パリの流行りのパティスリー店、有名パティシエから地元のパティシエのお店までご紹介します。
トップパティシエは番組の名前で、番組で勝ち抜いた優勝者につく名前です。
それと、パリにはトップパティシエと言われる、技術的に裏付けがある人気パティシエがおり、賞を獲得して行列ができているお店です。
【2023年】その他マレに新しくお店もできています。
ギャラリーラファイエットで、店舗入れ替え(ヤン・クヴラーYann Couvreur)もお知らせします。
レエソンシエル追加しました。
パリのトップシェフとパティスリー店12選
これまでのトップパティシエといわれるパティシエさんの多くは、ピエール・エルメさんのブリガードで働いていたシェフです。
というのもフランスのパティスリーの頂点にいるのが、マカロンの完成度を上げたピエール・エルメさんに変わりはないです。
ですので、ピエール・エルメさんのブリガードで働いていたシェフはやはり知名度も高いです。
しかし、パラスホテルや、ミシュランの星つきレストランで頭角を現したパティシエさんもいます。
最近マレで人気のシュークリームで人気をあつめているお店もご紹介します。
セバスチャン・ゴダール
ヤン・クヴラー
シリル・リニャック
クリストフ・ミシャラク
ジル・マルシャル
ケヴィン・ラコット
クレール・ダモン
パン ドゥ シュークル
セドリック・グロレ
ル・シュー・フランセ
サダハル・アオキ
レソンシエル
セバスチャン・ゴダール
セバスチャン・ゴダール(Sébastien Gaudard)さんは、フォションでピエールエルメさんの下でスシェフとして頭角を出し、シェフパティシエになったという実力派で、2012年には、 ガイド・プドル(le guide Pudlo)で、最優秀パティシエに選ばれています。

ゴダールさんは、ムルト・エ・モゼル出身で、お父さんもパティシエ。モゼルで見習いを経験後、22歳で、軍役として、首相官邸でパティシエとして勤めます。
その後、ピエール・エルメさん率いるフォションで、コミとして勤め、セカンドパティシエとなり、弱冠26歳で、シェフパティシエとなりました。
その後、ボンマルシェの、デリカ・バーで、スナックとデザートのバーを作り、パティシエとして、塩味のプレートも監修していたのです。
功績が認められ、「petit prince」小さな貴公子、の異名をつけられます。
そして、2011年に「Sébastien Gaudard」1号店をオープンし、2015年にチュイルリー公園前の2号店のサロン・ドゥ・テをオープンしました。

フランスの伝統的なパティスリーの、モンブラン、レモンタルト、ミルフイユ、パリ・ブレストなどの伝統的なパティスリーがメインにあります。

パティスリーは大体、5,8ユーロからです。
伝統を守るパティシエさんです。
ヤン・クヴラー
ヤン・クヴラー(Yann Couvreur)さんは、名門校フェランディのパティシエ部門の卒業後、パリのヴァンドーム広場のハイヤットホテルで、ス・シェフとなました。
その後いくつかのパリのパラスホテルでシェフパティシエになったという実力派で、2015年には、 料理の人気番組、「トップシェフ」の審査員として、出演していました。
テレビ番組のトップシェフは、出演者がそのままミシュランの星をとるシェフも出している、出世番組で、そこで審査員をするのは実力の証拠です。

ヤン・クヴラーさんのパティシエ店の、パルモンティエ店です。
パリ・ブレストです。

この↓ババオラムの中にはストロベリーのジャムが底にあり、香りがよく、素材の使い方が上手いです。 【2023年ギャラリーラファイエットには店舗はありません】

ギャラリーラファイエット店は閉鎖になり、マレ地区の店舗が大きくなっています。
クヴラーさんは、パラスホテル系でオリジナルな、作って1分後に食べるパティスリーを出して人気をえ、頭角を現したパティシエです。
店舗数を拡大しています😊 パティスリーは大体、4,8,ユーロからです。
シリル・リニャック
シリル・リニャック(Cyril Lignac)さんは、アヴェロン県出身、ガストロノミーのフレンチ一つ星のレストランのタイトルを返上した、シェフ、パティシエです。
2002年には,ピエール・エルメさんのブリガードへ、次にアラン・デュカスさんのグラン・カスカード(星付きレストラン)のパティスリーのスシェフとなったという実力派です。
2010年から、 料理の人気番組、「トップシェフ」の審査員として、6年出演していました。
現在フランスで一番SNSのフォロワー数が多いシェフパティシエの一人です。

フェデルブ・シャリニーは、ミクロ・クリマ(micro climat)といわれて、バスチーユ広場からも近く、若者が集まるところです。 ここに、ショコラティエも含めて3店舗を構えています。
11区には、パティシエ店と、ショコラティエ店が隣にあります。レモンタルトは創業以来ずっと定番から外れていません。

パティスリーは大体、4,8ユーロからです。 10人の中で、1つのパティスリーの値段が一番低く抑えられています。 値段も中では庶民的というのもありますし、人気があり、フォロワーが多いシェフパティシエです。
クリストフ・ミシャラク
クリストフ・ミシャラク(Christophe Michalak)さんは、パリから近い中世の町、サンリスの出身で、フォション、ピエール・エルメさんのもとで、更にラデゥレで、その後はプラザ・アテネホテルでシェフパティシエとなった実力派です。
そして、2005年には世界パティシエココンテスト(クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー)で優勝しました。
2014年から、 パティシエと料理の人気番組、「シェフの肌で」という番組の司会者を勤めました。


パティスリーは大体、7ユーロ~です。
クリストフ・ミシャラクさんは、パティスリーの学校でレッスンも行っていますし、フレンチパティスリーの前進に大きく貢献している存在です。
その割には、気取っていないのが人気の秘訣ですね。
ジル・マルシャル
ジル・マルシャル(Gilles Marchal)さんは、プラザアテネ、ブリストフでシェフパティシエとなり、メゾン・ショコラのクリエーション部門のディレクターとなった実力派です。
その後、ジル・マルシャルのパティシエ店をモンマルトルの丘の麓にオープンしました。
またギャラリーラファイエットのキャビア店にも、ジル・マルシャルのデザートが置かれています。

デザートのウインドーケース、

パティスリーは大体、5,8ユーロ~です。
ジル・マルシャルさんのデザートは、全てギャラリーラファイエットで食べました。
ジル・マルシャルさんの18区ブティックは、モンマルトルの丘の麓という、弱冠立地が悪いですが、その分ギャラリーラファイエット内のケーキコーナーでカフェスタイルで食べられるのはナイスです。
ケヴィン・ラコット(KLパティスリー)
ケヴィン・ラコット(Kevin Lacote)さんは、レストランのアンブロワズィ(l’Ambroisie)を経、ブローニュのグラン・カスカードでパティシエのシェフ、ドバイではヤニック・アレノのもと、ワン・オンリー・パルムでチーフエグゼクティフのシェフとなった実力派です。
2016年には、パリ17区のワグラムで、パティスリー店をオープンしました。
こちらのパティスリー店には、サロンドテがあり、名物パティスリーは、注文後に作るミルフィーユです。

グランクリュのチョコレートのエクレア、

パティスリーは大体、6ユーロ~です🎶
ケヴィン・ラコットシェフについては、こちらのインタビュー記事をご参照ください。
クレール・ダモン
女性シェフのクレール・ダモンさんは、ピエール・エルメさんのブリガードで働き、最初のパティシエ店を2007年にオープンしたので、もうオープン以来14年で、ずっとトップパティシエシェフの位置をキープできている珍しいシェフです。
トップパティシエの位置をキープできているには秘密があります。
パン ドゥ シュークル
パン ドゥ シュークルにはオーナーが二人、その一人が女性です。 同じ女性シェフのクレール・ダモンさんとは別にその独自路線で、トップパティシエ店をキープしています。
パティスリーだけではなく、サレといってお惣菜店も一緒に出し、人気をキープしています。
ル・シュー・フランセ(Le chou français)【2023年】
ル・シュー・フランセ(Le chou français )はマレ地区にある、シュークリーム専門店で、シェフは、フロリアン・ファイ(Florian Fahy) さん。
マレ地区にできて、かれこれ3年にもなる、クロッカンなシュークリームのみを出して専門店です。
ここのシュークリームの特徴は、シェフ自身が、小麦粉を精製しているので、ちょっと違います。

クロッカンな、シュークリームは上部に固さがある、シュークリームで、小麦粉を独自に挽いているので、味がふくよかです。


色々買ってきました。

1つ2,6ユーロから。テラス席あります。
サダハル・アオキ
サダハル・アオキさんのパティスリー店は6区にあります。 ショーケースの色どりが綺麗です。

アオキさんのパティシスリーは、なんといってもお抹茶系です。

ロールケーキ、バンブーなど。

季節により、ケーキが変わります。

店内の右手の棚には、抹茶ショコラ、ほうじ茶チョコレート、ケークなど。

店舗数を拡大しています😊 パティスリーは大体、5.5,ユーロ~です。
レソンシエル【2023年】
「L'Essentiel」はチェーン店でパリは6軒にもなり(もっと増えているかもしれません)、パンがメインでしたが、最近はパティスリーが充実しています。
左の赤のラズベリータルト、イチジクのタルト

奥の柑橘類のタルトと、トロペジエンヌ

トロペジエンヌが美味しそうで、トロペジエンヌにしました。

トロペジエンヌは命名が面白いケーキです。
このトロペジエンヌは、ムスリーヌクリームで、少しアルコールが入っています。かなり美味しかったです。
それと柑橘類のタルトとあり、オレンジとグレープフルーツのタルトです。

1人用タルトのは5ユーロで、コスパがいいです。
番外編・セドリック・グロレがすごい理由
今世界1のパティシエと言われいる、セドリック・グロレさんがいます。
どう、世界1のパティシエなのかは、パティスリーのみのシェフでインスタのフォロワーがなんと240万人、2023年には800万人ともなったシェフなのです。
グロレさんのパティスリーは本物のフルーツにようにしか見えなく、世に席巻しました。しかしそれまでの哲学がすごい人です。並大抵なことをしなかったから、今の地位へとなったんです。