・ドメニル将軍の名前から来ており、この広場の特徴は円形のライオンの噴水が中央にあります。
ライオンの口から噴水が吐き出されています。
数あるパリの広場の中でも、規模と装飾ではパリ一番でしょう😊
ドメニル広場の噴水
広場は円形で、カフェ・レストランが広場に数か所あり、「Metro メトロ」というカフェが、噴水の真ん前にあり、著名人も立ち寄っているカフェです。
噴水の前にあるカフェで食事ができる、パリでも数少ないロケーションです。
この広場から「Rue Taine」を降りていくと、ベルシー公園(徒歩で約20分)へいけます。
ベルシー公園についてはこちら↓の記事をどうぞ。
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8・パリ4区・ヴォージュ広場
ヴォージュ広場はマレ地区にあります。
マレ地区は、文化大臣アンドレ・マルローが都市計画で整備をし、その後同じく文化大臣のジャックラングも力を入れて刷新した地区です。
今では、パリの一等地になりました。
このヴォージュ広場旧王宮広場で、パリにある5つの王宮広場の1つです。
王宮広場には、ルイ13世の銅像があります。
ルイ13世像
ヴォージュ広場の噴水
ヴォージュ広場は回廊になっており、そこにカフェがあり、広場を囲んでいます。
ヴォージュ広場のカフェについてはこちらの記事もどうぞ↓
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9・パリ1区コメディーフランセーズ前広場
コメディー・フランセーズは演劇場で、パレロワイヤルという王宮広場にあります。
ここも旧王宮でパレロワイヤルと言っていますが、フランス革命で王宮でなくなりました。
ここには、憲法評議会、文科省、コメディーズ・フランセーズ演劇場があり、そこに噴水があります。
アンドレ・マルロー広場のフォンテーヌ(噴水)です。
作家であり、文化大臣でもあったアンドレマルロー広場と名前がついています。
コメディーフランセーズ前、アンドレ・マルロー広場の噴水
パレロワイヤル前のカフェ
10・パリ1区スクエアー・ルヴォアの噴水
アンドレ・マルロー広場歩からいてもすぐそこにある、リシュリュー通にある、スクエアー・ルヴォアの噴水です。
2区のスクエアー・ルヴォアの噴水
11・パリ17区モンソー公園
17区にあるモンソー公園にある池となっている噴水です。
モンソー公園は広大で、フランス革命で取り壊された、石像などがここに運ばれて設置されています。
中には、ショパンの銅像や、モーパッサンの銅像もあります。
17区モンソー公園の池
まるでローマの遺跡を想像させます。
モンソー公園の池
モンソー公園までいけば、セルヌッチ美術館も見に行きたいですね。
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12・パリ9区サンジョルジュ広場
サンラザール駅から北へ行ったところに、ロマン派美術館があり、ロマン派の作家や音楽家がいた場所がこの辺りです。
パリにもカーニバルがあったころは、このサンジョルジュ広場繰り広げられました。
この広場にあるのがガヴァリニ像の泉の噴水です。
ガヴァリニ像の噴水
ガヴァリニ像の噴水
まとめ
サンミシェルの噴水他13の噴水広場をご紹介しました。
大きな広場にある噴水もいいですが、公園内の噴水も彫刻が綺麗です。
サンミシェルの噴水広場とリュクサンブール公園は特に観光地となっています。
ガヴァリニ像の噴水広場は、パリのカーニバルのメッカでした。
噴水とカフェの組み合わせはなんとも魅力ですね。
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