フランスに移住をし、仕事が出来れば収入の心配が少なくなり、心強いですね。
しかし、フランスに移住後に仕事が見つからないという場合が多いのです。
就職するまえに、現地での考え方はどうなのかと、知っておきたい5項目をお伝えできればと思います。
フランスに移住後に仕事が見つからないメンタルブロック5項目
仕事がないと思っている方がおおいのですが、どう探すかの問題です。
メンタルブロックがあり、ないと思っているとなかなか探せません。
5つのとことは、
- 働けないと思っている
- 仕事がないと思っている
- 求人がある市場を探していない
- 仕事があるがレベルがあっていない
- あきらめるのが速い
というのが見受けらます。
フランスでは働けないと思っている
人によっては、もう無理だと思っている方がいます。
そうなると、応募をする以前の話です。
フランスで仕事がないと思っている
探し方が不十分なうちに、自分ができる仕事がないと思っている方がいます。
求人がある市場を探していない
フランスの市場も大きいのですが、日本人の求人がある市場を探していない方がいます。
仕事があるがレベルがあっていない
大体言えることなのですが、フランスに移住してきた段階でフランス語がまだ上手く話せない場合が多いです。
職種や能力給に見合っていない、ミスマッチの場合があります。
あきらめるのが速い
1か月で見つかることもがいますが、日本人にとっては、仕事探しは長期戦ですが、直ぐにあきらめる方がいます。
フランスで働くために必要なもの
フランスへ行く前に準備をしておいた方がいいのですが、
フランスで仕事するためのフランス語のレベル
一般企業であれば、求人も探しやすく、仏検であれば、2級くらいはあった方が良いですが、日本語を使える、職場で日本語を話せるフランスの企業を探すのも手です。
労働条件のビザ
フランスに移住後に、就職できる日本人は、採用される条件を満たしている人です。
フランス語のレベルもそうですが、労働条件で、ビザが必要です。
以下の5つがあり、●がついているビザが必要です。
- 結婚ビザ●
- 労働ビザ●
- ビジタービザ
- 学生ビザ●
- ワーホリビザ●
労働ビザがあるのと、ないでは雲泥の差があり、ビザの種類により、フルで勤務できないというのもあります。
3つ目のビジタービザでは仕事ができません。
また、
4つ目の学生ビザは就労ができますが、労働時間の時間制限があります。
労働ビザは、日本から派遣された駐在員などに発行されるビザです。
その他に、結婚ビザはフルタイムで勤務が可能です。
フランスで就職前に知っておきたいこと
より条件のいい仕事をみつけていきたいです。給与面では格差があります。
日本人が日本人企業に応募しがち
日本人が働く際に、フランス語ができないと、フランスの会社への応募を尻込みする傾向があります。
これをすると、なかなかチャンスがありません。
日本人企業だと給料アップが望めない
日本語が通じる、日本人経営者の会社ではよりチャンスはあります。しかし、日本人の企業にはフランス人と結婚している日本人を雇い、現地のフランス人より低額で雇うという風潮もあります。
結婚相手がいることで、雇用する日本人に低めの給与でも良いと思ったり、日本語が通じることで雑用を頼み易いという理由もあるように感じます。
フランスで労働許可書を持っている日本人の殆どが、結婚ビザで働いていますので、会社の経営者は、安く雇用したいと考えるなどです。
足元を見られるような状況だと、給与が低い労働契約になってしまいます。
フランス語のレベルを上げると昇給の確立
フランスの企業で働くと、給料がずっと上がる可能性もありますし、仕事の幅が出る可能性もあります。
フランス企業で採用される場合は、あなたが持っている特技のおかげです。
ただ、幾ら日本のことを知っていても、フランス語で話せないと不利にみなります。
フランス人と同じレベルで話すようになるよりは、間違わないレターの書き方を習得する方が、日本人には簡単だと思っています。
希望する仕事に求められる条件
移住後は、生活になれる為に、エネルギーを吸い取られます。
フランス語のレベルもそうですが、技術的な資格など、PCやマーケットの知識をマスターしておくと、ギャップがすくなく、応募が可能になります。
フランスの労働法と労働市場
フランスではCDIになるのが難しいです。
理由は、解雇が難しくなるからで、CDD契約を継続する会社があります。
フランスで仕事を見つけるために
フランスに来てから就活をしても、タイミングをのがす可能性があります。日本にいるうちに、求人を探して、下調べをしておくにこしたことはありません。
就職の準備と自分の強みを活かす
給与は需要と供給の関係ですので、どこの会社が高いというより、雇用主により付加価値を提供できると高くなります。
その点、フランス語が話せないと選択肢が少なく、一般的には給料が低い職種になるなどが相場となっています。
フランスでは、同一職種で、給与に差をつけるのは違反です。
しかし、日本人がフランス人と同じ仕事をしても、フランス語ができないことで、より低い給与設定になっている場合があります。
ここで、給与アップするには、理論武装をしていくことです。
就職の準備とフランス会社と日本会社の区別
フランスの会社に就職するためにはというと
- アジアや日本に販路を探している
- グループ企業で支店や子会社が日本にある
などがチャンスがあります。
フランスで求人への応募の現実
日本人向けの求人広告媒体には、日本語新聞があります。
以前はフランスニュース・ダイジェストがありましたが、廃刊になり、今はOVNIという無料新聞のみとなりました。
このOVNIという紙面には日本人経営者の会社の求人広告が必然的に掲載されます。
ここで掲載されている求人広告にはグロスでSMIC(最低賃金)というのもあります。
大卒でも、最低賃金というのがまかり通っています。
より、給与額の高いポストを狙うとなれば、フランス企業に応募することで、可能性が広がります。
就職までの道程は平坦ではありませんが、求人広告検索をこまめにして、応募していくことで、そのチャンスをつかめることにもなります。
まとめ
就活は簡単ではありません。
私もフランスで就職をして思ったことは、事前の準備が手薄だったことで、あとで巻き返す為に、時間がかかったことでした。
フランスへ来て、知らないことが多く、パリ生活をスタートしたので、慣れるまでに時間もかかりました。
仕事のチャンスは、いつもでくるというものではありませんので、逃さないようにベストを尽くした方がいいです。
次のチャンスはあるのも事実ですが、年齢問題もでてきます。
事前準備の用意は丁寧にした方がチャンスにも繋がりやすいです。