
パリの東部にあるヴァンセーヌの森の前にある、フランス国立移民史博物館をご紹介します。
フランスでは美術館、博物館等は毎月第一日曜日には無料拝観ができます。
10月の第1日曜日に、フランス国立移民史博物館に行ってきました。
国立移民史博物館は、パリで開催された植民地博覧会の建物の一つで、現在は博物館になっています。
地下には水族館もあり、白いワニなど珍しい動物もいます。
近所には、Le Swann「スワン」というレストランもあります。
フランス国立移民史博物館(パレ・デゥ・ラ・ポルト・ドレ)
フランス国立移民史博物館は、ヴァンセーヌの森の前にあります。
フランス国立移民史博物館の場所と行き方
地下鉄の8号線のポルト・ドレ駅から徒歩2分のところです。

いつもここに来ると不思議に感じることは、パリにこんなトロピカルと感じるところがあるんだなと。
まるで南仏に行った気分になるくらいです。
パレ・デゥ・ラ・ポルト・ドレ(Palais de la Porte Dorée)は、ポルト・ドレの宮殿という名前で、別名国立移民史博物館とも言われています。

フランス国立移民史博物館の歴史とインテリア
1931年の植民地の博覧会の際に18か月かけて建設されました。建築家がアルベルト・ラパルトです。

博物館の内部は、フレスコ画になっており、当時の植民地時代の様子が描かれています。

1階は、フレスコ画の部屋とカフェがあり、ここは普段も無料で入ることができます。

フランス国立移民史博物館のカフェテリア
1階にあるカフェは外の回廊にもあり、屋内で注文をして、回廊の席まで行けます。

屋内でも椅子席がありますが、屋外の方が気持ちがいいです。

フランス国立移民史博物館にある水族館
また、地下には水族館があり、白いワニなど珍しい動物が見られますよ。
博物館の2階には、歴史資料館がり、有料です。 水族館と博物館合わせて入場料は大人で10ユーロです。
水族館だけの入場の場合は安くなります。
博物館右側のフレスコ画の部屋です。↓
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正面にはヴァンセーヌの森が広がっています。

【パレ・デゥ・ラ・ポルト・ドレ】
住所 293 Avenue Daumesnil, 75012 Paris France
地下鉄8号線、駅ポルト・ドレ(Porte Dorée)
開館日は火曜日から金曜日は10時から17時30分
土曜日と日曜日は10時から19時
この国立移民史博物館の近所にある、レストランをご紹介します。
国立博物館周辺のレストラン「ル・スワン」

レストランはヴァンセーヌの森とパレ・デゥ・ラ・ポルト・ドレが歩いて5分のところにあります。
このスワンの特徴は、前菜からデザートまで、コーヒーと、ワインが半ボトルつきで43€と、とてもお得です。
レストランの内装も綺麗で、そしてサービスも丁寧なのです。

夏は、レストランの前にあるテラスでの食事はおすすめです。

メニューのコースの流れは、
- 食前酒(アペリティフ)
- 前菜(アントレ)
- メインディシュ
- チーズかデザート
- コーヒー
になっています。
このレストランではアラカルトもありますが、メニューの方が断然お得です。 食前酒には キール 、 発泡酒、 ジュース、
などがあります。
アペリティフには、タップナードがつきます。
前菜(アントレ)には、
フォアグラのポワレがオススメです。
下にはタマネギのソテーが敷かれています。

フォアグラのポワレ↓
その他にパテなどもおすすめです。

デザートには、

ミル・ファイユとりんごのタルトフィンにしました。
デザートにチーズもあります。
しかしチーズはカマンベールチーズの1種類ですので、メインの後にチーズかデザートが選べますが、お薦めはデザートです(^^♪
飲み物はワインなら赤か白の半ボトル、ミネラルウオーターから選べ、コーヒーつきです。

まとめ
フランス国立移民史博物館と周辺のレストランをご紹介しました。
ポルト・ドレの博物館のフレスコ画は綺麗ですし、1階はいつでも無料で、お茶だけでもoKです。
フレスコ画の部屋は1階に3部屋あり、それぞれの作風が違い、天井までフレスコ画が広がっていて、見事です。
ル・スワンのレストランは、定額でその中から選べば後で値段の驚きがないというのもいいです。
また、パリの動物園も、この博物館の前、すぐそこにあります。