オペラ座はパリのど真ん中にあり、その周辺にはレストランが沢山あります。
有名デパートの「ギャラリーラファイエット」や「プランタン」があり、これらデパートには有名シェフの料理が安く食べられるお店や、カウンター形式のレストランがあります。
全て実際に私が行って美味しいと思ったところをご紹介します。
【2023】1軒追加しました。
パリのオペラ座周辺おすすめレストラン【2023年】
オペラ座からルーヴル美術館に行くまであるイタリアンからご紹介します。
1.イル・フィコ
ルーブル美術館から北側の、イタリア料理のイル・フィコです。
イルフィコ
シェフはイタリアン人シェフ、ニコル・ピズさん。イタリア料理でも、サルデーニャの料理の専門店です。
アントレはボユームがあります。
【ブファラチーズ&薄切りの豚の頭のハム】
珍しいブファラチーズと、薄切りの豚の頭のハムをかるくあぶってあります。
アントレは1皿を2人でシェアできる分量です。
メインのパスタです。
【ジロルキノコのパスタ、夏トリュフのパスタ】
パスタは具材がいくつかあり、夏トリュフがおすすめです。トリュフは香りがしてきます。
デザートは、いちじくのタルトにしました。
【いちじくのタルト】
一品が素朴に見えて、素材の味がでています。
イル・フィコは、ガイドブックパリのレストランと街角巡り: おすすめビストロとカフェ60選でも紹介しています。
併せてご覧ください。
パリのオペラ座周辺おすすめレストラン13店【2021年】
【プランタンのグルメ街7階と8階】
オペラ座から歩いてすぐ隣に、プランタンデパートがあります。2017年にできた、グルメ街【Printemps du goût 味のプランタンデパート 】です(^^♪
このグルメ街には有名シェフのレストランが入っています。
プランタン、ティエリー・マルクス(7階)
ティエリー・マルクスさんといえば、「お箸」の使い方がとても上手い有名な二つ星のレストランも維持しているシェフですね。
マンダラン・オリエンタル・パリ(Mandarin Oriental Paris)のホテルの料理長で、合気道や柔道にも通じている方です。その他に、マルクスさんご自身の、パン屋さんや他のレストランも経営されています。
また、マルクスさんは今後の食糧事情を考えて、将来の地球でものを消費しないコンセプトで、料理を作っています。いわゆる社会派シェフですね(^^♪
ジャムにしても、デザートにしても、素材がもっている力を使って、砂糖を極力少なく使う料理を展開しています。
化学学者との共同で、学校で授業も行っています。
そんな社会派のマルクスさんだからこそ、ペリゴールのフォアグラの生産家【ドゥベルネさん(Maison Dubernet)】とタイアップしたのが、こちらの7階のレストランです。
【Printemps du goût 味のプランタンデパート 】はコストを抑えた、簡易なつくりにして、いい素材のものを安くだしています。
食事は、メニューになっているものから選ぶか、陳列ケースから好きなものを選びます。
注文したものは、席に運んでくれます。
8階には、4人の有名シェフのレストランがあります。まずは、パティシエのクリストフ・ミシャラクさん、お肉のアクラメさん、パンのシェリエさん、チーズのデゥボアさんです。
プランタン、クリストフ・ミシャラク(8階)
クリストフ・ミシャラクさんは、パリのマレ地区他にご自分のブランド【M】のパティスリー店を出しています。
店内は明るく、窓越しにテーブルがあり、選んだケーキをその場で食べられます。
陳列ケースには20種類くらいのケーキがあります。
クリストフ・ミシャラクさんの次は、アクラメさんです。
アクラメ(8階)
アクラメさんは、パリの16区に二つ星のレストランをもつ有名シェフです。
こちらのグルメ街では、肉と魚をメインにレストランを出しています。冷蔵庫にお肉が陳列されています。
アクラメさんのレストランは、外のテラスもあります。
テラスでシャンパンを注文しました。
エッフェル塔もオペラ座もみえる、ロケーションはばっちりです(^^♪
値段はお肉が24ユーロくらいからです。
また、テラスでは。お肉(Viandes)とお魚(Poissons)が別のレストランになっていますので。席を選ぶときにどちらが良いか伝えると案内してくれます。
プランタン、ロラン・デゥボア(8階)
チーズ店といえば、このデゥボアさんですね。2000年にすでに、フランスのチーズ最優秀賞に輝いたチーズ職人の方です。パリ市内にも店舗を構えています。
こちらのグルメ街では、チーズやハムの盛り合わせ、クロックムッシュウーなどがあります。
値段は、サラダが16ユーロからと、チーズの盛り合わせが20ユーロからとなっています。
ゴントラン・シェリエ(8階)
シェリエさんのパン屋さんも有名ですね。すでに東京店も含め世界中に30店舗を展開している、インターナショナルなパン屋さんです。
こちらのグルメ街では、ライ麦のみそのパンなど、イカ墨のパンや、抹茶クロワッサンなどもだしています。
使っている味噌は赤味噌です。
確かにイカ墨の味がします。
管理人は、この抹茶クロワッサンと抹茶のパン・オ・ショコラが好きです。
7階では、有名シェフのパン、お肉、チーズ、ケーキがその場で楽しめてしまいますよ(^^♪
【ギャラリーラファイエット本館】
ギャラリーラファイエット、カスピア
ラファイエットとプランタンも、レストランに力を入れていますね。ふら~っと行って、構えないで食べれます。
ギャラリーラファイエットの本館の1階(日本語で2階)には、カスピア(Kaspia)という、キャビアを出している専門店があります。店内は明るく、買い物をして疲れたらすぐ座れて、軽食が食べられるのが魅力です。
ラファイエットの本館の内装がきれいですので、座って天井を見ながらの食事はなかなかおつです。
キャビア専門店ですので、キャビアを注文してみました。
予算も限りがありまして、一番小さなサイズにしました。
【ギャラリーラファイエットのグルメ館】
プランタンデパートのお隣のギャラリーラファイエットのグルメ館は、独立して本館の正面へ移動しました。
入って、お菓子コーナーを通っていくと、いくつかカウンターになっているレストランがあります。
ギャラリーラファイエット、メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ
一つ目がトリュフのレストランで、「メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ」です。
ここは本当にお手軽にトリュフがカウンターで食べられますので、イチオシです。一人でも全く気になりませんよ。
最新のレストランは、以下のリンクをご参照ください。
➡パリのレストランと街角巡り、アップデート版: パリ在住のグルメブロガーおすすめビストロとカフェ60選
ギャラリーラファイエット、シンコ・ホタス
二つ目は、生ハムの専門店のレストランの「シンコ・ホタス」です。
生ハム用の豚のももがぶらさげられて、陳列されています。
イベリコハムに、トマトのニンニク味のピューレと、ジャガイモのピューレ添えです。このトマトのニンニク味のピューレはなかなか美味しいです(^^♪
ブラッスリー・ガロパン(パリ証券取引所隣)
パリ2区にある老舗のブラッスリーです。
店内は古き良きパリを感じる空間です。
値段がそう安くもないので、来ているお客さんもご近所の常連さんや、地方から来る年配の方も多いです。
ブラッスリーですので、ランチとディナーの間もコーヒーやお茶を飲みに行けるのもこちらのブラッスリーの特徴です。
店内は装飾が綺麗です。
ランチに行き、アペリティフに、アルザスのクレモン(シャンパンではない発泡酒で、アルザス地方でつくられています)を注文しました。
カカオなどがおつまみに出ました。
メインは、カエルのももの揚げ物(^^♪
コースメニューもあります。ワインはグラス1杯から選べます。
ちなみにこのレストランは、「ウフマヨのコンテスト」の会場になりました。
www.franceinfos.xyz
カサ・コサ
こちらのカサ・コサは、イタリアレストランです。すごい人気です。
オフィス街にあるのと、ギャラリー・ラファイエットから近いこともあり、お昼はあっという間に満席です。
お昼のメニューもあり、ソースをドレにするかを選んで、メインのパスタに、スパゲッティにするか、ニョッキにするかで値段が違います。
この日は、ブラタのチーズとトマトのサラダを前菜に選びました。
魚介類のスパゲッティにしました。ボリューム満点で、味もコクがあって美味しいです。こちらは、セットメニューではなく、1品でお腹一杯です。
ボカ
店内の装飾が変わっていて、日本のかごを電球のカサにしています。奥さんか旦那さんが日本人なのかと思いましたが、奥さんがスペイン人で、旦那さんがフランス人です。
料理は、自然食を中心にしていますが、スペイン料理のタパスもあります(^^♪
メニューもありますが、アラカルトで注文をしました。
タラのバジリックソースかけ、ジャガイモのピューレ添えです。
キヌアのニンジン添えです。
飲み物は、ほうれん草とパセリのジュースも赤ワインは、スペイン産にしました。
来ている人は、健康食材の食事の内容を考える人がきている印象です。
ル・プティ・カルラ
ミャンファンのすぐ隣にある、カフェタイプのブラッスリーです。
お昼はかなり繁盛しており、12時空くに行かないと混んで席がありません。
ところ狭しと、お客さんが詰めて座っています。
メニューもありますが、アラカルトで、メインだけで13ユーロくらいです。
最後にデザートは、カフェグルモンにしました。
気取っていないのが良いのと、愛想がいいレストランです。
ルーメン
フレンチとイタリアンと和食材を融合させた料理で、ハイクラスなレストランです。
インテリアも綺麗に統一されていて、ゆっくりとした空間です。
まとめ
オペラ座周辺はレストランの競争が激しい激戦区で、ランチメニューも安く設定されています。
プランタンやギャラリーラファイエットのグルメ館には、レストランが店舗形式で複数入っています。
中には有名シェフのレストラン展開が進んでおり、本店と違い簡易な椅子とテーブルになっているため値段も安く食べられます。
最新のレストランは、こちらのガイドブックをご参照ください。
➡パリのレストランと街角巡りアップデート版: パリ在住のグルメブロガーおすすめビストロとカフェ60選