パリで星付きレストランや5つ星ホテルのレストランへ行くとなると、それなりに気をつかいますよね。
レストランによっては、入口でも、ホールで圧倒されそうな雰囲気があります。
格調のあるレストランは雰囲気が違いますが、それ以上に客層の雰囲気が違います。
だったら、ドレスコードはどんなのがいいのでしょうか。星付きレストランの画像と一緒に、お伝えします。
パリのレストランの品格とドレスコード
ドレスコードはレストラン次第です。
レストランの種類と品格とグランドメゾン
分類は、
- グランメゾン:星付きの格式のあるフレンチレストラン
- レストラン:やや高級なフレンチレストラン
- ビストロ:気楽なフランス料理店
- カフェ・ブラッスリー:喫茶から軽めの食事までとれるお店
などになります。
最初のグランメゾンと言われているのは、正確には「グランドメゾン grandes maisons」といって、伝統や格式がある高級レストランのことです。星付きのレストランが代表的です。
それに対して、観光地にあるカフェ、ブラッスリーやビストロであれば、星付レストランとは経営方針もちがい、シックというよより、カジュアルです。
星付きレストランでは従業員の数も多く、サービスの質も違っています。
星付きレストランでのドレスコード
ミシュランガイドの3つ星レストランなどには、世界の富豪やハリウッドスターも頻繁に来ているレストランもあります。
星付きレストランへ行くときは、洋服もそうですが、バッグや靴にもドレスコードも考えておくべきです。
とはいえ、今から20年前なら男性ならジャケットにネクタイ着用、女性ならロングドレスがありましたが、いまはフランスでは、どちらもマストではありません。
はっきり決まった服装のコードはありませんが、その代わりに、センスがいい恰好で食事に行く人が多いです。
これはレストランを利用する人の年齢が若くなっており、細身でセンスがいい人が行くというようになっているといえます。
パリのレストランに合う服装は、日本の雰囲気と違っています。
Aラインなどのカーブよりは、オードリーヘップバーンのルックのラインが多いです。
この【JENNE(ジェンヌ)】のラインはパリらしい服装です。
バッグは、この【TRANSIC】からだと、カラーが豊富です。 レディースバッグや、トートバッグであまり大きくないタイプだと、椅子の後ろやテーブルの横でも置けます。 パンツルック、スカート、ワンピースとバッグと靴の色で、全部で 4色くらに抑える方が良いかなと思っています。
それと、この手の肩掛けタイプは避けるべきです。
レストランでのバッグの預け方とコート
グランドメゾンの星付きレストランの入店からテーブルまで様子をお伝えします。
星つきレストランの入店から案内人との距離
ミシュランガイドの星の基準が変わっても、やはり星付きレストランは優雅です。
サービス係も優雅です。入店してから席まで案内してくれます。
まずは、レストランへ入店してからの様子です。
【ドアを開けてかコートを預けるまで】
2つ星付きレストランでエレーヌ・ダローズさんの、レストラン「Marsan」の受付けの様子からご紹介します。
まず、ドアを開けて中に入るとサービス係の人が迎えに来ます。

このサービス係の人はどこのレストランでも男性でも女性でも、長身で綺麗な人が出てきます。
予約をしてあるかを聞かれて席まで通されます。
サービス係の人から笑顔で挨拶されるので、「ボンジュール 仏語でこんにちは」、「ハロー 英語でこんにちは」といいましょう。
日本でお客さんの方から、挨拶はしない時もありですが、フランスでは何も言わないと礼儀が悪いと思われて、後でサービスが悪くなるかもしれません(^^♪
冬ならならコートを着ていますので、預かってもらうコートや荷物があれば、預けましょう。
そして、案内に従って、上に行きます。廊下からワインカーヴの様子が見えます。
【テーブル席へ行くまで】

階段を通り、2階席へ上がります。

テーブルまで案内され、女性は椅子を引いてくれます。 着席して、バッグをテーブルの横にいける小さな台をもってきてくれます。
もしくは、バッグを椅子と体の間に置いてもいいです。 小さなバッグだと邪魔になりません。
こちらのマラサンはこの4月の改装されたばかりで、インテリアがおしゃれです。
そのほかに、3つ星シェフのピエルール・ガニェールさんの系列で、「ガヤ」は1星のレストランですが、内装やインテリアがおしゃれです。


ビストロスタイルで、多少カジュアルになりますが、後悔しない服装で行くのが無難です。

このラ・ダム・ドゥ・ピックは1つ星ですが、レストランの中は小さめです。
上のガヤは広々としたおり、大理石のテーブルもあり内装は綺麗です。
正装でなくてもいいですが、シックにして行くのがいいです。
では、カジュアルなレストランや、カフェやブラッスリーであれば、
- Tシャツ
- ジーンズ
- 運動靴
- ショルダーバッグ
で行ってもいいですし、正装過ぎると、中で浮いてしまいます。
また、食事のマナーについては、
- げっぶ・舌打ちはしない
- ズルズルと音をたてない
- テーブルの皿から30㎝は顔を離す
- サービス係に挨拶をする・ありがとうを言う
などあります。
そのほかに、フォークとナイフの使い方で、外側から使うとかに気を遣いますが、今は、1セットずつテーブルにもってきます。
テーブルに座っていて、楽しそうに話しをしている雰囲気の方が、サービス係もやりやすいようですよ。
併せてご覧下さい。 www.franceinfos.xyz
まとめ
ドレスコードもありますが、はみ肉がないほうが、ゆっくりと食事にも会話にも集中できると思いますので、着こなして似合う状態でいくのが良いですよね。
太ってしまったら、体重をもとに戻していくのがいいと思います。
それと、座った席の周りの人が、ずっと話しているのに、自分の席だけ静かだと逆に周りに気を遣ってしまいますので、行く前にいろいろ話題をさがしておくのもお薦めです。