パリのデパート巡りもパリ観光中にはぜひともしておきたいものです。
リニューアルをしたサマリテーヌ、大改装がなくても老舗のボンマルシェ、ギャリーラファイエット、シャンゼリゼ通りのデパートも魅力的です。
🎄クリスマスイルミネーションもご覧ください。
パリのクリスマス・イルミネーション【2023】
サンジェルマンデプレからポンヌフ、ヴァンドーム広場までのイルミネーションが、ロマンチックシーンです。
パリのリニューアルした右岸リーヴ・ドロワットのデパート
最近リニューアルされたサマリテーヌは目立っています。
1.サマリテーヌ(la Samaritaineポンヌフ)
パリ1区、セーヌ川に面しているポンヌフ(新橋の意味)にあるデパートのラ・サマリテーヌは16年ぶりに再オープンとなりました。
このサマリテーヌを蘇えらせたのは、フランス1富豪のベルナール・アルノ―です。
インテリアもぐっとデラックスです。
ポンフフ店はセーヌ川のポンヌフ前にあります。
この最上階には、シュバル・ブランと言って、5つ星ホテルとガストロノミー(高級料)のレストランを併設しているデパートだからです。
サマリテーヌは、庶民的なデパートから、一挙に高級感が漂うようになりました。
サマリテーヌと言っていますが、フランス語では、
「la Samaritaine」ラ・サマリテンヌと言って、ラがつきます。
サマリテーヌ
改装の理由は老朽化で、現在の建築物管理基準を満たしていなめ、特に火事のリスクを1983年に指摘されていたのです。
1980年~2000年までは持ち主だった、 ジョルジュ・ルノー(Georges Renand)から、2001年には、筆頭株主がLVMHに変わり、リスク管理で全面クローズと踏み切ったのでした。
2005年の7月にLVMHは、当初18か月の工事期間と135Millions€(1億3500万ユーロ)、2020年には最オープンの予定が、工事費は750Millions€(7億5000万ユーロ(約990億円))と約5倍になっていたのです。
サマリテーヌ5階レストラン街
総工費だけの分、綺麗に蘇りましたね。
特徴は、セーヌ川のポンヌフ駅の前にあり、高級総合デパートで、レストラン街も充実しています。
サマリテーヌのポンヌフ側
セーヌ川が目の前に広がっています。
サマリテーヌのポンヌフ側
住所→2 Rue de la Monnaie, 75001 Paris
2.サマリテーヌ(la Samaritaineラ・サマリテンヌ)リヴォリ通りには3店
サマリテーヌは、リヴォリ通りにもあります。
外観がガラス張りのようで綺麗です。
サマリテーヌ(・リヴォリ通り
この2棟は別の建物です。
Rivoli通りにあり、ユニクロとサマリテーヌが一緒になっています。
サマリテーヌ・リヴォリ通り
サマリテーヌ・リヴォリ通り
こちらのリボリ通りのサマリテーヌには、インテリア関連品が多いです。
住所→67 Rue de Rivoli, 75001 Paris
3.ルイヴィトン(Louis Vuitton)
リニューアルのために、クリスチャンディオールのラッピングがされていました。
まるで、ビルのようですが、これは外壁ではなく、ラッピングなのです。
クリスチャンディオール
角にルイヴィトン、その隣にHSBCの銀行があり、そこにクリスチャンディオールのラッピングがずっとあったビルでした。
ルイ・ヴィトン
3年もの間クリスチャンディオールのラッピングに覆われていた、ルイヴィトンが生まれ変わりました。
ルイヴィトン
2つとも視覚にも綺麗ですよね。
パリのリーヴ・ゴーシュの老舗デパート
デパートで唯一リーヴ・ゴーシュにあるのが、ボンマルシェデパートです。
4.ボンマルシェ(Le Bon Marché Rive Gauche)
パリのデパートで一番シックなデパートといえば、6区のル・ボンマルシェですね。
ボンマルシェは、1838年に建設着工後、1869年に完成した、パリ第1号店のデパートです。
「アール・ヌーヴォー」スタイルのパリで一番古いデパートです。
改装も特にされていませんが、いつも老舗のラインを維持しています。
ボンマルシェ
客層もシックですし、少し高めですが、お客さんはきています。
1階入ったところにパティスリー(ケーキ)コーナーがあります。
そのまま奥に進むと、グランエピスリーと言って、南極の水とか売っています。
質に関しては定評があります。
ボンマルシェ
ボンマルシェ2階レストラン
食料品館のパティスリーコーナーからエレベーターで2階までいくとレストランがあります。
そう安くはないですが、美味しいです。
ボンマルシェ2階レストラン
住所→24 Rue de Sèvres, 75007 Paris
ボンマルシェの、海の幸の盛り合わせ、ポルトガルケーキのパティスリー店については、
ランチメニューで安く食べられるレストランを追加して42選となりました。
➡コスパ最強のランチ・一人で楽しむカフェとビストロ42選
キンドルKDPでご覧ください。
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パリのリーヴ・ドロワットの老舗デパート
プランタンデパートはパリの2号店のデパートです。
5.プランタンデパート(le Printemps)
プランタンデパートが、建設されたのは1865年で、ボンマルシェの次にできたデパートです。
プランタン
こちらも「アール・ヌーヴォー」スタイルです。
プランタン
1867年のパリで開催された国際博覧会で、階段が展示されたほどです。
当時の画期的なアート作品がほどされ、アール・ヌーヴォーの丸い屋根を囲んでいます。
プランタンデパートには、ステンドグラスの丸天井があるブラッスリーがあります。
プランタンのブラッスリーのステンドグラス
住所→60 boulevard Haussmann 75009 Paris
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6.ギャラリーラファイエット(les Galeries Lafayette)
ギャラリーラファイエットはプランタンデパートの隣にあり、老舗ながらも少しだけ新しいです。
外観はプランタンデパート程、アールノーヴォ―様式で目をひくわけではないのですが、中のインテリアは見応えありです。
ギャラリーラファイエット
本店はオスマン本館、見どころは何と言っても、ネオ・ビザンティン様式の美しいクポールです。
行ったら是非写真にも収めたたい場所です。オペラガル二エから歩いて直ぐに隣にあるので、一緒に廻れてしまうのも便利なところです。
ギャラリーラファイエット
ギャラリーラファイエットは、特にクリスマス時期には、クリスマスツリーで賑わいます。
その他に、キャビアの専門店もあります。
住所→40, Boulevard Haussmann, 75009 Paris
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7.ベーアシュヴェー(Le BHV Marais)
マレ地区にあるデパートです。その名前もベーアシュベーマレです。
パリ市庁舎前にある、パリの東側にある唯一のデパートです。
ベーアシュヴェー
デパートは小ぶりで、少し品そろえ面でいえば、ギャリーラファイエットやプランタンデパートよりは少ないですが、マレ地区にあるので、オシャレです。
ベーアシュヴェー
1階には、ショコラティエ店の「ラメゾンドショコラ」もあり、インテリア家具や小物も充実しています。
ベーアシュヴェー
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住所→52 rue de Rivoli, 75004 Paris
まとめ
こうしてみてみると、大手デパートは、パリのリーヴ・ドロワットの1~9区にあります。
つまり、10区までの古いパリに集中しています。
リニューアルしたサマリテーヌは一番綺麗な雰囲気もあり、暫くは集客力がありそうです。
それに、セーヌ川を前にして食事ができるというロケーションもここだけです。
個人的には、ギャラリーラファイエットやボンマルシェが好きで、行きやすいのもあって、カウンター席で一人で食べに行っています。
一人カウンター席は、本店と違いランチは安いし、待ち合わせをしないでいけるのはメリットですよね。
キンドル本もご覧ください。
パリのレストランと街角巡り: パリ在住のグルメブロガーおすすめビストロとカフェ60選
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