パリオリンピック2024の閉会式に特別出演した、トム・クルーズのパフォーマンスは素晴らしいものでした。
開会式と違い、ハリウッド映画スターで花が咲いたかにも見えて閉会式だったようにも思えます。
そこに、トム・クルーズがスタッド・ド・フランスでロープを使って降下し、オリンピック旗を回収して2028年ロサンゼルスオリンピックに引き継ぐパフォーマンスを行いました。
この壮大な演出料はいくらだったのでしょうか。
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パリオリンピック閉会式式典のトム・クルーズ
ずばり、トムクルーズの出力料は、無料でした。
オリンピック委員会とトム・クルーズの起用
2028年ロサンゼルスオリンピックの組織委員会会長であるケイシー・ワッサーマンが、パリオリンピックの閉会式でのトム・クルーズのパフォーマンスについて明かしています。
オリンピック閉会式ではトム・クルーズがパリ郊外にあるスポーツ競技場であるスタッド・ド・フランスでロープを使って降下し、オリンピック旗を回収して2028年ロサンゼルスオリンピックに引き継ぐパフォーマンスを行いました。
あの壮大な演出の舞台裏について、ワッサーマンはCNBCの討論会で、トム・クルーズを起用する経緯を語ったということです。
15分間の生放送番組を制作することになり、最も優秀なプロデューサー、ベン・ウィンストンを起用し、そのウィンストンがクルーズを採用するアイデアを出したのだと説明しています。
トム・クルーズの出力料
驚くべきことに、トム・クルーズはこのパフォーマンスに無報酬で参加したということです。
しかも、トムは『ミッション:インポッシブル』の次回作の撮影中でしたが、スタントをすべて自分で行う条件で快諾しましたということ。
ワッサーマンによると、トムはロンドンで午後6時に撮影を終え、飛行機でロサンゼルスに移動し、軍用機に乗り込むシーンの撮影を行い、そこから2回ジャンプを実施したといいます。
最初のジャンプが気に入らなかったため、2度目のジャンプを試みました。
ただ、閉会式でのパフォーマンスは彼の期待通りにはいかなかったようです。
安全のためのロープが目立ちすぎ、降下速度が思うように出なかったため、演出がリアルではないと感じ、制作陣と口論になったとのことです。
彼の近しい人々は、この危険なスタントをやめるよう説得していたそうです。
映画撮影でのスタントは一つのことですが、オリンピックでのスタントは非常に心配なものだったと述べています。
パリオリンピック閉会式トム・クルーズ
パリオリンピック閉会式トム・クルーズ
完璧主義者のトム・クルーズの口論
最終的にトムのパフォーマンスは完璧でしたが、閉会式の準備では議論があったようです。
スタジアムでロープを使って降下し、ファンの群衆を歩き、オリンピックの旗を手にした後、バイクに乗って飛行機に向かい、ロサンゼルスに向かいました。
トム自身、ミッション:インポッシブル風の迫力あるパフォーマンスを強く望んでおり、当初は代役を提案されていましたが、「全部自分でやりたい」とケイシー・ワッサーマンによると主張しました。
トムは閉会式の舞台裏で激怒したそうです。デイリーメールによると、安全用のロープが目立ちすぎたことが原因で、彼の周囲はスタントの危険性から降下を止めるよう助言していたとのことです。
しかしクルーズはリスクを顧みないとし、ショーのプロデューサーと口論に発展しました。
彼は自分のパフォーマンスがリアルではなく、降下が思ったよりも遅かったと感じていたようです。過去に『ミッション:インポッシブル6』の撮影中に怪我をしているにもかかわらず、彼の挑戦は止まりませんでした。
映画『ミッション:インポッシブル』の俳優トム・クルーズは、スタジアムの屋根からロープで降り、オリンピックの旗をロサンゼルスに持ち帰るためにバイクに乗りました。
アメリカらしい壮大なショーでしたが、トムはこの演出に納得がいかなったようです。
閉会式後、ある情報筋が明かしたところによると「安全用のロープがはっきりと見えており、トムはそれがジャンプを十分にリアルに見せず、思ったよりも速く降下できなかったと感じていた」そうです。
しかし、多くの人が気になったのは、これほどのスターを起用するのにどれだけの費用がかかったのかという点でした。答えは、1セントも支払われていません。
完全に無報酬のパフォーマンスでした。トム・クルーズはまさに異例の人物と言えます。
まとめ
ミッションインポッシブルのMission impossible : Falloutは、2015年のテロ事件で打撃を受けていたパリへのオマージュで作られてと言われています。
パリの映画もパリも、トム・クルーズの貢献は多大ですね。
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