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シンガーソングライター・歌手フランソワーズ・アルディ80歳で!お葬式





昨日6月11日夜にシンガー・ソングライターのフランソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)さんが80歳で死去しました。

女子心を歌った作詞と澄んだ歌声で、60年代から世界的スターに上り詰めた歌手で、シンガーソングライターです。

がんで闘病生活を送っていました。 お葬式が6月20日でした。

フランスの歌手のフランソワーズ・アルディ

 

昨日亡くなったフランソワーズ・アルディさん。

フランソワーズ・アルディ

1944年にパリで生の彼女は172センチと長身でそして細身。 体型はジェーン・バーキンと似ています。

1962年に18歳でリリースした「男の子と女の子(Tous les garçons et les filles)」で人気を博し、それからフランス以外でもヒット曲がでていったのです。

フランソワーズ・アルディヒット曲

フランソワーズ・アルディのヒット曲はたくさんありますが、なんといっても、「さよならを教えて(Comment te dire adieu)」1968年でしょう。

さよならを教えて(Comment te dire adieu)

日本語題は『さよならを教えて』ですが、 フランス語題は"Comment te dire adieu"で、どうさよならといえばいいのか。

メランコリックな歌詞です。
Sous aucun prétexte, je ne veux
Avoir de réflexe malheureux
Il faut que tu m'expliques un peu mieux
Comment te dire adieu

たとえどんな理由があるにしても、
いやよ、
不幸な反応をするのは
あなたは私にもうすこし上手く説明すべきなの
どうやってあなたにさよならを言ったらいいのか
というような、失恋の内容です。

この歌の作詞はあの Je t'aime moi non plus セルジュガンズブルグです。

アルディさんは、作詞も自らしていましたが、この歌はガンズブールの作詞です。

それまで、若い女子の心をいいあてている歌詞で、女子からも支持を受けたのです。

いわゆるちいさなアパートでくらしている、スーパースターでない女心を代表する歌詞なのが、市民権を獲得したのです。

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メッサージュ・ペルソネル(Message Personnel)

フランソワーズ・アルディの他のヒット曲には、「愛のメッセージ(Message Personnel)」があります。

歌詞は、この詩的な歌詞は、伝えたい思いがあるものの、それを口に出すことの難しさを描いています。

Au bout du téléphone, il y a votre voix
Et il y a des mots que je ne dirai pas.
Tous ces mots qui font peur
quand ils ne font pas rire,
Qui sont dans trop de films, de chansons et de livres.
Je voudrais vous les dire
Et je voudrais les vivre.

電話の向こうにはあなたの声がある
そして、私が言わない言葉がある
それらの言葉は、恐怖をもたらすものもあれば、笑いを誘う
ものもある
それらは、多くの映画、歌、本の中にある
私はそれらをあなたに伝えたい
そして、それを生きたい

作詞は、フランソワーズ・アルディと、ミシェル・ベルジェです。

アルディさんの思いは、旦那さんのジャック・ドュランで、 思いを上手く伝えられなく、悩む日がつづいていたことが描かれています。

フランソワーズ・アルディを愛した男性

ナイスなスタイルで受けも良かったアルディさん。 イギリス、日本でも大ヒットをし、アーティストのファンもいたのです。

あのボブ・ディランも1964年の『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』の裏ジャケットには、アルディさんへの想いがある詩があったり。

ただあまり、その手の反応には応じない彼女でした。 そんな、日和見では面も彼女の魅力でした。

アルディさんの想いは、ジャック・ドュラン。

他人から向けられる関心に気付かないことも多かったのか、気づこうとしなかったのか。

多くのスターに言い寄られていたフランソワーズ・アルディ。

ディランの他に彼女を崇拝し、インタビューで愛を語った人々の中には、ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイも。

ボウイについては「彼のパリでのコンサートにはほぼすべて出席しましたが、彼に会いに楽屋に行ったことは一度もありませんでした。」と。

Françoise Hardy : ces hommes qui l’ont tant aimée, mais qu’elle n’aima pas

こおいうのも、彼女の魅力ですね。

フランソワーズ・アルディの闘病生活

フランソワーズ・アルディはこれまでも、テレビのインタビューに答えるために、テレビにもでていました。

が、2000年ころから癌で発声も大変になっていました。 それで、だんだんと人前にでることも少なくなってきていたのです。

フランスは、医師による安楽死は認められていません。投薬でかなりつらかったようで、政府が許可すればいいと、法案の認可があれいいとのコメントもあったくらいです。

フランソワーズ・アルディのお葬式

お葬式は6月20日ペール・ラシェーズで行われ、有名人が参列と。

ペール・ラシェーズの葬儀

参列者には有名人が随分と。

葬儀には、旦那さんのジャック・ドュランが当然ながら参列。 ジャック・ドュランはいつもの雰囲気で、アンニュイさがかもしだされています。これにはホットします。

フランソワーズ・アルディ家族

いつもの雰囲気で、アンニュイさがかもしだされています。

ブーイングがあったブリジット・マクロン

ピープルな夫妻の現大統領夫妻。 葬儀に参列はいいのですが、ビーイング。

オリンピックを控えた今に国会解散をして、泡立しくさせて現大統領。奥さんへブーイングをしても仕方がないが、されていましたね。

まとめ

亡くなってしまったフランソワーズ・アルディさん。

また一人往年の歌手がなくなり寂しいですが、闘病生活も終わって良かったと思います。

安らかに眠ってください。

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