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セーヌ川のクルーズ船はどう乗船するのがいいの?昼それとも夜?





パリ観光のハイライトといえば、セーヌ川のクルーズですね。

セーヌ川の周辺は、世界的な歴史建造物が集まっているスポットで、「ノートルダム大聖堂」、「ルーブル美術館」、「アレクサンドル3世橋」や、「エッフェル塔」などあります。

クルーズ船からは、これらの史跡が眺められます。

セーヌ川のクルージングは、眺めがいいだけではなく、ランチやディナーもたのしめて、優雅な時間が過ごせます。

クルーズのコースは、食事がつかないお手軽なコース~、ランチクルーズやディナークルーズもあります。

それぞれの季節で、また時間帯によってセーヌ川の景色が違います。

セーヌ川遊覧です(^^♪

世界遺産のセーヌ川とクルーズ船

セーヌ川とその周辺の建築物を含めた一帯が、世界遺産として登録されたのは1991年です。

実際このセーヌ川の見晴らしは最高です。

クルーズ船に乗って、ゆらりゆらりと、景色を楽しみましょう。

クルーズにはいくつか種類がありますが、1~2時間かけてセーヌ川の景色を眺める遊覧で、食事付き、となしのコースがあります。

パリとセーヌ川

セーヌ川の西には自由の女神、東にはベルシーの財務省までの約8キロのコースで、遊覧船が各社からでています。

セーヌ川クルーズ

プランの内容は、

  • 食事なしのクルーズ
  • 何度も乗り降りできる水上バスのクルーズ
  • 食事つきのクルーズ

があります。

セーヌ川クルーズのオススメ3選

食事があるなしと、シャンパンやワインなどのの飲み物がつくメニューの内容で値段が違い、幅広い選択肢がありますので、それぞれの特徴を知って、最適なクルーズを選びましょう。

食事なしのクルーズ(バトーパリジャン)

最初の食事なしのクルーズは、セーヌ川のコース約8キロを1周する「バトーパリジャン」で知られています。

バトーパリジャン

コースを1時間かけて遊覧します。主要な建物や橋などの説明が、遊覧中に日本語でイヤホンで聞けますので、遊覧して眺めながら、どこを通っているのかが分かります。

クルーズはエッフェル塔正面のケ・ドゥ・ラ・ブルドネ(Quai de La Bourdonnais)からでています。

見どころは、

  • エッフェル塔
  • 国民議会
  • アンヴァリッド
  • オルセー美術館
  • フランス学士院
  • ラ・シテ・ドゥ・ラ・モード
  • パリ市庁舎
  • ノートルダム大聖堂
  • コンシェルジュリー
  • ルーヴル美術館
  • コンコルド広場
  • オベリスクの塔
  • グラン・パレ
  • トロカデロ

などです。

【運行時間帯】 10時から22時30分まで(4月から9月は約30分ごとに出発)

10時30分から22時まで(10月から3月は、約1時間ごとに出発)

クルーズ時間は約1時間で、値段が15ユーロです。

【注意】

日没時間が夏と冬で違い、

クリスマスの時期なら日没が16時くらい、6月の夏至の頃なら22時くらいですので、夜景遊覧を楽しむ場合は、日没前の便(6月は最終便)乗るのがお薦めです。

水上バスタイプのクルーズ(バトーバス)

何度も乗り降りできるタイプです。チケットが1日有効ですので、地上のバス代わりに、水上バスとして使えます。

水上バスとして値段も安いというのもありますが、セーヌ川は昼と夜では景色がまるで違いますので、写真撮影にも向いています。

チケットは1日有効ですので、それぞれの場所で降りて記念撮影すると良いです。

セーヌ川クルーズ(バトーバス)

 

コースはバトーパリジャンと同じですが、バトーパリジャンはエッフェル塔で乗り、エッフェル塔で降りるのですが、このバトーバスは9か所で乗り降りができるのが違いです。

 

【停泊場所】

  • トロカデロ広場
  • アンヴァリッド/アレクサンドル3世橋
  • オルセー: オルセー美術館
  • サン・ジェルマン・デ・プレ
  • ノートルダム大聖堂
  • 植物公園/シテ・ドゥ・ラ・モード・エ・デュ・デザイン
  • パリ市庁舎
  • ルーヴル美術館
  • シャンゼリゼ

の9か所です。

【運航時間帯】

月曜から木曜:10時から17時 金曜から日曜:10時から19時

それぞれの停泊所で、40分ごとに運航されています。

クルーズ時間は約2時間で、値段が18ユーロです。

食事つきのクルーズ(マリナ)

食事つきのクルーズの船は何社かありますが、「バトームシュ」も有名です。

お薦めのクルーズは、オルセー美術館の麓から船が出ているパリシティヴィジョンから出ている、「マリナ」です。

このマリナなら、お昼の1回と、夜の2回があります。

オルセー美術館のRERの駅の出口からセーヌ川へ降りると、停泊所がすぐですので、それも便利です。

クルーズの船の停泊場に、係の人がいて、チケットを提示して中に入れます。

(チケットの購入の仕方は後の章をご参照ください)

セーヌ川クルーズ

中の出発前の様子です。

セーヌ川クルーズ

色々な国の人が来ています。二人のカップルや、家族連れの方など、様々です。

オルセー美術館

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出発すると、オルセー美術館が見えてきます。

この、マリナのクルーズには、お昼が1回と、夜が2回の、合計3回のそれぞれに食事がつきついていて、メニューには

前菜、メイン、デザートが順番になって出てきます。

私はランチクルーズにしましたが、出発して大体15分くらいで、前菜が出てきました。

メニューには飲み物がついていませんが、シャンパンやワインは別に注文ができます。

アペリティフ

その次にメインです。

メイン

周遊のコースは、オルセー美術館➡ノートルダム大聖大聖堂➡フランソワ・ミッテランが建設したミッテラン図書館➡財務省のベルシーでUターンをして➡ノートルダム大聖大聖堂を通り➡ルーブル美術館、自由の女神像でまたUターンをして➡エッフェル塔を通り➡最後にオルセー美術館まで戻ります。

 

橋の見どころはアレクサンドル3世、

アレクサンドル3世橋

ビルハッケムの橋も綺麗です。

ビルハッケムの橋

自由の女神像は水上でとても近くに見えます。

自由の女神

エッフェル塔がどんどん近くなってきると、コースも最後に近くになります。

エッフェル塔

最後にまた、オルセー美術館の前に戻ります。ここで出発してから約1時間半です。

このマリナがお薦めのなのは、最後にベルシーまで追加料金なしで行けることろです。

オルセー美術館の前では、ほとんどの人が降りますが、ここで降りてもいいのですが、そのままいても、無料だということで、そのままベルシーまで、30分乗っていることにしました。

クルーズでは食事をしながらの遊覧ですので、景色を見ながら、食事で建物が見えなかったというのもあります。また、満席だと座った席から反対側がみえなかったということもあります。

そこで、ほとんどの人がオルセー美術館で降りますので、船に残っている人はほとんどいません。ですので最前列のテ一ブルに座り、よく見れなかった建造物を見直すことができます。

ノートルダム大聖大聖堂のあたりは、人が少ない船内から良く見えます。

そして、最後にベルシーへ到着です(^^♪

ベルシー

 

チケットの予約の仕方

クルージングのコースには、半日コースなどのオプショナルツアーもあります。

昼夜でオプショナルツアーをさがして、優雅に景色を見ての周遊はおすすめです。

 

まとめ

セーヌ川クルーズは見どころいっぱいで、やはりパリ観光の一番の思い出となりえるものです。

観光客がもちろん多いですが、地元のフランス人も乗船するクルーズです。

実際乗船してみて、綺麗だなと思いました。

私はバトーパリジャンで夜の22時のコースと、マリナでランチコースのクルーズをしました。

日没になってからセーヌ川から見るルーブル美術館やアレクサンドル3世橋などの橋や、エッフェル塔は綺麗です。

夜のクルーズは特に人気がありますので、パリの滞在中に見逃すことがないように、予め予約をして席を抑えておくことをお薦めします。