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パリの街並の楽しみ方!美しいパリの散策コースとおすすめエリア




【パリのレストランと街角巡り・おすすめビストロとカフェ59選】 モンソー公園・ペレ―ルにトップシェフ出場者のシェフレストラン追加しました。


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パリの街並みは綺麗です。 その特徴としては、多くの美しい歴史的建造物が残されているからです。 川沿いの街並みも楽しめ、セーヌ川の川沿いには美しい景色が広がります。

またパリには、狭い路地や小さな広場が多くあり、そこには美しい建物やカフェ、レストランなどが点在しています。

カフェ文化というものがあり、カフェでコーヒーやお酒を飲んだり、読書をしたり、友人たちとおしゃべりを楽しんだりしています。

古いパリには石畳があり、美しい散策コースになっています。

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パリの街並みとパリの都市計画改造の歴史

そんな街並みのパリの地理的な特徴や歴史的背景を見てみましょう。

パリの地理的特徴と歴史的背景

パリはフランスの北部に位置し、真ん中の東西にセーヌ川が流れています。 セーヌ川沿いには、世界遺産のエッフェル塔、ノートルダム大聖堂、またルーブル美術館があります。

歴史的には、パリは古代ローマ人が築いた街で遺跡もいまだに残っています。

その後他国と戦争が絶えなく要塞都市としての起源であり、その跡が中世から現代に至るまで発達してあり、現在も政治や文化、芸術などの面でヨーロッパの中心地となっています。

パリの都市計画と街並みの特徴

パリの都市計画は、17世紀のルイ14世の治世にフランスの都市計画家ル・ノートルによって行われた改革が基礎となっています。

現在はパリは放射状の道路網を持つ都市として整備されたのは、19世紀のナポレオン3世の治世のオスマン知事による大改造が行われ、広い街路と整然とした街並みが特徴となりました。

パリの街並みの大改造の歴史

凱旋門

パリの現在の都市美観は、ナポレオン三世の時代にできました。   1840年位から、パリの人口が急激に増えたために、パリの都市整備を急務と考えたナポレオン三世が、オスマン知事(Georges-Eugène Haussmann)にパリの都市改造計画を推進させ、今の形状ができたのです。

オスマン知事は1850年代から約20年間、セーヌ県知事の役職にあり、その間に都市計画を進めたのでした。

道の整備では、狭い道路は取り壊わされ、アヴェニューと言われる大通り(オー、シャンゼリゼの大通りも)ができたのです。

西の凱旋門広場には凱旋門の周囲に道を作り、信号をつけずに通過できる「ロン・ポワン」を設置し、人口増加と共に交通渋滞の解消となりました。

衛生管理も急務となり下水道の整備もされたのです。

駅ができ地方とパリを結ぶ列車も走り、地方からもパリへ観光客がくるようになりました。

その他、緑のある公園を設置し、市民の憩いのヴァンセーヌの森やブーローニュの森ができました。

地図

パリの市内は20の区(arrondissement)に分かれ、それぞれが独自に発達して違う魅力があります。

パリの街並みと古いパリと新しいパリ

パリの街並みは古いパリと比較的新しいパリで構成されています。

パリ20区と古いパリとリーヴ・ドロワット

パリの中心を流れるセーヌ川の南側をリーヴ・ゴーシュ、北側をリーヴ・ドロワットといい、左岸のパリのリーヴ・ゴーシュは大学があり学術的、右岸エリアのリーヴ・ドロワットは商業地です。

地図

現在は20の行政区がありますが、オスマン知事の都市改造前は10区まででした。 1から10区が古いパリで、当初王家がセーヌ川のお城を築いており、それから王がマレ地区へと移動して周辺にお城が集中していたので古いパリとなっています。

古いパリとセーヌ川

パリの都市改造計画までは、今からは想像がしにくいですが、当時はシテ島は貧民窟だっと言われおり、都市計画で、下水道もでき、道路も整備され、今セーヌ川にある2つの島はパリの1等地です。

パリの中心の東西に流れるセーヌ川の真ん中に、西にシテ島と東にサンルイ島があります。

これは2つの島は「パリ発祥の地」と呼ばれ、まさしくセーヌ川の中州にあるパリの中心地です。

セーヌ川にかかる橋からの景色は、心を奪われるほどとも

セーヌ川

この2つの島には橋は約7本あります。

セーヌ川

また、ブキニストと言われる、古本やポスターを売っている露店があり、風物詩となっています。

ブキニスト

ノートルダム大聖堂は、シテ島にあります。

ノートルダム大聖堂

まだ、修復で痛ましいですね。

統合された新しいパリ

セーヌ川にある、シテ島とサンルイ島がパリの中心地ですが、11区から20区にある、新しく統合された区として、

北には、モンマルトルの丘、
東には、ヴァンセーヌの森、
南には、モンパルナス、
西にはブーローニュの森、
があります。

北に位置するモンマルトルは、独立した街で、新しく統合された区なので、18区になっていますが、古い街みです。 丘の上にある美しい町で、芸術家や作家、音楽家などの文化人たちが集まる場所としても有名です。

モンマルトルの丘には、白い大理石でできたサクレ・クール寺院や、かつて芸術家たちが住んでいたという歴史的な建物、風車などが点在しています。

また、モンマルトルには美術館や博物館、カフェやレストラン、ショップなども多いのです。

モンマルトルの丘の上からは、パリ市内を一望することができる美しい景色が広がっています。

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サクレクール寺院があるモンマルトルの丘は、エッフェル塔についで、パリでも大きな観光スポットとなっています。

東にある、ヴァンセーヌの森、

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リーヴ・ドロワットにある古いパッサージュ

ナポレオン1世の統治のころから商業施設としてパッサージュの建設が進みました。

屋根付きパッサージュといいアーケードが19世紀前半にこぞって、産業革命の技術革新で建設されてたのです。

パリの右岸エリアのリーヴ・ドロワットに集中しており、レトロ調の建物として残っており、パリの街並みの1つとして歴史的建造物に指定されているのです。

パリの30のパッサージュと裏道にあるカフェ巡り

キンドル本です。

パリの街並みの凱旋門やパリに出来たアヴニュ

パリの街並みの構成要素に凱旋門があります。

凱旋を行った凱旋門

凱旋門といえば、シャンゼリゼ通りにある「凱旋門」を思い出しますが、フランスには他にも凱旋門があるのです。

凱旋門は凱旋式を行った門で、戦勝勝利記念碑で、建設された門は、レピュブリック広場の近くのストラスブール・サンドニなどがあります。

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このような凱旋門を観ると、パリは軍事国家だったと感じるところです。

パリの凱旋門広場とシャンゼリゼ通り

エトワール広場はシャンゼリ通りの頂上にあり、広場の中央にある凱旋門から放射状に道が広がり、車がぐるっと周れます。

凱旋門

パリのエッフェル塔

エッフェル塔が完成したのは、1889年ですので、オスマン知事の退職後、パリ万博の前に建設されたパリの象徴的な名所となっています。

シャン・ド・マルス公園の北西にあり、キャトーズジュイエ(フランス革命記念日)の花火大会や、大規模な野外コンサートが、この公園で行われます。

エッフェル塔エッフェル塔

エッフェル塔はパリ観光客数では、ルーヴル美術館に次いで4位です。

パリのオペラ座ガルニエ宮

歌劇場のオペラ座ガルニエ宮もオスマン知事の都市計画の一つでした。

着工が1862年、それから完成まで約10数年もかかったり完成は、1875年と、知事が役職を離れてからの完成となったのでした。

ネオバロック様式のオペラ座の内部の天井にはシャガールの絵が描かれています。

パリ国立オペラの公演会場の一つで、バレエの演目が多いです。

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パリのデパートの第1号店ボンマルシェ

オスマン知事の都市計画が進み、それと並行してデパートも建設されました。 パリのデパートの第1号店のボン・マルシェができました。 ボンマルシェはアールデコ様式で

ボンマルシェ

次に2号店のプランタンデパートも建設されていくなど、駅ができ、デパートができ、首都と地方が結ばれる、また消費がされる構造ができました。

プランタン

プランタンデパートはアールヌヴォ―様式で、人目を引きます。 プランタンデパートの内部にある、ステンドグラスは特に綺麗で、ステンドグラスをみながら食事ができるレストランもあります。

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それと、パリの街並みの1つで、是非とも観ておきたい石畳がある場所をご紹介します。

パリの街並みと石畳み

パリの人気なスポットとして石畳があります。

旧市街のカルチェラタンには石畳が集中しています。

カルチェラタンと石畳

カルチェラタンといえば、大学の校舎が多く、パンテオン寺院やソルボンヌ大学にも石畳が多いです。

ソルボンヌ大学です。

ソルボンヌ大学

その他に、オデオン駅にある、ダントン像の前にあるパッサージュにも石畳が敷き詰められています。

パッサージュ

この6区のカルチェラタンとサンジェルマンデプレは、歴史を感じる場所です。

モンマルトルの丘の石畳

石畳が集中してある一つの場所に、モンマルトルの丘があります。 アルベスという駅から、階段でモンマルトルの丘の登っていくのですが、結構大変ですが、この雰囲気がたまりません。

モンマルトルの丘

この石畳は、パリの街並みの一部をなしており、とても綺麗で情緒があります。

シャンゼリゼ通りの石畳

オー、シャンゼリの歌にある、シャンゼリ通りも石畳でできています。 この道は交通量も多く、道にいると、「ごお~~」という音が聞こえます。

シャンゼリゼ通り

パリの街並みの楽しみ方と注意点

いくつか楽しみ方と注意点をお伝えできたらとおもいます。

パリの街歩きのコツと注意点

有料の美術館以外の風景として、公園や教会があります。長時間歩くことになると思いますが、地元の文化や風景を深く味わうことができます。

  • パリの街並みを上から眺める:エッフェル塔やサクレクール寺院の展望台からパリの街並みを眺めることができます。

  • パリの公園を散策する:パリには多くの公園があり、美しい花や緑が広がっています。特に有名なのが、ルクセンブール公園やテュイルリー庭園です。

  • パリのカフェで休憩する:パリには数多くのカフェがあり、街並みを眺めながらコーヒーやお菓子を楽しむことができます。

バスで観光する:バスからの眺めは徒歩とは違った雰囲気です。地下鉄と違い風景が観れるのはとてもいいのです。

  • パリの地下鉄を使う:パリには地下鉄が発達しており、便利な交通手段となっています。地下鉄を使うことで、観光スポットへのアクセスもよりスムーズになります。

地元の人に話しかける:パリには多くの観光客が訪れますが、地元の人々と交流することで、より深くパリの文化や生活に触れることができます。

以上が、パリの街並みを楽しみ方ですが、注意点もお伝えできたらと思います。

  • 地図を持ち歩く:あらかじめダウンロートしておくなり、スマホで地図確認しておくと、目的地に向かうのがスムーズです。途中の道や周辺の建物を見ることも楽しいものです。

  • 快適な靴を履く:街歩きには靴が重要です。長時間歩いたり、坂道を上ったり下ったりすることがあります。快適な靴を履くことで、足の疲れを軽減し、歩きやすくなります。

  • 安全を確認する:街歩き中は、周囲の安全に気を配る必要があります。特に夜間や人通りの少ない場所では、危険が潜んでいる場合があります。また、盗難や置き引きにも注意しましょう。

  • 芝生の上は歩かない:一部の公園では芝生の立ち入りは禁止されています。周囲の環境にも配慮しましょう。

パリのレストランと街角巡り: おすすめビストロとカフェ59選

カフェやレストランでの過ごし方

カフェやレストランでの過ごし方には、以下のようなことがあります。

  • ゆったりとした時間を楽しむ:パリでは、食事を急いで済ませることはあまり一般的ではありません。オフィスで働く人は別ですが、カフェやレストランでは、ゆっくりと食事や飲み物を楽しみ、くつろぐことができます。

  • メニューの読み方:パリのカフェやレストランでは、メニューがフランス語で書かれていることが多いです。英語が併記されている場合もありますが、基本的にはフランス語で注文することが望ましいです。メニューの読み方を事前に勉強しておくとスムーズに注文ができます。

  • チップの支払い:パリのレストランやカフェでは、サービス料が料金に含まれていますが、小額のチップを渡すのが一般的です。

キンドル本 パリのパラスホテルと5つ星ホテルの ティータイムとランチ10選(パラスホテルの楽しみ方とドレスコード)

  • 服装の選び方:パリのレストランやカフェは、比較的フォーマルな雰囲気があります。特に高級レストランでは、ドレスコードが厳しく、ジーンズやスニーカーなどのカジュアルな服装での入店が拒否される場合もあります。事前にレストランのドレスコードを確認し、適切な服装で訪れるようにしましょう。

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パリの街並みを楽しむためのまとめ

以上パリ観光を楽しむための、パリの街並みをご紹介しました。 今回ご紹介したパリの街並みはパリの一部です。

色々と廻りたい観光スポットがあるかと思いますが、街並みを歩くこと自体で、特に観光スポットに入らないでも、良い旅行になると思っています。

ご参考になることがあれば幸いです。

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