恒例のカンヌ映画祭が2023年5月16日に始まり、27日まで開催されます。
今年76回目を迎えるカンヌ映画祭ですが、開幕式の宣言者に選ばれたカトリーヌ・ドヌーブさん、開幕式でちょっとしたハプニングがありました。
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カトリーヌ・ドヌーブのカンヌ映画祭の開幕式
キアラ・マストロヤンニの司会で始まった今年の開会式で、母のカトリーヌ・ドヌーヴさんが開会宣言を述べるのでしたが。
68回目のカンヌ映画祭のカトリーヌ・ドヌーブ
カンヌ映画祭を飾ったのはカトリーヌ・ドヌーヴの1968年に公開された映画『別離』ポスターです。
大御所のカトリーヌ・ドヌーヴが今年の顔です。
開会宣言を忘れたカトリーヌ・ドヌーブ
カンヌ映画祭、開会式の壇上には、キアラ・マストロヤンニと、アカデミー賞主演男優賞を受賞した『ウォール街』『氷の微笑』や『危険な情事』のヒット作で知られるマイケル・ダグラスが。
最後にはカトリーヌ・ドヌーヴが登場して、そこで開会宣言をするはずが、ウクライナ人の実情を代弁して訴え、深く心を痛めている状況をつたえていました。
そこで感こもり、スピーチを終えてマイクを置こうとしたら、娘のキアラ・マストロヤンニが、「何か言いたいことがあるのではないですか?」と。
そこで、カトリーヌ・ドヌーヴが、開会宣言を言っていないことにはたと気がつき、
「 Ah oui c’est vrai ! On croyait que l’essentiel avait été dit, mais non, pardon, évidemment, pardon. je déclare "ouvert le 76e Festival de Cannes".」
そうでした、もう開会宣言がされたと思っていました。すみません、ここに76回目のカンヌ映画祭が開幕しました。
そこで初めて、ダグラスもこれで正式に開会がされたと宣言したのでした。
ちょっとしたハプニングでしたね。
【カトリーヌ・ドヌーヴの赤絨毯のお披露目】
今年79歳のカトリーヌ・ドヌーヴ、カメラマンへのサービスがいきどといています。
パリ市内のカトリーヌ・ドヌーブのポスター
カンヌ映画祭が始まり、パリ市内でも、ポスター塔にはカトリーヌ・ドヌーヴの宣伝塔があちこちにありました。
まとめ
カンヌ映画祭の開幕、冷や冷やものの開会宣言でしたが、カトリーヌ・ドヌーヴと娘のキアラ・マストロヤンニとの親子の息があっていたと感じる場面でした。
カトリーヌ・ドヌーヴさんは、個人的なことを報じられるのを嫌い、どういう人物かは語られず、ミステリーが多い大女優です。
個人を語られた場合は訴えるという徹底ぶりで、仕事以外のことでは一切質問を受け入れない、番組出演してもそうなればスタジオを去るという姿勢にも一貫性がある女優さんです。
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