フランス料理でかならずと言っていいほどメニューにのっている「ウフマヨネーズ」があります。
ウフ・マヨとも言われていますが、一見すると変哲のない半分に切ったゆで卵の上にマヨネーズを飾った前菜です。
家で作って食べても、レストランで食べても、さほど差を感じないと思っている方も多いと思います。
ところが、このウフ・マヨのインターナショナルコンテストがあり、今年はその2回目で、優勝者のウフ・マヨはやはり趣向が特別でした。
一見すると変哲がないように見えますが、茹で方、またマヨネーズの作り方はアートなのですね。
ではそんな、優勝したレストランのウフ・マヨと、その素材についてご紹介します(^^♪
ウフマヨネーズのコンテストとは
ウフマヨネーズのコンテストとは、聞きなれないですが、今年で2回目を迎えました。
NPO法人の「ウフマヨネーズの保存 la Sauvegarde de l’Oeuf Mayonnaise」が主催しているコンテストです。
コンテストの会場は2区にあるガロパンというブラッスリーで行われ、10人のシェフがコンテストに参加しました。
ウフマヨネーズの選考基準は、
- 卵が大きいこと、
- 中まで煮えていて、それでいて溶け流れない、
- マヨネーズは、柔らかく、卵の全面に塗られていること、
- そして、パンと一緒に食べて美味しいこと、
これらが審査の基準です。
そして、この審査の基準をクリアして優勝に輝いたのが、ブイヨン・ピガールのシェフのクレモン・シカールさんのウフ・マヨでした(^^♪
ウフマヨネーズの優勝のブイヨン・ピガール
優勝したシェフは、パリの北側18区にあるピガールのレストランのシェフです。
ブイヨン・ピガール(ピガール周辺)
ブイヨン・ピガールのシェフは、クレモン・シカールさん(Clément Chicard)です。
ピガールにある店内はややレトロ調で、300席もあり、1階席と2階席があり、2階にはテラスもあります。
今のこレストランはすごい人気です。
値段がかなり安く抑えられいていて、古き良き時代のビストロの雰囲気です。
300席あっても、すぐに埋まってしまい、外の列で大体待ち時間が20分くらいです。
人気なのはやはり、値段と味と、ウフマヨの優勝のおかげです。
優勝したウフマヨネーズです。
マヨネーズが特別では粘りがあるわりには、味があっさりめです。
選考基準にありますように、確かに半熟でありながら、黄身が溶けない程度に固いのです。
マヨネーズが特別なので、メインはマヨネーズ付きのローストビーフにしました!
優勝のウフ・マヨを食べて、これは、他のカフェで食べるよりかなり美味しいです。それに約2ユーロというのも驚きの値段です。
せっかくいくなら、2階のテラス席がいいです。
また、ウフマヨのコンテストは、ブラッスリー・ガロパン(パリ証券取引所隣)という、パリ2区にある老舗の、パリ証券取引所の前にブラッスリーの、ガロパンで行われました。
では、まずウフマヨのレシピをみてみましょう(^^♪
マヨネーズのレシピ
通常のマヨネーズです。
【750グラム番組のマヨネーズのレシピ】です。
①常温にした卵黄2個をボールに入れて、割り泡立て器で泡立てる。
②西洋からしをスプーン1杯入れ、更に混ぜる。
③30㎖のビネガー、塩コショウを入れて更に混ぜる。
④最後にオリーブオイルを200㎖入れて更に混ぜる。
これで、出来上がりです。
順番は、最初にビネガー次にオイルにすると泡立ちます。
シカールさんが、マヨネーズにこのゼレスのヴィネガーを使っているのは、おじいさんが使っていたので、家の伝統ヴィネガーということです。
管理人は、フランスのマイユ(Maille)を使っています。
楽天でゼレスのバルサミコソースが見つかりませんでした。
ただ、スペインのシェリー酒をアペリティフでウフマヨネーズを食べると、味が近くなるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ウフマヨネーズコンテストの優勝者のウフマヨネーズをご紹介しました。
18区のピガールにあるので、こんな場所にあるレストランのウフ・マヨが優勝するのと驚かれるかもしれませんが、こちらのレストランには300席もあり、待たないと入店できないくらいの盛況ぶりです。
気取っていない料理で、低価格です。
お客さんが常時いて、回転がいいから低価格で出せる、また業者から安く品物が買えて、美味しいものが出せる構図となっていると感じます。
ピガール近辺には、なかなか行く機会もないかもしれませんが、この際観光もかねてお出かけください。
ボンナぺティ(^^♪
www.franceinfos.xyz
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