パリのマレ地区にあるポンピドゥーセンターは、ヨーロッパ最大の近現代美術館です。
現代アートの愛好家であったジョルジュ・ポンピドゥー元大統領の発案で建設が進みました。
アートな文化が交差するマレ地区にあることもあり、チューブで覆われたエスカレーターや、配管が丸見えの外装で、いくつものカルチャーを感じる現代美術館です。
センター内のレストランへの行き方と、見どころをご紹介します。
パリ・ポンピドゥーセンターへの行き方
建設前には、パリには不似合いだという意見もありました。
ルーブル美術館の前のピラミッドも同じく、賛否両論がありましたが、今ではパリの人気のスポットになりました。
図書館、映画館、近現代の多様なアートな作家の作品のある美術館になっています。
プラスチックアートもあり、特に、4階と5階には、ピカソ、シャガールやウォーホールなど、アートの巨匠作品があり、見ごたえのある美術館です。
ポンピドゥー・センターはもちろん美術館として有名ですが、建物自体が風変わりで一見の価値があること、また景色を見るだけも楽しめる場所です。
建物と眺望
ポンピドゥーセンターで目を引くのは、やはりその外観です。パリの中でも風変わりな存在です。
ポンピドゥーセンター
パイプで囲まれた建物です。
呼び方は、ソントルポンピドゥー(Centre Pompidou) 、またはボブール(Beaubourg)とも言います。
正面から見ると、チューブのエスカレーターが見えます。
ポンピドゥーセンター
センター正面玄関側です。
ポンピドゥーセンター
中に入ると、ジョルジュ・ポンピドゥー前大統領の顔の絵がぶら下がって見えています。
ポンピドゥーセンター
チケット売り場があり、対面の売り場の隣にはチケットの自販機もありますので、そこでもチケットを買えます。
チケットをゲットしたら、エスカレーターでそのまま上まで行きましょう。エスカレーターはチューブになっています。
ポンピドゥーセンター
上がっている間にどんどん眺望が良くなってきます。レストランがある最上階から、パリが一望できます。
ポンピドゥーセンター
美術館は、4階と5階で、そのまま通りすぎて上までいけます。
そのままレストランで食事だけというのもOKです。
美術館のアーティストの作品
所蔵作品10万点以上といわれていて、通常、常設展は4階と5階ですが、変更される場合があります。
ポンピドゥーセンター
著名なアーティストの作品が多々あります。
- アンリ・ミショー
- サルバドール・ダリ
- ピエール・ボナール
- ワシリー・カンディンスキー
- マルク・シャガール
- アンディ・ウォーホル
- アンリ・マティス
などの作品があります。
最上階にレストランがあります。
ポンピドゥーセンター レストラン「ジョルジュ」
ポンピドゥーセンターの最上階にあるレストランの名前は「ジョルジュ」です。
ポンピドゥー元大統領の名前です。
最上階へはチューブのエスカレーターで上がっていくか、外にあるエレベーターでも直接行けます。
レストランへ行くまでに廊下を通る間に景色が見えます。眺望抜群です。
ポンピドゥーセンター
テーブルに座ってからも、外の景色が綺麗で、料理は美味しく、レストラン奥からもパリが一望できます。
ポンピドゥーセンター
ポンピドゥーセンターのチケット値段と営業時間
まとめ
ポンピドゥーセンターについてまとめましたが、建物が7階建て、最上階まで行くと見晴らしが良いです。レストランまでの階までは無料で行けます。
レストランは眺めが良く、テラスも中も景色が良いこともあり、お茶だけに来ているひとも多いです。
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特に夏の間は、テラスでゆっくりする人も多いです。美術館は現代アートの作品がみれますが、美術館へ立ち寄らずとも、ゆっくりできる空間でオススメです。
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