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フランス語の習得時間は?ペラペラになるまでの目安と費用

フランス語を勉強して、ペラペラになるまで習得期間はどのくらいかかるか?は、かける費用で違ってきます。

ペラペラになるまでには、費用がかかる教材やレッスンの購入もありますが、実際に投下できるコンスタントな勉強時間で違ってきます。

●どの様な方法があるのか、
●どれくらいの期間なのか、
●どれくらいの費用なのか、

について、ペラペラになるまでの習得時間と費用について、参考にして頂けたらと思います。

 

フランス語がペラペラになるまでの習得期間は?

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ペラペラになるまでは、時間はかかり、3日や3か月ではないのは確かです。

大まかに仏検1級に必要な時間は、600時間と公益財団法人フランス語教育振興協会で数字化しています。

フランス語の習得期間と学習法

学習方法は、
校舎がある日仏会館などのスクールに通う、
オンラインのスカイプレッスンなどを受講する、
参考書やビデオ講座を受講する、
留学して現地の語学学校で受講する、

などですが、これらを全部一度に行うと、習得期間が短くなるかというと、そんなこともないのです。

覚えられるキャパがあります。

留学すれば、レベルが上がるかとも思いますが、留学するコンディションがよければ、どんどん吸収もできますが、効果的な環境ばかりでもないです。

仏検1級ともなれば、ペラペラな人もいます。

フランス語検定合格までの習得時間

仏検事務局である、公益財団法人フランス語教育振興協会は、仏検1級に必要な時間は600時間としています。

  • 初級
  • 中級
  • 上級

レベルが上がるにつれ、必要時間数は増えていきます。

合格するまでにかかる時間を、仏検5級から1級まで、以下のように説明しています。

あくまでも目安ですが、

仏検5級

●文法知識➡初歩的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法現在、近接未来、近接過去、命令法の範囲内。 ●語彙➡: 550語 ●標準学習時間➡50時間以上(大学で週1回の授業なら1年間、週2回の授業なら半年間の学習に相当)。

仏検4級

●文法知識➡基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法(現在、近接未来、近接過去、複合過去、半過去、単純未来、代名動詞)、命令法等。 ●語彙➡:920語 ●標準学習時間➡100時間以上(大学で週1回の授業なら2年間、週2回の授業なら1年間の学習に相当。高校生も対象となる。)

中級の3級です。

仏検3級

●文法知識➡基本的文法知識全般。動詞については、直説法、命令法、定型的な条件法現在と接続法現在の範囲内。 ●語彙➡:1,670語 ●標準学習時間➡200時間以上(大学で、第一外国語としての授業なら1年間、第二外国語として週2回の授業なら 2年間の学習に相当。一部高校生も対象となる。)

上級の2級と1級です。

仏検2級

●文法知識➡前置詞や動詞の選択・活用などについて、やや高度な文法知識が要求される。 ●語彙➡:約3,000語 ●標準学習時間➡400時間以上(大学のフランス語専門課程4年程度で、読む力ばかりでなく、聞き、話し、ある程度書く力も要求される。)

仏検1級

●文法知識➡文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、きわめて高度な文法知識が要求される。 ●語彙➡:約3,000語 ●標準学習時間➡600時間以上 ●レベル➡「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、 フランス語を実地に役立てる職業で即戦力となる。

最後の1級では、「即戦力」とありますので、ペラペラとも言えますね。

フランス語の毎日ベースでの勉強時間

フランス語教育振興協会の数字で、 初級の4級と5級で100時間、 2級では、400時間、 1級となると、600時間、となっています。

この数字を週ベースにすると、

4級と5級で100時間→週2時間で1年。 2級では、400時間→週8時間で1年、 1級となると、600時間→週12時間で1年、 となります。

物理的には、学生で週12時間は可能でも、仏検1級の合格者は大学1年生ではできていないのが一般的です。

大体大学4年生で1級に合格していますので、単純に600時間をかけるとできるというものではなく、年数も関係しています。

ライティングとスピーキングの習得時間

仏検1級のスピーキングに必要な教材と留学

仏検などの試験対策には、過去問を行っていけば合格できる可能性が高いです。

ところが、スピーキングは少し別物です。

ライティングが簡単という意味ではなく、スピーキングは相手に分かってもらえるフランス語を話さないといけないからです。

スピーキングが試験に入ってくるのが、上級の準2級からで、過去問の仏検1級の問題を引用します。 2次試験の内容です。

次のテーマのうち、いずれか 1 題について考えをまとめておいてください。

【日本】

1 A Selon vous, le gouvernement japonais devra-t-il élaborer, voire changer sa politique en matière d’énergie et d’environnement ? Pourquoi et en quoi ? B Selon vous, le « sumo » est-il un sport ? Pourquoi ? 2 A On a souvent dit à l’étranger que les Japonais, frappés en 2011 par un enchaînement de catastrophes sans précédent, avaient révélé une certaine « sagesse ». Qu’en pensez-vous ? B Le mot japonais « kawaii » (mignon) est passé dans le vocabulaire de jeunes étrangers. Comment expliquez-vous ce phénomène ?

この手の問題に返答するには慣れが必要です。

自分の考えをまとめて、フランス語で言い、発音も含めてチェックをしてもらうレッスンが必要です。

考えの表現の仕方も、フランス語的なまとめ方が必要です。

これには、留学が必要かにはそうでもなく、仏検の試験対策に精通している講師とのスカイプレッスンなどだと、半年くらいでスピーキング力がつきます。

フランス語がペラペラになるまでの費用の目安

級が上がれば、費用もかかりますが、

フランス語検定参考書の費用の目安

仏検での過去問題集はだいたい1冊3000円以内です。

過去問の冊子は、

『仏検公式ガイドブック』は、仏検を実施しているAPEFが編集した、唯一の公式問題集です。 前年度の試験問題・データをふまえた最新版を毎年刊行しています。 となっています。

5級から1級までCD付きで、1冊2800円まで(級により違う)です。

参考書とスクールレッスン費用の目安

過去問題と参考書の費用のまとめとして、

5級と4級、仏検の問題集とCDと参考書で2万円まで。 2級と1級、過去問題集の他に、CD以外の、スカイプレッスンなどは、3か月1万円x3=3万円。

スカイプレッスンで、月8回(週2回)のコースで2万円です。 半年で16万円です。

フランス留学費用の目安

1級の合格者の中には、留学経験者も多いです。

しかし、留学すれば上手くいくとも限りませんが、現地でだから学べることはあると実感しています。

仏検1級取得にはパリに留学すると、有利になるというものではなく、学校や住んでいる環境で、フランス語が話せる機会がないと、日本にいるのと余り変わらないということもあります。

ですので、語学学校留学で日常会話のクラスなら、現地のフランス語しかはなさない、フランス語講師のクラスは意味があると感じます。

留学費用は学校の授業料以外に、家賃も含めると、どんなに安い1部屋を見つけても、また安い学校を見つけても、1年で最低200万円以上はかかります。

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フランス語で就職するまでに必要な費用は?

フランスへ移住や、派遣でフランスで就職するということもあります。

どのくらいのレベルが必要かは、レベルが高い方がいいですが、文法仏検2級くらいで、あとは、ビジネスや経済用語を別に覚え、パリ商工会議所主催の「Le français des affaires 」の試験に合格すると、良い証明になります。

就職に必要な単語は、仏検1級で出題されるのとは違う単語です。

ビジネスフランス語の習得期間と費用

仕事で使う単語は、文学的な単語ではありません。

文学的にペラペラでなくとも、仕事に使う単語を覚えておくと、ペラペラでなくとも、会社勤務では有利です。

私の場合は、アリアンスフランセーズパリで1年間のコースで、費用は2000ユーロ(26万円)くらいでした。

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まとめ・私の場合の習得時間と費用

フランス語の目標レベルに応じた、習得期間と費用をについてまとめました。

時間は費用対効果で考えるべきな部分があり、予習も復習もする時間を作れると、忘れる時間を圧縮できます。

また、費用はリーディングだけなら本代だけですみますが、スピーキングは、参考書だけでは無理と言えます。

リスニング力をつけないと、スピーキング力も上がりません。

仏検1級や留学の入学証明のDELF試験の準備には、フランス人講師のレッスンが効果的です。

フランス語は映画や文学的な側面が多いですが、就職に繋がると、いままで膨大な金額を払っていたのが、取り戻せますので、ビジネスフランス語はメリットがあります。

私は、大学でフラ語専攻で、その後外資系の会社へ就職し、その後フランスへ移住となり、「Le Diplôme de français des Affaires」という試験を受け、ディプロムを取得して企業で勤務してきました。

それまでかかった費用は、 大学4年、入学金など4年で200万円、 日仏会館1年 毎月2万くらい、 アリアンスフランセーズパリ1年 2000ユーロ(26万円)くらい、

その他、3か月くらいの間、大卒後に単発の講座、通信講座、など、 教科書代もあります。

最初は、参考書1冊で2000円ですが、留学で何百万となります。

何百万というと大きな数字です。私も最初はそこまでかけるつもりもなかったのですが、年月をかけてボチボチやっていました。

大学時代も動詞の活用を覚えるのにも時間がかかりました。フランス語は最初の3年が特に難しい言語だと思います。

お金をかけずにマイペースでしたい場合は、ビデオ講座もあります。 マイペースでするのは、急激に上手くならずとも、継続できる秘訣だと思います。

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