パリジャーナル

Sakurako・パリ観光・パリ旅行・パリのレストランの最新情報サイト

フランス語の習得時間は?ペラペラになるまでの目安と費用




【Kindle本】パリのレストランと街角巡り: パリ在住のグルメブロガーおすすめビストロとカフェ60選
ビストロ1軒追加し60選となりました



最終的にフランス語がペラペラに話せるようにする。

かかる時間は、生まれた環境や、住んでいる場所、経済的状況で違ってきます。

なかなか結果が見えてこないときもありますが、挫折しないで、上手く自分が成長する良い勉強法がみつかるように、ご参考にして頂けたらと思います。

 

フランス語がペラペラになるまでの習得期間は?

ペラペラになるまでは時間は、3日や3か月ではないのは確かです。

早いと数年という人もいます。 特に、ラテン語系の人は1年くらいでペラペラになりますね。

しかし、日本人の場合は、早くて数年が普通です。

フランス語がペラペラになるまでの学習法は?

誰しもが、色々な教材を購入し、何年もレッスンを受講しています。

そこで大事なのは、自分にあった方法を見つけられると、かかる時間は短くできます。

つまり、習得のためには、自分に合った学習法を見つけ、


どれくらいの費用をかけられるか、そして、かけるかになります。

フランス語の学習法

東京や大阪のような大都市に住んでいなくとも、上手い学習法が身近になりました。 今までは
校舎がある日仏会館などのスクールなどのリアルの学校へ通わなくとも、自宅でオンライン学習ができるようになりました。
オンライン講座を受講する、
CDやビデオ講座を受講する、

などができるようになったのです。 これは、実際画期的です。

フランス語の習得期間ペラペラになるまで

習得期間は、目指す目標で違いますが、いきなりペラペラにはなりませんが、1年から数年で話せるようにもなります。

フランス語検定合格までの習得時間

ペラペラになるのと、仏検1級は別ものです。 仏検1級は文法には強くなっていますが、ペラペラとは違うことが多いです。

仏検合格を目指すのであれば、仏検事務局である、公益財団法人フランス語教育振興協会からそうでている、データを参考にしましょう。

  • 初級
  • 中級
  • 上級

レベルが上がるにつれ、必要時間数は増えていきます。 仏検1級のレベルで、必要な人期間を600時間としています。 仏検5級から1級まで、以下のように説明しています。

あくまでも目安ですが、

仏検5級

●文法知識➡初歩的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法現在、近接未来、近接過去、命令法の範囲内。 ●語彙➡: 550語 ●標準学習時間➡50時間以上(大学で週1回の授業なら1年間、週2回の授業なら半年間の学習に相当)。

仏検4級

●文法知識➡基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法(現在、近接未来、近接過去、複合過去、半過去、単純未来、代名動詞)、命令法等。 ●語彙➡:920語 ●標準学習時間➡100時間以上(大学で週1回の授業なら2年間、週2回の授業なら1年間の学習に相当。高校生も対象となる。)

中級の3級です。

仏検3級

●文法知識➡基本的文法知識全般。動詞については、直説法、命令法、定型的な条件法現在と接続法現在の範囲内。 ●語彙➡:1,670語 ●標準学習時間➡200時間以上(大学で、第一外国語としての授業なら1年間、第二外国語として週2回の授業なら 2年間の学習に相当。一部高校生も対象となる。)

上級の2級と1級です。

仏検2級

●文法知識➡前置詞や動詞の選択・活用などについて、やや高度な文法知識が要求される。 ●語彙➡:約3,000語 ●標準学習時間➡400時間以上(大学のフランス語専門課程4年程度で、読む力ばかりでなく、聞き、話し、ある程度書く力も要求される。)

仏検1級

●文法知識➡文の書き換え、多義語の問題、前置詞、動詞の選択・活用などについて、きわめて高度な文法知識が要求される。 ●語彙➡:約3,000語 ●標準学習時間➡600時間以上 ●レベル➡「聞く」「話す」「読む」「書く」という能力を高度にバランスよく身につけ、 フランス語を実地に役立てる職業で即戦力となる。

フランス語の毎日ベースでの勉強時間

先ほどみました、フランス語教育振興協会の数字で、 初級の4級と5級で100時間、 2級では、400時間、 1級となると、600時間、となっています。

この数字を週ベースにすると、

4級と5級で100時間→週2時間で1年。 2級では、400時間→週8時間で1年、 1級となると、600時間→週12時間で1年、 となります。

物理的には、学生で週12時間することが可能でも、仏検1級の合格者は大学1年生ではできていないのが一般的です。

大体大学4年生で1級に合格している人もいますので、単純に600時間をかけるとできるというものではなく、年数も関係しています。

もし、あなたが大学フランス語学科にいるなら、4年かけて、仏検1級は手の届く検定だと思います。 もっていて無駄にならない合格証書です。

フランス語がペラペラになるまでの費用の目安

仏検も級が上がれば、費用もかかっていきますが、

フランス語検定参考書の費用の目安

仏検での過去問題集はだいたい、1冊3000円以内です。

過去問の冊子は、

『仏検公式ガイドブック』は、仏検を実施しているAPEFが編集した、唯一の公式問題集です。 前年度の試験問題・データをふまえた最新版を毎年刊行しています。 となっています。

5級から1級までCD付きで、1冊2800円まで(級により違う)です。

参考書とスクールレッスン費用の目安

過去問題と参考書の費用のまとめとして、

5級と4級、仏検の問題集とCDと参考書で2万円まで。 2級と1級、過去問題集の他に、CDと。 ここまでは、数万円です。 ペーパー本やCDですめば、安い投資です。

しかし、プライベートなスクールのスカイプレッスンなどをうけるようになれば、

スカイプレッスンで、月8回(週2回)のコースで2万円です。 半年で16万円です。

フランス留学費用の目安

さらに、留学ともなれば、一桁違います。

仏検1級の合格者の中には、留学経験者も多いです。

留学をして直ぐにペラペラになるものではありませんが、日本にいても、フランス語が話せる機会がないと、フランスの方が、話す機会は多少多くなります。

フランス留学中に、いい環境が揃えば、留学は効果があり、そんな留学費用は学校の授業料以外に、家賃も含めると、どんなに安い間借り1部屋を見つけても、また安い学校を見つけても、1年で最低200万円以上はかかります。

ペラペラになってフランスで就職する?

就職するには、フランス語が上級でなくともできます。 その場合は、手に職があるという場合です。

パティシエや料理シェフなど、必要とされている職へ応募すると採用されることがあります。

それに対して、企業就職であれば、レベルが高いにこしたことはないですが、文法仏検2級くらいだと安心感があると思います。

レターが書ける、電話対応ができる、日常会話はできるレベルです。

その他に、ビジネスや経済用語を別に覚え、パリ商工会議所主催の「Le français des affaires 」の試験に合格すると、就職には良い証明になります。

ビジネスフランス語の習得期間と費用

企業就職の場合、仕事で使う単語は、文学的な単語ではありません。

文学的なボキャブラリーよりも、仕事で使う単語が必要です。

私の場合は、アリアンスフランセーズパリで1年間のコースで、留学費用は2000ユーロ(26万円)くらいでした。

まとめ・私の場合の習得時間と費用

ペラペラになるまでの習得期間と費用は様々ですが、通常はフランス留学で1年で何百万円となります。

勉強を進め、毎年フランス語のステージも変わります。 費用は、留学をしなくても日本でレッスンを受け、毎月1万円から数万円になります。

私の場合費用は、 大学4年、入学金など4年で約200万円、 日仏会館1年 毎月2万くらい、 アリアンスフランセーズパリ1年 2000ユーロ(26万円)くらい、

その他、3か月くらいの間、大卒後に単発の講座、通信講座、など、教科書代など、多々あり、多分50万円くらいでした。

私も最初はそこまでかけるつもりもなかったのですが、年月をかけているうちに、大金を投入していました。

最初は、フランス語を勉強するのに、お金がかかるというのは、覚悟していなかったのですよね。

最終的には、フランス語ができて、企業就職をし、かけた分だけ費用以上にお金を貰うことができました。

ですので、ペラペラになって就職するフランス語を目指すのもいいかなと思っています。

もしくは、趣味でフランス旅行や短期留学をして、滞在生活を楽しむのも本当に楽しいと思います。