フランス語で「プリム」という言い方があります。
「prime」と書きます。
名詞で、意味は賞与や保険掛け金です。
この名詞の意味の他に、primer sur という動詞があります。
これは、賞よとはまったく違った意味です。
ややこしいですね😢
使い方をまとめてみてみましょう。
「今日のフラ単語」で、単語の解説もしています(^^♪
フランス語のプリムって何?

【プリム】
名詞のプリムは「prime」と書き、意味は、賞与やボーナスです。
フランスで年末に支給されるボーナスは13 ème mois といい、
「13か月目」という言い方をします。
1年は12か月ですので、13か月目は存在しません。
しかし、年末のボーナスを13ケ月目と言っているのは習慣からです。
ただ、日本のボーナスは賞与で、「今年の冬のボーナスは大当たり」などと、喜べる時があるのは、賞与で、労働契約書以外のご褒美です。
ところが、この「13 ème mois 」は、契約書に書かれているもので、賞与ではないのです。
年間の給与を13か月で割り、1ヶ月分を12月に支給しているに過ぎないのです。
もし、12月に別に支給されるものがあれば、それは「prime」 で、嬉しい賞与です😊
この賞与とは別に、保険の掛け金も同じく、「prime」です。
事故がずっとないと、掛け金も少なくなり得、水漏れ事故などを何度も起こすと、掛け金が高くなります。
南仏では、水害も度重なり、人身事故でなく、自然災害でも、掛け金が上がります。
保険会社によっては、加入をことわることもあります。
もう一つの動詞の「primer sur 」があり、
意味は凌駕するです。
La santé prime sur tout le reste 訳➡健康は全てに勝る。
La logique économique prime sur la logique de santé? 訳➡経済理論は健康理論に勝るのか?
5月11日から外出制限を解除し、部分解禁ではあっても、勤務を始めます。
公共交通機関を使っての通勤で、またどのくらいの感染がひろがるか未知数です。
本来であれば、健康が経済理論に勝っているべきで、
La logique de santé prime sur la logique économique. 訳➡健康論理は経済論理に勝る
となるべき。
なぜ、ここで、「logique」 という言い方になるのかは、気にせず、セットで覚えましょう。
以上で~す。 また明日(^^♪ à demain.
今日のフラ単語
prime 詐欺
prime d’assurance 保険掛け金
primer sur 勝る、凌駕する
La logique de santé 健康理論