パリ観光で外したくない6区、リュクサンブール公園の中に、リュクサンブール美術館があります。
小ぶりな美術館で、テーマ性に富んだプログラムがある文化スポットです。
常設コレクションはなく、テーマで焦点を当てたエクスポを定期的に開催しています。
開催中は休館日がないので、パリ旅行中にも便利な美術館です。
リュクサンブール美術館(パリ6区)
リュクサンブール美術館(パリ6区)は、リュクサンブール公園の北側にあります。
リュクサンブール美術館への行き方
住所はVaugirard通りにあり、公園をなぞって歩いていくとあります。
RER B線の「リュクサンブール」駅か、または地下鉄4号線の「サン・シュルピス」からでも行けます。
リュクサンブール美術館の歴史
現在のリュクサンブール美術館は、フランスとパリの文化的な発展にほぼ二世紀にわたって貢献してきた美術館です。
1750年以降、リュクサンブール美術館は公開された最初の古代美術館だったからです。
1815年のウィーン会議とナポレオン軍による略奪された芸術作品のフランス返還後、国が自らの美術館を豊かにするために傑作品を生み出すことを、諸外国に示すことが求められました。
1818年には、ルイ18世が宮殿に、フランスの芸術的制作を刺激することを意図した現代の芸術家に捧げられた美術館の創設を承認しました。
1879年には、上院が宮殿全体を拡張し、オランジェリーの改修と、新しい翼(現在のルクセンブルク美術館)の建設をし、美術館のコレクションを一時的に移動させるために使用したのです。
段々とヨーロッパ中から人々が訪れ、ルーベンスによるマリー・ド・メディシスの生涯を描いたサイクルや、イタリア、フランドル、レオナルド・ダ・ヴィンチや、レンブラントといった巨匠の作品などの王室のコレクションが、またダヴィッド、アングル、ドラクロワといった画家の作品が展示されていました。
1937年国立近現代美術館が建設されると、リュクサンブール美術館は閉鎖され、40年以上にわたり閉鎖されたままでした。
そのコレクションを受け入れた国立現代美術館は、1947年にトーキョー宮殿で、1977年にポンピドゥーセンターに移転するまでの間、展示を続けました。
1979年から再び展覧会を開催するようになり、美術館はその歴史に戻りました。
2000年以降、2000年元老院が再びリュクサンブール美術館の管理を行うこととなったのです。
それから、2012年に改修工事が行われ、今の建物になっています。
リュクサンブール美術館内
小ぶりの建物で、1時間もかからないで見学鑑賞ができます。
正面玄関から入っていくと受付があります。
サロンドテのマドモアゼルアンジェリーナ
リュクサンブール美術館には、サロンドテのマドモアゼル・アンジェリーナがあります。
プティ・デジュネから、ランチ、午後のティータイムがあります。
2024年1月まで、ピカソ展がありました。
ピカソのキュ―ビスムにちなんで、アンジェリーナでも、キュビスムの創作パティスリーがあったのです。
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まとめ
リュクサンブール公園にあるリュクサンブール美術館をご紹介しました。
去年からピカソ展は展示されており、ポンピドーセンターでも、リュクサンブール美術館でも並行して、テーマを変えての展示となっていました。
リュクサンブール美術館詳細情報
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