昨日8月10日に市民が参加できるマラソン大会がありました。
その名もle Marathon Pour Tousといって、Tous=すべての人なので、プロ選手のようなタイムでない人も参加できるマラソン大会でした。
フランス人以外の世界中の国から参加者がいました。
このマラソン、コースと時間が特別です。
ご参考になるものは、目次を追ってお進みください。
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パリ2024le Marathon Pour Tous『みんなのマラソン』
ほぼ最終日にあったマラソン大会です。
8月11日に閉会式があるので、もっとも盛り上がっている時に開催されたマラソン大会です。
市民参加マラソン大会とは?
市民マラソンとは、「広く開かれた大会」というパリ2024の革命的なコンセプトのもとに開催された競技です。
男子マラソンと同じコースで同じ日に市民マラソンが実施されました。
市民マラソンは、2コースが用意され、1つがフルマラソン42.195kmと、もう一つが10kmのコースです。
それぞれ約2万人の参加でした。
市民参加マラソン大会への資格は?
コロナ前の2019年から出場資格を得るためのイベントがあり、約4年も準備があったのです。
アプリにコンディションを入力して、運動目標などの課題をクリアしてポイントを重ねてき、体力もOKで参加できる人が参加したのです。
フランス人だけではなく、世界中の人が参加しました。
マラソン大会参加のゼッケン
クリアした参加者には「ゼッケン」が配られ、「Marathon Pour Tous Connecté」と題する競技参加の企画となりました。
le Marathon Pour Tousのコース
パリ市庁舎前を出発して、ヴェルサイユ宮殿を通過し、最後にパリに戻り、ゴールがアンヴァリッドの、42キロのフルマラソンの距離です。
パリオリンピックle Marathon Pour Tous
みんなのマラソンのコースセーヌ川
マラソンを観に行ってきました。ここはアルマ橋の手前のセーヌ川沿いの地点です。
パリオリンピックle Marathon Pour Tous
オリンピックを観に来ている観光客さんも応援していました。
マラソンに参加している知り合いを観に来ている人もいました。
パリオリンピックle Marathon Pour Tous
10キロのコース
このみんなのマラソン大会には2つのコースが用意されおり、もう一つのコースは、10キロのコースでした。
フランス語で、アントラミュロ(Intramuros)壁の中という意味で、旧パリの中という意味です。
この10キロのコースも、パリ市庁舎前スタートで、アンヴァリッドがゴール地点でした。
パリオリンピックle Marathon Pour Tous
夜の11半スタートでした。
アルマ橋とエッフェル塔
マラソンのコースは景色がいい、セーヌ川沿いがコースになっており、シャンパンフラッシュの時刻と重なる、エッフェル塔を観ながらの走ることになっていました。
パリオリンピックle Marathon Pour Tous
参加した選手の目に映ったエッフェル塔です。
走行時間は?
プロ選手ならタイムが約2時間少しですが、アマチュアですので、4時間以上かかっている人もいました。
夜の9時、10時、10キロのコースが11時半から始まったので、夜中の3時くらいにフィニッシュとなったということです。
走る方も大変ですが、水の補給など、ヘルプに参加したボランティア活動の人も大変で、一体型のマラソン大会でした。
まとめ・パリ市庁舎
オリンピックで、本当の選手でないアマチュアが参加形式のマラソン大会は、オリンピック史上初めてのことでした。
それだけに感動ものだったとおもいます。
私は観に行ってきて、声援を送っている人も多いのには驚きました。
それで、マラソンのスタート地点のパリ市庁舎前に、今朝また行ってきたのです。
パリオリンピック、パリ市庁舎前
パリ市庁舎前はセーヌ川前にあります。今朝観光に来ている人も、今日でオリンピックが終わると思うと、感無量の雰囲気がすでにあったような感じでした。
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