パリの観光中に、モノプリでショッピングするのに、食料品を中心に、その他化粧品・雑貨など、手軽なお値段のものをお伝えします。
モノプリカードがあると、割引価格で買えたり、後でキャッシュバックがあります。
【2023年】トムチーズ追加しました。
コロナや色々な状況で値段も上がっていますが、
ご参考にしてください。
パリのモノプリで買えるオススメ商品
モノプリも各お店で取り揃えが違っています。
パリではオペラ座があるオペラ通り、15区のモトピケにあるモノプリは大きいです。
食料品のバターやチーズからご紹介します。
モノプリの食料品
ル・ガールのバター
「ル・ガール」はブルターニュを代表する、バターを作っているメーカーです。(日本では発酵バターと書かれていますが、フランスではそうは言いません)
ラベルに「CRU」と書かれている、生バターが美味しいです。
Cruでなくとも日本では、発酵バターと書いています。
ル・ガール(le Gall)の生バター(Grand Crue) 250 グラム 3,5ユーロ
今年2022年はこの辺の有名バターは3,5ユーロくらいです。
バター: ノワールムチエのフルール・ド・セル(塩の花)入り
バターには二つのタイプがあります。
がありますが、日本の雪印バターの塩加減なら、有塩の半塩タイプ(Demi-Sel)です。
このグラン・フロマージュ社のバターには〚ノワールムチエのフルール・ド・セル(塩の花)が入っています(Beurre aux cristaux de sel et mer de Noirmoutier)〛 。
ノワールムチエは大西洋のブルターニュ地方にある大陸からすぐ隣の離島です。塩の名産地で、このバターの塩は〚ノワールムチエ島の塩〛がクリスタルの粒入りです。
バターを切ると、塩がクリスタルになっているのが見えて、食べると口の中で程よい塩の味とふっくらとしたバターが口の中で広がり、パンと食べてもその味わいが長く続くのがこのバターの特徴でしょう。お薦め度強です。
250グラム 3,80ユーロ
こちらは、上のル・ガルよりも30セントくらい高いです。
老舗パン屋ポワラーヌのパン
「パリの老舗パン屋ポワラーヌ」のパンもモノプリで売っています。
ライ麦パンや、レーズン入りパンがあります。
パン屋ポワラーヌのレーズンパン 600 グラム 4,69ユーロ
2022年にポワラーヌは、更生法の適用となりました。
でもお店では置いています。
パン屋ポワラーヌのレーズンパン 600 グラム 4,69ユーロ(Poilane Pavé de Seigle aux Raisins 600g)
ライ麦パンもありますが、こちらのレーズンパンの方ががっちりしていて私は好きです。
フルール・ド・セル: ノワールムチエのクリスタルの塩
先ほどのこのグラン・フロマージュのバターに入っている、〚ノワールムチエ島の花の塩〛です。
125 グラム 3,99ユーロ
フランス料理にはフルール・ド・セルが頻繁に使われています。ステーキの上の飾りにしても綺麗に料理が映えます。
チーズ: フランスのバスク地方のオッソー・イラティ
羊のチーズでバスク地方の〚オッソー・イラティ OSSAU IRATY〛が特にお薦めです。
コンテのハードタイプのチーズより固くなく、羊と言っても臭いはきつくないですし、黒サクランボのジャムと一緒に食べるのがお薦めです。
180 グラム 3,79ユーロ
羊のチーズは、牛のチーズと違い、ボロボロしています。
逆にいうと、ねっとりとはならないのが特徴です。
タップナード: 緑オリーブのタップナード(アルベール・メネス)
アペリティフにはタップナードは定番ですね。
アルベール・メネスのシリーズから「タップナード」がでています。
100 グラム 5,59ユーロ
セラミ : 乾燥ソーセージのソシソン・セック
同じく〚モノプリのグルメ〛シリーズの乾燥ソーセージの〚ソシソン・セック〛です。
ソシソン・セック
このような乾燥タイプのソーセージをフランス語で、〚ソシソン・セック〛と言います。
原料は豚肉で、ミンチにして味付けをして腸詰にして乾燥させたものです。
モノプリグルメのソシソン・セックはは、生度が高いものは、開封後3日以内に食べることをお薦めします。
厚さは3ミリ位にカットして、直ぐにたべられないと、布巾につつんで風通しいい場所に置いておくのがいいです。
板チョコレート: フルール・ド・セル(塩の花)入り板チョコ
美味しい板チョコレートといえば、このリンツのフルール・ド・セル(塩の花)入りチョコレートです。
スーパーで買えるチョコとしては美味しいです。
チョコレート
塩の花が散りばめて入っているチョコレートで、少しビターな感じです。スイスのメーカーです。
note.com
練乳: キャラメルの練乳
モノプリグルメのキャメル入り練乳です。練乳といえば、イチゴにかけて食べますが、この練乳はキャラメルソースの練乳です。モノプリグルメ品ですので、甘すぎず、上品なのですね(^^♪
キャレメル練乳
乾燥キノコ: 乾燥セップ
セップは南フランスで採れる高級なキノコです。モリというキノコほど高級ではありませんが、リゾットなどに入れるととても味が引き立ちます。
バターで軽くソテーして、それから鶏肉をソテーして、リゾットにするととても美味しいですよ。
乾燥キノコ類はなにせ、軽いですのでお土産にはもってこいですね。
乾燥セップ
www.franceinfos.xyz
ビスケット: ビスキュイ・ローズ
シャンパーニュ地方の特産の伝統菓子のビスケットで、「ビスキュイ・ローズ」です。
色もピンクで華やかな印象があります。シャンパンを飲むときにお薦めのサクサクとした、ビスケットです。
日本で買うよりずっとお安いです。
ビスキュイ・ローズ
表面には、白い粉砂糖がふってあります。甘めを抑えた、噛み応えがあるビスケットです。
チーズ: トムのチーズ
ブランドものではないのですが、最近はまっているトムチーズです。
トムですので、サボアの地方のチーズで、常温でおいておくと美味しくなります。
280グラム 5,80ユーロ
直ぐにも食べられるのですが、数日テーブルの上に置いておけます。
切って直ぐ
1日位すると、中がとけてきて、味が変わってきます。
2日くらいたった状態
固めが好きであれば、おいておくこともないですが、チーズは必ずしも、冷蔵庫に置いておくこともないもので、少ししてからが美味しいです。
飲み物・シャンパン
シャンパン
ロゼのシャンパンです。「デゥヴォーDEVAUX」からでています。
ローズシャンパン
飲みやすいことと、「ビスキュイ・ローズ」にも合わせて、ローズです。
友達をおもてなしすると、気が利いていると思われるかもですね。
クリーム・石鹸・シャンプー
石鹸 : マルセイユの石鹸
マルセイユ石鹼
マルセイユの石鹸は四角いキューブのどかんとしたのをイメージしますが、これは牛乳石鹸みたいな細長のタイプです。
マルセイユの石鹸は庶民的なものですが、これは香がすごい上品なのです。
4つ入りで、値段も手ごろなので普段使いにもできます。
シャンプー : マルセイユのシャンプーとリンス
マルセイユのシャンプーとリンス
マルセイユからは、石鹸の他にシャンプーやトリートメントも出ています。
このタイプのは、カリテのバターといって、パサパサした髪に栄養をいきわたせたい乾燥した髪には効果的です。
保湿クリーム : モノプリ自社開発のビオシリーズ
モノプリでも陳列棚にビオ(オーガニック)製品がずらっと並んでビックリしていることはないでしょうか?
2019年から、どこのスーパーもビオ製品で売り上げを伸ばしてくのを感じます。
ビオ製品は値段が高いイメージがありますが、大きい企業から出て切るのは、値段が安くでています。
モノプリから出ているビオ製品には、「BIO」と書かれています。
モノプリのビオ製品クリーム
保湿クリームで、ねっとりとコクのあるカリテのバターが入っています。
モノプリのビオ製品のクリーム
カリテのバターといって、先ほどのマルセイユのトリートメントにも配合されている成分ですが、乾燥肌に適しています。
モノプリには、雑貨薬局もあります。とは言っても売られているのは薬ではなく、化粧品や石鹸などです。旅行中に、「ニキビがでたとか、かゆいとか」困った時のお役立ち品です。
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シャワージェル: ロジェ・カヴァイユ
ロジェ・カヴァイユのジェルソープ
ロジェ・カヴァイユはボデイケア商品を取り扱っている会社です。
この「ソワン・トワレット・アンティム・エクストラ・ドゥ」はカモミールを抽出液から作ったデリケートゾーン専用の液体ジェルソープです。
皮膚のバランスを崩すことなく、毎日使えます。かゆいとか、乾燥が気になるときにも、有効です。
100ml 200ml 500mlありますので、一番小さいのを滞在中に試すのも良いかと思います。
1回の使用量は、小さじスプーン1杯程度です。
スーパーでこの手の商品を買う時に、「気になる」方もいるかもしれませんが、フランスでは生理用のナプキンを買っても、茶色の紙袋に入れてくれませんし、レジの人も気にしていません。
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ボディ・マッサージオイル: ヴェレダのマッサージ・オイル
ヴェレダのマッサージオイル
ヴェレダの「カレンドラ マッサージオイル 」です。ヴェレダは、1921年の創業以来ずっと植物オイルを取り扱っていますが、お薦めは特にこのカレンドラのマッサージオイルです。
このマッサージオイルは、スーッと皮膚に浸透して、マッサージの後も皮膚に残らないのでベタベタしないのが特徴です。お肌がツルツルになっていくのを感じます。髪や爪の首のシワのマッサージにも使えます。
顔のブツブツに効くクリーム: アデルム のデルマ・リブール
旅行中にもストレスや何かの所為で顔にブツブツがでることもあるかと思います。
私も年に何回か顔に赤いブツブツが沢山でるときがあります。
アデルムのクリーム
Tゾーンだけなく、Uゾーンも出てくると気になってしまいます。ひどくならないうちに1週間くらい朝晩の2回塗っているとなくなりました。
このクリームはもともと、かかりつけ医に処方箋を書いてもらい購入しました。薬局でも、モノプリでも処方箋なしで、買えるクリームです。
こんなブツブツの他に、傷口の修復にも効くクリームですので1本あれば便利です。
フランスでは商品の値段はそれぞれのお店(薬局も含め)で違いますので(モノプリでは全国どこでも一緒です)、比較する時間があれば、比べて安い方で買えますね。
開いた毛穴を小さくするクリーム: ビオデルマのセビウム
一度開いた毛穴はなかなか小さくなりません。整形手術をすると治るのかもしれませんが、保証もないのが現状です。
毛穴を小さくするには、食事も大事でずっと長い時間がかかるのでしょうが、そんなとき、チョイ塗りで、毛穴が小さくなりスベスベになるクリームが、このビオデルムの、セビウムです。
ビオデルムのクリーム
このクリームも皮膚科の先生に薦められました。処方箋なしで購入したのですが、それが、塗ると毛穴がなくなります。
ただ、これを一度塗ると、永遠に毛穴が小さくなるということではないのですが、メイクするときや外出するときに、ファンデを塗る前に、ベースとしてぬると重宝します。
開いていた毛穴は小さくなり、「すべすべ」なお肌がゲットできます。さすが、皮膚科医と感心しました。
毛穴のお手入れに、高額の金額をだすなら、毎回このクリームを塗る方がいいと思いますよ。
ビオデルマからはふき取りローションもでていますが、これはお薦めです。
衣類・スカーフ
両面ストール
ことしのモデルで、両面の生地が違い、表は棉地のストライプ、片面はタオル地の感触のストールです。
ストール
これで29ユーロでした。
生地の感触がいいので、肌さわりもいいのと、リヴァーシブルで、どちらも楽しめるが気に入っています。
ストール
7月と1月には、モノプリでも夏や冬のバーゲンセールになります。
モノップとモノプリ
モノプリには、Monopモノップという看板もあります。
同じモノプリの系列です。
モノプリ
「MONOPEIX」の他に「MONOP’」があり、大体おなじものが売られています。
エコバッグ
2017年の春にフランスのスーパーで、ビニール袋が廃止されレジでビニール袋をタダで貰えなくなりました。
買い物に行く際に自分で買い物袋を持っていくようになったのですが、それからエコバッグが有料で売られるようになりました。
ガラがなん十種もあります。料金は1.5ユーロです。レジの隣に置いていますので、好きな柄を選べます(^^♪
モノプリバッグ
たたんで、横8センチ、 高さ13センチ の大きさになっています。幅が50センチ、高さが35センチです。
エコバッグ
これは、値段は2022年も1,5ユーロです。
会計(モノプリカード)でお得に買い物
モノプリでは「モノプリカード」を作ると、割引価格で買える商品があります。
モノプリカード
モノプリカードは決済機能がないカードで、支払い時にレジでカードを提示すると、割引対象品が割引価格になります。
作成はモノプリのカウンターで依頼すると、すぐ作ってくれます。
カード情報として、フランス国内の住所が必要です。フランスの住所がない場合は、お友達の住所でもいいのですが、お友達がすでに持っていれば借りて、レジで見せれば良いです。
割引対象品には、「ー50%」のように割引の目印の札が棚についています。
- 2個目が50%引き(REMISE IMMEDIATE -50% sur le 2ème article)
- 3個目が50%引き(REMISE IMMEDIATE -50% sur le 3ème article)
- 5%引き(REMISE IMMEDIATE -5%)
注意点は、〚REMISE IMMEDIATE〛(その場で割引)となっている商品であれば、レジで支払いの時に割引適用になります。
モノプリの割引き
同じ商品を2個買うと、2個目が50%引き
ただ割引(Remise)となっていても、即(Immediate)となっていなければ、もっているカードにポイントがたまり、当日の会計の際に割引の適用になりません。その貯まったポイントが後日使えます。旅行の時には当日の割引対象品( Remise immédiate)を選びましょう。
モノプリの割引き案内
割引商品の案内の店内にありますので、その週の割引商品をチェックしましょう。
割引率が高いのは、【シャンパン】、【化粧品】や【シャンプーやリンス】などです。毎日割引はありませんが、滞在中に時間があるときに覗いてチェックするとお得に買えます。
シャンパンは通常30ユーロ位ですが。2本目が50%引きになれば、それで15ユーロの節約になります。シャンパンは持ち帰りには重いですが、お土産には喜ばれますね。
カードがなくとも、値札に割引になっていると書かれていれば、割引価格で買えます。
注意・2022年に高くなったもの
燃料費の高騰でも、牛乳は1本1ユーロ、水も1,5リットルx6でも、2ユーロと、据え置きのものがあります。
その反面、洗顔のあと化粧水で使うコットンは、1,9ユーロにもなっています。
バターやチーズは勿論値上がりしましたが、果物、その他日常的必需品でシャンプーも値上がりしました。
全体的10%は上がっています。
注意・2023年に若干安くなったもの
良いニュースとしては、2023年9月末にフランスの統計機関のINSEEから発表があり、食料品の値段が下がったという統計がでたと。
品目は約30で、その平均で30サンチーム下がったとありました。
普段モノプリやフランプリでも買い物をしていますが、バターなどは夏の比べても1ユーロくらい下がったと感じています。
モノプリで買うなら、2つまとめて、2個目が50%引きというので買うのがオススメです。その他【賞味期限前】の割引コーナーがあります。
まとめ
パリのスーパー、モノプリで買える食料品のバターや、チョコレートや、シャンプーやスカーフなどの日常品をまとめました。
ちょっと高級なモノプリグルメがオススメで、その他アルベール・メネスの商品は、モノプリで買うと直営店よりも30セント位高いのですが、モノプリカードを使うことで割安になります。
食料品はこちら↓の記事もご参考にしてください。
www.franceinfos.xyz
www.franceinfos.xyz