パリの9区にイギリス王室のエドワード7世広場があります。
騎馬像が広場の中央に設置されていおり、エドワード7世の名前の劇場もあるほどなのです。
パリ好きな王としても知られおり、ヴァンドーム広場に近い場所に広場があり、エドワード7世広場となっています。
イギリス王のエドワード7世
エドワード7世は、1901年から1910年までイギリス王位についていた王です。
エドワード7世は外交に熱心で、フランスとも友好的な国際関係を築くために多くの努力をし、頻繫にパリを訪れていました。
イギリスの歴史の中でも重要な位置を占めていました。
パリ好きなエドワード7世
エドワード7世
エドワード7世は、1901年から1910年までイギリス王位についたので、在位期間がちょうどフランスのベルエポックに当たる期間です。
エドワード7世の時代は、工業化や帝国主義の進展に伴って、社会や経済が大きく変化した時代でした。
頻繁にパリに滞在していたこともあり、フランスの文化や社交界に強い興味を持っており、パリの高級レストランや劇場に出かけたり、フランスの王族や著名人と交流を深めたりしていました。
パリ9区のエドワード7世広場と劇場
この広場がエドワード7世広場となっています。
エドワード7世広場(Place Édouard-VII)
広場の中には、カフェや建築物があり、その中にはエドワード7世の劇場もあるくらいで、劇場に名前がついています。
エドワード7世劇場
まさしく、ドワード7世広場です。
エドワード7世広場のフェリス・ヴァリーニ
このエドワール7世広場の隣には、現代建築の建物があり、そこに錯視効果アートがあります。
フェリス・ヴァリーニの作品が広場の隣にあります。
パリ9区のフェリス・ヴァリーニ
フェリス・ヴァリーニのアート作品は、赤と黄色のラインで、四つの三角形のための二重台形を描いています。
フェリス・ヴァリーニ
フェリス・ヴァリーニは、スイスの芸術家であり、主に壁画や広場に制作しています。
彼の作品は、錯視効果を利用したもので、建築物や空間を包括するような幾何学的な形状を描き出しています。
鑑賞する場所や角度によって異なる視覚効果を生み出し、見る人を魅了しています。
フェリス・ヴァリーニ
ヴァリーニは、1970年代から活躍し、国際的に知られる芸術家の一人です。
彼の作品は、多くの美術館や公共空間に展示されており、現代美術において重要な位置を占めています。
錯視効果を利用したもので、立ち位置で違って見えます。
場所➡place Édouard VII75009 PARISから
Rue Edouard VII (エドワード7世通り)にあります。
パリ9区。
もう一つご紹介したいのが、フェリス・ヴァリーニのカルカッソンヌの作品です。
カルカッソンのフェリス・ヴァリーニ
カルカッソンは南仏にある要塞都市です。
中世に建てられた要塞都市で、世界遺産にも登録されています。
周囲には運河がめぐらされ、攻撃から守るために堀が掘られています。フランスを代表する観光名所の一つとして知られています。
フェリス・ヴァリーニ
普段のカルカッソンの要塞は、黒地の建物なのですが、
フェリス・ヴァリーニの作品が一時、カルカッソンを飾っていました。
フェリス・ヴァリーニ
これは、2018年、コロナ前に行ったときの写真です。
こうしてみると、フェリス・ヴァリーニの錯視効果の作品が感じられますね。
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