パリにはエッフェル塔やルーブル美術館などの有名スポット以外にも、穴場なスポットがあります。
王道スポットではないので、混雑していないのもおすすめです。
コンシエルジュリーなどは、改築工事を終え、ハイテク装置を使って便利に見やすくなっています。
パリ旅行は2回目だという方も、王道スポットと併せて活用してください。
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- パリ観光の穴場16のスポット
- パリ穴場バスチーユ
- パリ穴場サン・ド二
- パリ穴場マレ地区
- パリ穴場ポルト・ドゥ・ドレ
- パリ穴場オペラ座周辺
- パリ穴場モンマルトルの丘
- パリ穴場のシテ島の旧王宮
- パリ穴場のシャルルドゴール広場凱旋門
- パリ穴場のサンジェルマンデプレのセーヴル門
- パリの観光穴場まとめ
パリ観光の穴場16のスポット
穴場スポットの、路地にあるスポットからご紹介します。
観光客にはあまり知られていない、地元人が知っている特別で魅力的な場所です。
パリ穴場バスチーユ
バスチーユ広場周辺の穴場スポットです。
1.クール・ダモワ(パリ11区)バスチーユ
バスチーユ広場にある路地の中庭になっているパッサージュです。

この中庭は、1780年にダモワさんによって設立され、かつてはサン・アントワーヌの堀の排水路やサン・アントワーヌ門の軍事的要塞の前面地域であった場所に建てられました。
中庭の中には古い工房、オフィス、商店、そして美術ギャラリーが立ち並ぶようになり、緑の中にある独特の雰囲気を与えています。
住所 La cour Damoye : 12, place de la Bastille 75011

クール・ダモワは、バスチーユ駅出口を出たカフェの間にあります。

クール・ダモアを通り抜けると、ドュヴァル通りです。
2.ロケット通り(パリ11区)バスチーユ
クール・ダモアの出口のドュヴァル通りを右手に進むと、ロケット通りにぶつかります。
その角にあるカフェです。

ロケット通りはバスチーユでも、ホットに人が集まる通りで、自ずと活気がある、エネルギーを感じる通りです。

住所 Rue de la Roquette, 75011 Paris
紺と茶色の2つカフェは、ドュヴァル通りとラペ通りの交差点にあります。
3.ラペ通り(パリ11区)バスチーユ
ロケット通りの交差点をそのまま進むと、(上の2つのカフェがある交差ポイント)ラペ通りです。

この通りも、ロケット通りと同じくらいに、色んな人種を感じる躍動感がある通りです。

ラペ通りの終点です。
住所 Rue de Lappe, 75011, Paris
この辺りが、バスチーユで一番エネルギーを感じるスポットでしょう。
パリ穴場サン・ド二
パリのサン・ドニ駅周辺の穴場スポットです。
4.サン・ドニの凱旋門(パリ10区)サン・ド二
サン・ドニの門は凱旋門(arc de triomphe)です。

この門は、ルイ14世の戦勝記念に1672年で建設されました。
高さ約25メートル、幅25メートルでほぼ正方形で、頂上には登れない門です。
住所 La Porte Saint-Denis. Rue de Saint-Denis, 75010 Paris
マップ
5.サンマルタンの凱旋門(パリ10区)サン・ド二
サンマルタンの門も凱旋門(arc de triomphe)です。

この門もサンドニ門と同じく、ルイ14世の戦勝記念に作られました。
建設は1674年、高さ18メートルとサン・ド二門より低い門です。
これら2つの門、サンドニと、サンマルタンの凱旋門は、地下鉄8号線のストラスブール・サンドニ(Strasbourg - Saint-Denis)にあります。
1つの駅で2つ問が見れます。
どちらも迫力があるので、エネルギーをもらえる感じなのが好きです。
住所 La Porte Saint-Martin. 18 Boulevard Saint Martin, 75010 Paris
マップ
•パリ18区の見どころ!モンマルトルの丘のサクレクール寺院とムラン・ルージュ - パリジャーナル
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•パリにある穴場の凱旋門(Arc de triomphe)はシャンゼリゼ通り以外にもあり? - パリジャーナル
パリ穴場マレ地区
マレ地区の穴場スポットです。マレには細いくねくねした道が多く、わかりずらいのですが、ガイドブックに載っていない面白いお店があり、パリ観光の宝庫です。
6.トンプル通り(パリ4区)マレ地区
マレ地区にあるトンプル(寺通り)の雰囲気は最高です。
特に大きなブテックがないトンプル通りは、南北に走る通りで、この辺りをぐるぐるしても飽きないです。
1号線のサンポール駅から、北へ行くと、この青の、香水や化粧品のブテックが、角にあります。

ところがこの6月に青のブテックは、白色に変わりました。

トンプル通りにはおしゃれな、味があるブテックが多く、道を通るだけで良い気分です。
住所 24,Rue du temple, 75004 Paris
ブテックはRue Sainte-Croix de la Bretonnerie(サン・クロワ・ドラ・ブルトヌリー通り)と交差しており、サン・クロワ・ドラ・ブルトヌリー通りも捨てがたい通りです。

7.傘通りのアルシーヴ通り(パリ4区)
マレ地区のトンプル(寺通り)と平行して、何北を走るアルシーヴ通りです。

アルシーヴ通りには、カラフルな傘がかかった青空地帯になってるので、ここで食べたいなと思うかと。

実際このアルシーヴ通りの傘の下にあるレストランは流行っています。
住所 16 Rue des Archives 75004 Paris
8.ロンバール通り(パリ4区)マレ地区
マレ地区のロンバール通りは東西に走る通りで、レストランやカフェが多いです。

ロンバール通りは、ジャズのカフェがあることでも知られています。

住所 Rue des Lombards, 75004, Paris
このマレ地区には、美術館の、ピカソ美術館とポンピドーセンターがあります。
•パリ・ポンピドゥーセンターへの行き方とレストランの様子詳しく解説 - パリジャーナル
•ピカソ国立美術館(パリ)への行き方は?サンポール駅~セヴィニエ通りから - パリジャーナル
8.ヴィクトル・ユゴーの館(パリ4区)マレ地区
ヴィクトル・ユゴーの館はマレ地区のヴォージュ広場にあります。

ヴィクトル・ユゴーは、フランスロマン主義の詩人・小説家で、 作品には「レ・ミゼラブル」や、「パリのせむし男」があります。

パリのノートルダム大聖堂の存命はビクトル・ユゴーによるところが大きいです。 荒廃しかけていたノートルダム大聖堂は、パリのせむし男で脚光を浴び、世界のノートルダム大聖堂になったのです。
小説家の力は偉大ですね。
パリ穴場ポルト・ドゥ・ドレ
ポルト・ドゥ・ドレ駅周辺の穴場スポットです。
9.フランス国立移民博物館(パリ12区)ポルトドドレ
パリの東にはヴァンセーヌの森の前にある、パレ・デゥ・ラ・ポルト・ドレ(Palais de la Porte Dorée)で、ポルト・ドレの宮殿とも言われている、国立移民史博物館です。

建築家がアルベルト・ラパルトです。
この博物館の内部は一見の価値があり、外せないフレスコ画がいくつかあり、1階はフレスコ画の部屋とカフェがあります。
また、フレスコ画の部屋へは無料で入ることができます。

ヴァンセーヌの森前のフランス国立移民史博物館と周辺のレストラン - パリジャーナル
10.プティット・サンチュール(パリ12区) ポルトドドレ
プティット・サンチュールとは、小さなベルトという意味で、パリ12区にある線路跡です。
この地帯は、まさしく穴場です。

線路跡にあるアートな世界です。

穴場といえるだけ、人が多くありません。 パリの13区のナショナル駅にある、ストーリートアートは知名度も高く、人が多いのですが、このプティット・サンチュールはまさしく穴場で、青空のしたでストーリート・アートを堪能できます。
パリ穴場オペラ座周辺
オペラ座周辺の穴場スポットです。
11.エドワール7世広場(パリ9区) オペラ座周辺
エドワール7世広場という広場が、オペラ座とマドレーヌ寺院の間にあります。
あまり知られていない広場なので、人もすくなく、散歩にも、カフェにも穴場です。

大通りから入るとと、

イギリス王像が珍しくフランスに設置されているのは、このエドワール7世がパリ好きで、頻繫にパリを訪れパリの社交会と接点があったからです。 エドワール7世劇場、カフェがこの広場にあります。
詳しくはエドワール7世広場の記事で解説しています。
パリ穴場モンマルトルの丘
モンマルトルの丘の穴場スポットで、ウラ道の駅です。
12.モンマルトルの丘(パリ18区) ラマルク・コランクール駅
モンマルトルの丘へ行くには、南のピガール駅から行くとことが多いのですが、北のラマルク・コランクール駅(Lamarck-Caulaincourt)からも行けます。
この駅は映画『アメリ』でも撮影場所になっており、アメリが住んでいました。

モンマルトルの丘へはアベス駅からも行けますが、階段の数が多く、息切れがするので、それを避けたい方には、このラマルク・コランクール駅はおすすめです。

モンマルトルの丘に住んだ画家が描いた絵は、こちら読み放題Kindle本をご覧ください。
パリ穴場のシテ島の旧王宮
セール川には、シテ島とサンルイ島の2つがあり、シテ島にはシテ宮という王宮がありました。

13.シテ島(パリ1区) マリー・アントワネット投獄先コンシエルジュリー

このシテ宮は、ヴァンセーヌ城やルーヴル美術館に王宮が移るまで、フィリップ4世や、シャルル5世が王宮として住んでいたのです。
シャルル5世は、『湿気が多く、陰気』といい、ヴァンセンヌ城、サン・ポール館へ移動していき、当時の護衛をした門衛をコンシェルジュと呼んでいたころから、その名前がのこり、建物をコンシェルジュリーと呼ぶようになったのです。

フランス革命が勃発して、ロベスピエールなどの恐怖政治が続き、革命裁判所が隣設され、コンシエルジュリーには投獄者が数千人にものぼっていました。
この牢獄に入ると、死刑になるのが自動的と言われており、ルイ16世の妃のマリー・アントワネットが投獄されていたのが、このコンシエルジュリーです。
マリー・アントワネットが処刑される前に数か月過ごした独房があり、現在は3Dタブレットを使って見れるようになっています。
●名前コンシエルジュリー - conciergerie
●住所 2 Bd du Palais, 75001 Paris (最寄り駅4番線シテ(Cité)駅)
●グーグルマップ➡ コンシエルジュリー
●営業時間9:30〜18:00(入場は閉館時間の30分前まで)
●定休日 12月25日、5月1日
入場料 11,5€(18歳未満は無料)
2日間有効の入場制限のないパリ・ミュージアムパスの利用可です。
【パリ・ミュージアム・パス(Paris Museum Pass) チケット予約↓ 】
パリ穴場のシャルルドゴール広場凱旋門
シャンゼリゼ通りの西には、フランスの象徴である凱旋門があり、頂上へ登りパリの景色がみられます。
14.凱旋門
凱旋門はパリの8区、16区と17区間にあるシャルルドゴール広場にあり、この広場は放射線状に道路が広がっています。

凱旋門は、ナポレオン・ボナパルトがアウステリッツ戦争の勝利を記念して1806年に命じて建設が始まり1836年に完成しました。

建設をオーダーをしたナポレオン1世は凱旋門の完成を見ず亡くなっていますが、凱旋門はフランス革命やナポレオン戦争による多くの記念碑で、フランスが経験した第1次大戦、2次大戦の記念祭典を行っている場所です。
ルーヴル美術館やエッフェル塔と比べ、凱旋門は列が短いですので、入場がオススメスポットです。
ミュージアムパスを購入しておくと、チケットを購入せず入れます。
【注意➡階段は300段はあるのか、途中で息切れがします。靴は履きやすいものをはいて、途中で2か所休める狭い場所があります。体調を整えて上るのがいいです】
●名前 凱旋門 - l'arc de triemphe
●住所 Place Charles de Gaulle, 75008 Paris (最寄り駅1番線シャルルドゴールエトワール駅(Charles-de-Gaulle-Etoile))
●グーグルマップ➡ 凱旋門
●営業時間10:00〜22:00(入場は閉館時間の45分前まで、ミュージアムパスで予約選択可能な時間)
●定休日あり、 1月1日、7月14日,11月11日など
入場料 13€(18歳未満は無料)
2日間有効の入場制限のないパリ・ミュージアムパスの利用可です。

【パリ・ミュージアム・パス(Paris Museum Pass) チケット予約↓ 】
パリ穴場のサンジェルマンデプレのセーヴル門
サンジェルマンデプレ教会の西には、セーヴルの門がみられます。
15.サンジェルマン教会のセーブル門
教会庭園の端の建物に寄りかかる奇妙な陶磁器の門です。

これは1900年の万国博覧会の遺物で、この「セーヴルの門」は、フランス製造業パビリオンの壮大な入り口の1つだったのです。
展示会が終了後、解体から救われ、門は現在の位置に移動されました。 気付かないで通り過ぎる人が多いのですが、入場料もなしで見ることができる門です。
16.リュクサンブール公園
リュクサンブール公園の花壇のお花が、秋の彩りになっています。

鉢植えの花が花壇になっており、季節により彩りが変わり、9月のこの季節だけの見ごろの花があります。

パリの観光穴場まとめ
パリ観光の王道スポット以外の穴場スポットのおすすめをご紹介しました。
ルーヴル美術館や、エッフェル塔と併せて、穴場観光の参考になれば幸いです。
初めてのパリ観光と併せてご覧ください。
予算と費用は↓こちらを参照してください。