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パリ13区のシェ・ナタリー!Nathalieシェフのインタビュー





パリのフランス人女性シェフのレストラン、13区にある「シェ・ナタリー」をご紹介します。

シェ・ナタリーは「ナタリーの家」の意味です。

レストランは、まるでギリシャの孤島にでもあるかのような雰囲気があります。

プラス・ドゥ・イタリーが近くにありながら、パリには珍しく、レストランの前には車の行き来がない空間なのです。

そんな雰囲気を求めて、常連客が来ています。

シェ・ナタリーは、オープンしてすでに18年です。

海の幸が美味しいレストランです。

Nathalieシェフのインタビューをご紹介します(^^♪

 

パリ13区プラス・ドゥ・イタリーの「Chez Nathalie」

パリ13区にあるレストラン、シェ・ナタリーです。

プラス・ドゥ・イタリーから徒歩5分のところにあります。

ここに行くと、なにか惹きつられるものがあり、そのままレストランに足が向くのです。

道の角にあり、ここはギリシャという雰囲気です。

シェ・ナタリー

シェ・ナタリーのNathalieシェフのインタビュー

シェ・ナタリーは海の幸の料理が特に美味しいです。テラス席にいても、車の往来がなく不思議な空間で食事ができます。

オーナーシェフは、ナタリー(Nahtalie)さんです。

ナタリー・シェフ

ナタリーシェフ、今日はありがとうございます。いつも流行っていますね。こちらにお邪魔すると、いつも思うのですが、すごく落ち着く雰囲気ですね。パリの喧騒を忘れてしまいます。

ありがとうございます。はい、このレストランで営業をして18年になります。ここの物件を見たときは、一度で好きになり、レストランを始めることにしました。このレストランは特別で、車の通行がない道で食事をできます。

こちらのレストランは、内装も白で、なにかギリシャをイメージします。もうレストランを始めて、18年にもなるのですね。ところでシェフは、調理師学校のご卒業ではないということですが、どちらかのレストランで勤務をされたのでしょうか?

いいえ、一人で始めました。フランスでは、代々家業を引き継いでいるシェフが多いです。しかし、私の場合は、両親はレストランとは無関係でした。ただ、祖父母が料理が上手く、自然と料理を作る環境で育ちました。ですので、家系というのはあると思いますし、季節の素材を大事にして料理を作るという意識が小さい頃からありました。

そうなのですね。私のイメージでは、調理師学校を卒業するのが、シェフになる早道だと思っていました。

はい、学校もそうですし、長年レストラン勤務した人がシェフになっているという面もあります。ただ、レストラン経営は長い勤務経験だけではなりたちません。料理でもてなす以外にも、レストラン経営には時間がかかります。そんな意味で、私は夫と今のスタッフを頼りにできるのがとても心強く思っています。

そうなのですね、だからなのか、こちらに来るとすごく調和を感じます。お客としてすごく歓迎されている感じがします。ところで、メニューには天ぷらもあるのですね。

ありがとうございます。和食風の天ぷらも最近人気の料理です。天ぷら以外でも、うちのレストランでは、食材は季節のものを使っています。8割がたがフランスの食材です。

このサンモールのチーズも、オリーブオイルいっぱいで、一見すると「チーズとオリーブオイル」の組み合わせで、重いと感じますが、でもハーブと一緒に食べると、あっさりしているので、ビックリしました。

はい、チーズとオリーブオイルはいい組み合わせです。組み合わせ次第で胃もたれもしませんし、いい素材はやはり違います。

料理は海産物が多いのでしょうか。パリではあまり海産物を食べられるレストランが少ないように感じます。ですので、こちらで白い壁に囲まれて、海の幸が食べられると嬉しいです。

【たこのサラダ】

はい、海の幸が多いです。肉類もありますが、最近の傾向で海産物が人気があります。うちのレストランへ来られるお客さんは、健康志向の方が多いのです。海の幸も、長年取引のある、信頼ができる業者から仕入れていますし、品物が確かなのです。

 

【イカのソテー】

このようなイカのソテーも、ジャガイモのピューレと合わせるなど、発想に関心します。

【フォンダンオショコラ、キャラメル・バターソース(Sauce caramel au beurre salé)添え】

ところでシェフ、お子さんがいらっしゃると伺いました。なにかと女性には家事の負担も多いですし、シェフと家庭の両立は大変ではなかったのでしょうか。

はい、否定はできませんし、簡単ではなかったです。ただ、私はパリ生まれで、女性が働くのは普通だと思っていますし、このレストランの立地が良かったのは、レストランの前が小学校です。ですので、子供が小さいころは、ここからそのまま迎えに行っていたのです。ベビーシッターを頼まずに、仕事を続けられました。平坦だとは思いませんが、お客さんに喜んでもらえるのはシェフとして幸福です。

   

シェフ、今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。また、この空間で海の幸を食べたいです。

こちらのほうこそ、またお待ちしていますね。

まとめ

繊細な自然とのハーモニーを感じる、ナタリーシェフの料理をご紹介しました。

テラス席がある、パリでも喧騒を忘れられる空間のレストランです。

予約はフルシェットでもできます。

コースメニューはなく、アラカルトで注文です。ワインはグラス1杯から選べます。

レストラン●名前 : Chez Nathalie 住所 :45, Rue Vandrezanne, 75013 Paris France 電話 :01 45 80 20 42

前菜とデザートが10ユーロ~、メインが20ユーロ~。

最寄り駅 : メトロ : Place d'Italie 駅 (5と 6と 7 番線)、定休日(月曜と火曜日)と営業時間: お昼12時~14時30分、夜19時~22時30分 (水曜日曜~土曜日)、日曜日はブランチ。

 

ラフルシェットの評価で味は9以下になっていて点が低いと感じます。 ラフルシェットに投稿する人は若い方が多いということもあり、シェ・ナタリーでは、投稿しない常連客が多いのです。

食べてみると納得です!

それと、こちらでは一人で食事に来て、前菜とデザートだけもOKです。一人でボーっとして食べられる空間です。

ボンナぺティ(^^♪