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パリに住むと生活費は1ヶ月いくらかかる?主要全項目を解説します!




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【2023年最新情報】 パリの1ヶ月の生活費をまとめました。

1ヶ月ホテルや間借りをして、どのくらいかかるかを、主要項目やお出かけ費用で書き出しています。

今年2023年に情報に見直しをしました。

パリの1ヶ月の生活費(合計)

パリにある公園

まずトータルで1人で1ヶ月いくらかかるか、間借りをした場合の最低ラインの生活費は、

家賃(間借り)500~600ユーロ(約6万5000円〜7万8000円)
食費(自炊)200ユーロ(約2万6000円)
お出かけと外食200ユーロ(約2万6000円)
交通費 30ユーロ(約4000円)
1人なら合計で800ユーロ(10万円)から1500ユーロ(13万円)


 

●ユーロ換算 1ユーロ130円で計算していますが、円安が進むと140円にもなります。 ただ、800ユーロというのは、部屋を知り合いから安くしてもらっているなど、ラッキーな場合です。


では、項目別にみていきましょう。

パリの1ヶ月の項目別生活費

一番大きい項目の家賃からです。

固定費/家賃(賃貸~間借り)

住まい情報サイト『Se loger(フランスでよく使われているサイトです)』で家賃を調べてみました。

地図・パリ20区

パリは全20区あり、17区の東~20区までがガラが良くないと言われています

相場は、パリ北東(17区の東~20区)が安い構図となっています。

パリの東18区29ユーロ平米(31ユーロ2023年)

パリど真ん中6区35ユーロ平米(38ユーロ2023年)

と、2019年コロナ前と比べても、2022年以降約1割くらい上がっています。 パリの左岸(セーヌ川の南)は全体的に高く、特に6区の家賃は高いですね。

反対に右岸の北東の18区がパリでも一番安い地区です。バルべス界隈ですので移民が多い地区です。

こちらの記事でパリの危険な場所を参照してください
パリ旅行で危険な場所は?ここは【ちょっと違う】と肌で感じよう

下記のサイトでは、住居先の郵便番号(都市の名前でも可)を入れると、家賃の相場がチェックできます。

ただ相場は、「区」や「都市」単位ですので、同じ区内でも、道を挟んだ向こう側の通りが高いというのがあります。

http://www.lacoteimmo.com/prix-de-l-immo/location/ile-de-france/paris.htm#/ 引用先:seloger lacoteimmo


また、間借りした場合の値段は、1部屋(10平米~)で500ユーロから1000ユーロ位が相場です。


 

間借りで良い物件を見つけるのはタイミングやご縁があります。 いい大家さんだと、物件がよく値段も安いというのがあります。

また、間借りでなく、アパートの賃貸なら、家賃の他に共益費や電気代がかります。

固定費/光熱費や共益費

間借り以外のアパートの賃貸ですと、家賃に付随する光熱費は自己負担です。

各賃貸契約にもよりますが、

  • 電気
  • ガス
  • 水道

が普通ですが、現在ガスは危険と考え、ガスを引いていない建物もあります。

ガスは爆発事故があったりしますので、多少は高くても電気に変えている建物も多いです。

相場は部屋の大きさにもよりますが、電気、ガス、お湯(水道代は共益費に入っている場合が多いです)で、1ヶ月150ユーロが相場です。 光熱費に関しては2022年に上がりました。

固定費/食費

食費は、自炊するとかなり安くできる項目です。スーパーマーケットには

  • モノプリ
  • フランプリ
  • カルフール
  • オシャン
  • ピカール

などがあります。

これらのスーパーの中で、モノプリが高いイメージがありますが、それはイメージだけです。

最初に住み始めて、いくつかのスーパーで少しずつ買って値段を比べてみることをお薦めします。

食料品の値段の一例です。

* お米(1キロ)2.5ユーロ(どこのスーパーでも売っています)
* 卵(6つ)1.9ユーロ(品物により倍するものもあり)
* 牛乳(1リットル1ユーロ(細長のプラスチックの容器入れは高い)
* 肉(豚1キロ)9ユーロ (鶏肉は豚肉の約倍です)
* 人参(1キロ)1.5ユーロ (野菜の冷凍品は安いです)(2022年に野菜は約倍になり、キロ4ユーロとなっています)
* 水(1リットル)0.5ユーロ


生野菜や果物は、2022年には色々な理由で高くなりました。

また、出来合いのデリカは高いです。

私は、食料品は買い物はほとんどモノプリでします。モノプリでカードを作ると、同じ商品を2個買うと、2個目が半額や7割引きとなっている商品があります。

そのような割引を利用すると食費は1ヶ月に200ユーロ位で済みます。割引が使えるモノプリのカードについては、こちらの記事を参照して下さい。↓

パリのスーパーのモノプリで買えるもの!お土産で何がお得? - パリジャーナル

パリのオペラ座近所に和食材の京子があります。食品ではセールがありますので、2割引きで買える時があります。

KIOKO(京子食品)
住所 46 rue des Petits Champs75002 Paris
最寄り駅 : Pyramides 駅(7号線と14号線)

京子食品では、インターネット注文の割引もあります。45ユーロ以上で無料で配達もあります。♪

 

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固定費/インターネットと携帯電話

インターネットのプロバイダーは

  • フリー
  • SFR
  • オランジュ

などが、大手の会社です。

最初の開設時に店頭で契約をすると、初年が割引になっているサービスがありますので、いろいろ比較して見るのが良いです。

月額30ユーロで、

  • フランスと日本へ固定電話(かけ放題)
  • インターネットの高速回線
  • テレビ50チャンネル他

など、各社でプランがでています。 ただ、私も色々使いましたが、接続は良くないのです。

それでも日本とはネットでスカイプやインスタで話せ、携帯電話はプランになくても大丈夫です。

電話機本体は、オランジュSFRなどの店頭でも買えます。

固定費/交通費


パリ市の公共交通機関には

  • バス
  • 地下鉄
  • RER(パリ郊外を結んだ電車)
  • 路面電車

があります。

 パリ市内及び近郊の路線地図

1ヶ月のパスで月額約73ユーロです。このパスがあると、パリ市内は乗り放題です。

定期ではなく、回数券なら、1枚約1,9ユーロです。 2022年までは10枚で16.9ユーロでした。

RATP(地下鉄とRER)のサイトではアプリのダウンロードもできます(日本語で説明しています)↓


引用先 : RATP パリ市内及び近郊の観光

 

半固定費/外食

フランスでは外食は割高です。 デリカでも高く、スーパーで300円でお弁当などがありません。

サンドイッチ5ユーロ~
パリのオペラ街の和食のお弁当9ユーロ~
中華のテイクアウト9ユーロ~
カフェのコーヒー2ユーロ~
ランチならカフェで(アントレーメインーデザート)安ければ18ユーロでもあります。


 

www.franceinfos.xyz

半固定費美容院

女性のカット代は通常で35ユーロ位ですが、27ユーロ位からで行っている美容院もあります。

 

お出かけ費/美術館・オペラ

美術館は毎月第1日曜日は無料(常設展のみ)です。

ルーブル美術館 17ユーロ : https://www.louvre.fr/horaires-tarifs-acces/tarifs#tabs

オルセー美術館 16 ユーロ : http://www.musee-orsay.fr/uploads/tx_kleeadmin/Japonais2016.pdf

また、オペラも最上階(桟敷席で見えない)のチケットは買えます。 ネットで予約できますし、気軽に行ってみてはどうでしょうか?

オペラ 14ユーロから  : https://www.operadeparis.fr/  美術館が毎月1回は無料ですが、無料の開放日は違います。 行く前にチェックしてください。  

生活費を安くする100円ショップ

ダイソーのような100均もあります。

ダイソーのような100円ショップ

朝市に100円ショップがある場合があります。100円ショップのスタンドは大体中国系の人がお店を出しています。

  • 電池
  • ざる
  • ポストイット
  • 台所用品
  • シャンプー

モノプリなどのスーパーは台所用品や文房具がとても高いですので、『朝市』がお薦めです。

リオン駅の構内の中にも、シャンプーなどの日常品が安く売っていまし、シーツなどは、アラブ系の人が経営しているのは安いです。

プランタンなどでは、シーツは100ユーロくらい、モノプリで60ユーロくらい、でもアラブ系なら、20ユーロくらいです。 デザインに凄くこだわらなければ、綺麗な色もあります。

 

パリ1ヶ月滞在・最低いくらかかるのか・生活費まとめ

パリの1ヶ月の生活費、間借りをした場合の1ヶ月の生活費は、

家賃(間借り)500~600ユーロ(約6万5000円〜7万8000円)
食費(自炊)200ユーロ(約2万6000円)
お出かけと外食200ユーロ(約2万6000円)
交通費 30ユーロ(約4000円)
1人なら合計で800ユーロ(10万円)から1500ユーロ(13万円) でしたが、円安で140円として14万円が最低ラインです。

間借りが無理ならら、ストゥディオを探すのですが、物件が不足していて、需要が供給を上回り、安くはならず、コロナでも高くなり、生活費は14万円は最低です。

日用品は100円ショップで買い物をするなど、スーパーの3分の1くらいでも買えますので、こまめにチェックできたらいいです。

20ユーロ以下で食べられるランチ、ビストロで食べられるパティスリーは、こちらの↓キンドル本でご覧ください。

【コスパ最強】パリの安いランチとプティ・デジュネ: 一人で楽しむビストロとカフェ34選

その他に、語学学校の学費は、アリアンスフランセーズなど名門校は高いです。しかし、家賃の安い区にある語学学校は、授業料が安い設定です。 比較して選んで行ってください。

パリ留学ならCEBPの語学学校がおすすめ!プログラムの選び方詳しく解説

こちらのCEBPなら、パリでも安い設定の学校です。 長期になる方が料金が割安になります。

以上ご参考になれば幸いです。

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