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フランスでスリにあったら?旅行中の対策と警察の被害届の出し方




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フランスは日本と違って、「スリ」や「ひったくり」に会う危険は多くあります。

スリはフランスだけではなく、欧州のどの国でも、「かも」になりそうな恰好をしていると狙われます。

旅行者は何かと知らない道を歩いて「隙」のある雰囲気を出してしまっていますが、住人でもやはり被害には遭います。

スリやひったくりに遭わないようにするには、バックの持ち方や、標的にならないような恰好をして旅行をするのは勿論ですが、そんなスリを行っている人の心理も理解すると被害に遭いにくくなります。

スリやひったくりをする人たちの見分け方もご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

では早速、スリから狙われない対策と被害に遭った時の届出の仕方を見てみましょう。

 

フランスでスリにあったら?届け先の警察

 

スリにあったら警察とどけをだして、盗まれたものの被害届をだします。

警察への被害届とカード会社への連絡

被害にあえば、カード会社と警察への被害届をします。

はなるべく直ぐにしたほうが良いです。

被害にあったものをリストにして、

  • カード会社
  • 携帯電話の会社

など、被害になったものをそれぞれの会社に電話をして、盗難にあったことを伝えます。

これで、カードや携帯電話の不正使用の被害を食い止めらます。

 

これらの作業は、電話でもできますし、インターネットでも通知できます。

それができると警察へ行って被害届けを出します。

 

行くべき警察の住所はインターネットで調べられます。↓

https://www.interieur.gouv.fr/Contact/Contacter-une-brigade-de-gendarmerie-ou-un-commissariat-de-police?adresse=69000+Lyon&country=FRA

オレンジの矢印の欄に、被害があった場所の郵便番号を入力すると、その場所の警察の住所がわかりますので、そこに行けば被害届を出せます。

被害届けをだすのは無料です。 被害届けを出すことをフランス語で、【Porter Pleinte】と言います。

警察で聞かれる内容は、被害に遭った

  • 日時
  • 場所
  • 現金の金額
  • カード会社の名前と番号
  • 携帯電話会社の名前と番号
  • アパートの鍵の個数
  • ハンドバックの形、色、大きさ
  • その他被害に遭ったものを具体的に

また、もしひったくりの際に、転んでけがをしたなどがあれば、それも伝えましょう。

  警察で一通り、被害の説明を終えると、サインをした被害届を何部かをもらえます。

保険会社へ提出すると、保険で補償額をカバーしてもらえます。

旅行の前には、保険の補償内容を調べておくと良いですね。

日本へ戻ってから保険会社へ書類を送れます。

被害状況で病院で検査

ひったくりで、けがをしたら、病院で手当をうけましょう。

検査をする病院には、オテル・ディユがあります。

Hôpital Hôtel-Dieu 1, place du Parvis Notre-Dame 75004 Paris Tel : 01 42 34 82 34

この病院は救急病院で、ノートルダム寺院の隣にある、「オピタル・オテル・ディユ」です。

大学病院であり、また救急病院ですので、患者さんが沢山いますが、被害に遭ったこともあり、私が行ったときは検査を無料で行ってくれました。

もしくは、カード会社で提携している病院を聞いて、指定の病院へ行けますね。

私がスリに遭った時は、バッグを持って行かれ、バックはすぐはなしました。

引きずりまわされることもなく、身体の被害はそのくらいで済んだと言えます。

私はパリに在住でも、注意力が足りなく、2回も被害にあいました。 あっていな人と、あう人には、意識の違いがあります。

スリに狙われる対象と意識レベル

日本人は日本人やアジア人が狙われると思っていますが、フランス人も勿論狙われています。

スリをする人達は、相手がアジア人でも、欧州人でも誰でもよく、お金を巻き上げることが出来ればいいわけです。

スリをする人種ですが、フランスでなら東ヨーロッパ(ルーマニアなど)から来た貧しい移民の人達と思うかもしれませんが、状況は複雑です。

どこの国から来た人というより、社会的にはみ出した人たちが行っています。

ご存知のように、フランスは失業率が約12%と、高止まりして改善されません。

そうすると、学歴が高くても仕事がないのは勿論ですが、経済的な理由で学校に行けない若者は、

  • 仕事がない
  • 社会的評価が低い
  • お金がない

などと言った状況です。

最初から仕事をしたくない怠け者ではなくても、仕事を探しても見つからないのが原因で、どんどん泥沼に入っていきます。

学校をどのレベルで止めるかは人それぞれですが、仕事がないとお金もないし、バカンスに行けないどころか、毎日の生活で自宅で食べれても、遊ぶお金がないのです。

それで手っ取り早くスリやひったくりをしてしまうという残念な状況もあります。

しかし、スリやひったくりを行うのは、若者だけではありません。

若者は足が速いです。 ひったくられると、1分でいなくなります。 追いかけるのは余程健脚でないと無理です。

若者の他に注意するのがジプシーです。

注意をするジプシー見分け方

「ジプシー」という言い方を聞いたことがあるでしょうか? ジプシーの子供なのか、子供ですが、スリはしつこいです。

ノマド的な生活を送っているジタンなのか、スリやひったくりをする子供がいます。

 

このYoutubeの映像は、銀行のATMのお金の引き出し時に狙われるケースです。

子供だと思っても、何人もでやってこられると、あっという間にスリの被害に遭います。

相手を子供だと思ってはいけません。子供も何人かで集団となると、力も強いですし、侮れません。

一度は、駅の出口で友人を待っていたときに、ロムの子供が駅の前で一人で歩いている人の財布を狙っているのを目にしました。

財布を取りに行って失敗して戻ってくる子供をそのお母さんが、「なんで失敗したの?」と言って、子供のほっぺにびんたをしていたのを見た事があります。

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ここで親から、盗みを奨励される子供の気持ちを可哀そうに思いますが、同情すると狙われます。

狙われるのはパリだけ?他の都市は?

狙われる都市は、パリだけではありません。南仏などの観光客が多い都市もです。

ATMのお金の引き出し時だけではなく、道路を歩いていて、高価なネックレスをしていている女性の、ネックレスをとる「犯行」もあります。

バカンスの時は、観光客も気分よく散歩などをしているので隙があるのか、フランス人でも狙われます。

ただ、このようなネックレスをとられる被害は、お金だけにとどまらなく、精神的にずいぶんと被害が残るようです。

目の前に、がたいの大きな男性が来て、急に首のネックレスをもぎ取っていくのですから。

管理人は、ネックレスを狙われたことはありませんでしたが、一度はパリのオペラ通りで、ハンドバックを捕られました。

バイクに乗っている後部に乗っている男に持って行かれたのです。多分10秒くらいの出来事で、あっというまの事でした。

それから、自宅にもどり、ありとあらゆる被害届をしないといけなくなりました。

   

まとめ

スリやひったくりは、気を付けていても狙われるのはあると思います。

その日によって、何か悩みがあって歩いたときなどあります。相手はプロですから、そんな隙をみて狙ってきます。

ひったくりは、金品の被害もそうですが、身体の被害も大きくならないように気をつけたいところです。

管理人は2度も被害に遭ってしまいました。

だだ、それから私も学習をして、格好や、持ち物はきをつけるようにしました。

それで、狙われることもなくなりました😊

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