フランス語で「ユズィン・ア・ガズ」という言い方があります。
これはあまり聞かない表現ですが、たまにでてきますね。
「une usine à gaz」と書きます。
意味は 複雑な、です。
「une usine de gaz ガス工場」ではありません。
「une usine à gaz」大体この言い方をするのは、政治家が政策を発表したときなど、よくわからないときにです。
右派も左派も両方します。
状況と使い方をみてみましょう。
「今日のフラ単語」で、単語の解説もしています(^^♪
フランス語のユズィン・ア・ガズって何?

【ユズィン・ア・ガズ】
意味は複雑な、で
「une usine à gaz 」と書きます。
昨日フィリップ首相が、5月11日からの、外出制限解除の案を発表しました。
私は分かりやすいかったのですが、どの組織属すかで、非常に分かりにくいものだったようです。
「une usine à gaz 」といった中には、医師がいました。
Un médecin: «C’est une usine à gaz, le système de Philippe» 訳➡フィリップのシステムは複雑だ、とある医師が。
このように言ったのには、それなりの背景があります。
今日で約コロナウイルス感染の死者は、老人ホームでの数も入れて約25000人です。
3月中から外出制限となり、それからフランスではコロナウイルスにばかり、感染しないような政策がとられてきました。
そこで、この医師は、
Que faire des patients non-Covid ? Pour sauver 25 000 patients, faut-il continuer à tuer tous les autres ? Pas de réponse. 訳➡では、コロナウイルス患者以外の患者はどうすればいいのだ?25000人の患者を救うためには、他の患者を殺せばいいとのか?
このような反応をさせてしまう背景としては、5月11日から、外出制限が解除され少なくなってきた感染者もまた増え、かならず感染者が増えと予測されているからです。
医療現場にいる医師にとっては、外出する際の規定がはっきりしていなく、公共機関にを使う際にどのような防具にするかも、まだ未定なのに、外出解除をすると先に決めてしまうのが、手薄だとい言っています。
まるでわけがわからないと。
この医師の思いはさておき、une usine à gazの表現は最近の傾向としてよくつかわれるようになったのは確かです。
政治家から発表された方針が、分かり難いときには、決まってこの比喩を使い、批判しています😊
以上で~す。
では、では、
また明日(^^♪ à demain.
今日のフラ単語
une usine à gaz 複雑な
métaphore 比喩
Ségolène Royal セゴレーヌ・ロワイヤル Partie socialiste 社会党
candidate présidentielle 大統領候補(女性)