パリのレストランでもエスニック料理のレストランが増えています。
今は世界中の食材がパリで手にはいるようになり、いわゆる郷土料理のエスニック料理店も料理がしやすいのですね。
お店によっては土日も開いているところもありますので、パリ旅行を楽しみながらレストラン選びに参考にして下さい。
パリのエスニック料理レストラン8選
パリのエスニック料理で最近増えている料理といえば、ペルー料理です。
綺麗な盛り付けにも力を入れているペルー料理レストランからご紹介します。
パソ・ドブル(ペルー料理)
パソ・ドブルはパリの9区にあるペルー料理店です。
ペルー料理店は、盛り付けより量が多いというレストランが主流です。
そんな中こちらのパソ・ドブルはペルー人のシェフがフランス料理も勉強したこともあり、盛り付けも綺麗にアレンジしています。
店内は広々とした空間で、9区ということもあり、平日は働いている人やツーリストが多いです。

平日はお昼のメニューが18ユーロくらいからあります。
この日はアラカルトで注文をして、マンゴを使った前菜を食べることにしました(^^♪

ペルーのセビチェと言って、全て海の幸です。サーモン、貝、タコにはマンゴソースが、タコにはオリーブオイルソースで合えています。
ペルーは日本と同じく海の国で、料理には海産物が豊富ですが、サーモンとマンゴの組み合わせは、日本料理では考えられないですね(^^♪
メインはパエリアにしました。スペインのパエリアとは味付けのだしが違っています。
どう違うかは微妙です(^^♪

そして、デザートには黒トウモロコシのジェルのシャンティイクリーム載せを注文しました。
お昼のメニューもいいですし、アラカルトにするとチョイスが増えます。
ワインはグラス1杯から選べます。 ラフルシェットの予約で割引あります。
アンディアナ・カフェ(メキシコ料理)
ペルーから飛んで、同じくアメリカ大陸のメキシコ料理店をご紹介します。
このアンディアナはチェーン店形式になっていて、パリ市内に20店舗以上もあります。

店内はメキシコをイメージさせるためか、赤で統一されています。

お店の人もメキシコ系の人が多く、雰囲気が出ています。
メキシコ料理ですので、タコスもありますが、この日はテックス・メックスという肉と野菜の盛り合わせにしました。

ランチメニューもあり、前菜とメインもついています。
インディアナカフェは朝早くから開いていて、なにせ店舗数が多いですので、どこに行こうかと迷った時にも便利なカフェです。
味は、家庭的でもありませんし、すごい美味しいということはりませんが、値段もそこそこで、20代くらいの人からシニアまで幅広い層に受けているカフェです。
いつも満席です(^^♪
カパドス(トルコ料理)
フランスではトルコ人のコミュニティもドイツほど強くなないですが、それでもトルコ人はいて、メキシコ料理やペルー料理店数よりは多いです。
トルコ料理で一番有名なのが、手早く食べられる「ケバブ」です。パリ市内のも沢山のケバブ店があります。
それからは、ムサカが有名ですね。
ご紹介するのは12区にある、こじんまりとした、家族経営のトルコ料理店です。

お昼はメニューがありますが、アラカルトでナスのチーズ焼きを注文しました。

メインにはトマトソースのムサカはナスと羊のミンチ肉を層にしてチーズで焼いたグラタンです。トマトソース味のライスの炒め物つきです。

トルコ料理は豚が使われませんので、羊か牛か、鶏肉がメインです。
ワインはグラス1杯から選べます。
ベイット・ジェド(レバノン料理)
12区あるレバノン料理のレストランです。
家族経営のレストランで親子でお店に出て、とても朗らかです。店内は明るくて、小奇麗です。

開店して、お客さんがすごく増えてきました。
平日は近所の会社勤務の人が多く、土曜日は近所の家族連れが来ています。
平日にあるランチメニューは、一皿が12ユーロで、お安くなっています。
土曜日はランチメニューがなく、アラカルトで、値段が高い分量も多いです。

どちらも、ひよこ豆のピューレのウムス、ナスのピューレのムタバルに、揚げ物がついています。

平日のセットものより、アラカルトのセットは一皿でお腹が一杯になりますし、栄養バランスもいいです。
ワインはレバノンのワインが置いてあります。
デザートは、甘めのスイーツです。
グラスワインも5ユーロからあります。
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ダマスキノ(シリア料理)
14区あるシリア料理のレストランです。シリア料理を食べるのは初めてで、楽しみに行きました。
こちらは14区にあるとても活気のあるダゲル通りにあり、常連客やら観光客がひっきなしに来てる、家庭料が食べられるレストランです。
テラス席もあり、夏の間はあらかじめ予約してから行った方がいいです。

ワインとビールを注文してスタートをして、前菜には、ナスのキャビアにしました。

先程のレバノン料理と、どこが違うのかと思えるほど、料理の内容はほぼ同じです。

ウムス(ひよこ豆のピューレ)と、なすのキャビア(ミキサーにかけた粉々にしたなす)、その他に、肉のミンチのあげものなのです。
もり合わせセットでもお腹が一杯になります。
最後にデザートは、甘めのスイーツです。

上のデザートが、ワッフルのように、固めのクレープに中にクリームがはいっているのと、

パイ生地にアーモンドプードルを挟んで揚げたものがあります。
グラスワインも5ユーロからあります。
カザ・サン・パブロ(スペイン料理)
マレ地区にあるスペイン料理のお店です。
こちらのレストランも営業歴が長く、管理人が最初に行ってから15年は経っています。イベリコ豚の生ハムを最初に食べ、感動しました(^^♪
レストランの内装は、スペインを感じます。

入りにある席と、奥にある席の二つに別れています。

まずは、ピシェでスペインの赤ワインで乾杯を(^^♪

タパスのニンニク炒めのいかです。ゲソ炒めといるのが正しいと思いますが、オリーブオイルとニンニクで美味しい(^^♪
同じく前菜のタパスに、ムール貝を注文しました。

ムール貝の外が黒くて、中の身が見づらいですが、スペイン風のムール貝したてです。
味付けのソースは、ニンニクと日本の醤油風味です。これいけますよ(^^♪
ラフルシェットで予約で割引あります。
ミャン・ファン(ベトナム料理)
9区にあるベトナム料理店の、ミャン・ファンです。
このレストランもチェーン店になっていて、パリに5軒ほどあります。
一つはギャラリーライファイエットデパートの裏にあり、ビジネス街にあるお昼は盛況で、12時まで行かないと席がなくなるくらいです。
中は、木調で統一されています。
奥までいくとインテリアが茶色で、色調落ち着いた雰囲気です。

お薦めは、鳥のフライご飯です、ピリ辛ソースがついています。

ボブンは9,8ユーロからありますし、一品が高くても15ユーロくらいです。
グラスワインあります。
オ・レガル(ポーランド料理)
12区にあるポーランド料理店です。
このレストランは、料理レストランというよりは、デリカの持ちかえり店で、そこで食事ができると言った方が、適切です。

店内は素朴なインテリアで、木を大切にしている雰囲気です。
入ってすぐ左の陳列ケースに、その日のお惣菜がありまので、チョイスするのでが、名前がわかりません。
ポーランド料理も初めてで、名前がわかなないので、ポーランド料理の代表的なものと言って、注文をしました。

メインに、餃子とキャベツの千切り煮込みにしました。
管理人は切り干し大根のファンで、この千切りキャベツ煮込みは日本の切り干し大根に似ていると思いました。
前菜、メインとワイン1杯で13ユーロ。嬉しいくらい良心的な値段です(^^♪
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まとめ
パリのレストランもフレンチ以外でも随分いろいろできています。一つには食材がパリでも入手しやすくなったのがあります。
中華や、ベトナム系のなら、すでにコミュニティがしっかりしていますが、マイナーな食材は自国まで買いにいかないと行けなかったのですが、需要ができてきたということですね。
実際、和食材も種類も増えましたし、値段も安くなったと感じています。
海の幸やお刺身は、日本人なら、お醤油で食べる概念が定着していますが、ココナッツミルクで食べるのもありです。
それがエスニックということでしょうか。