フランス語を勉強していても、なかなか結果が見えてこないという時があるのではないでしょうか。
ありますよね~。私もそう感じる波を何度も経験しました。
上手くいっていると感じるときがあると、また足踏み状態となってしまうのでした。
最終的に目指すのが、ペラペラという場合は、それだけ時間も、費用も大きくなってきますし、メンタル面でけはないですよね。
上手く自分が成長する、いい勉強法がみつかるように、ご参考にして頂けたらと思います。
フランス語がペラペラになるまでの習得期間と方法は?

ペラペラになるまでは時間はかかり、3日や3か月ではないのは確かです。
誰しもが、色々な教材を購入し、何年もレッスンを受講しています。
そこで大事なのは、自分にあった方法を見つけられると、かかる時間は短くできます。
つまり、習得のためには、
●どの様な方法があるのか、
●どれくらいの期間なのか、
●どれくらいの費用なのか、
です。
フランス語の学習法
東京や大阪でなくとも、上手い学習法は手に入るようになり、レッスンも選べるようになりましたね。
校舎がある日仏会館などのスクールに通う、
オンラインのスカイプレッスンなどを受講する、
参考書やビデオ講座を受講する、
留学して現地の語学学校でレッスンを受講する、
などです。
フランス語の習得期間
これらを全部一度に行うと、習得期間が短くなるかというと、そんなこともないのです。
いくら、レッスンでも、毎日の覚えられるキャパがあります。 それに、一度に覚えることは無理ですので、年数をかけることになります。
また、留学すればレベルが上がるかとも思いますが、実際にそうでもないのですよね。
留学するコンディションで良い、悪いは確かにありますが、定額な学校でもいい先生はいます。 それに、先生の説明がわかりやすいや、そうでもないと説明の相性があります。
実際に、フランス語の勉強には留学する人ばかりでないですし、私も留学なしで大卒で日本で勉強していました。
フランス語検定合格までの習得時間
ペラペラになるのと、仏検1級は別の範疇ですし、しかし、仏検でペラペラになっていないが、文法には強くなっています。
仏検事務局である、公益財団法人フランス語教育振興協会からそうデータがでています。
- 初級
- 中級
- 上級
レベルが上がるにつれ、必要時間数は増えていきます。 仏検1級のレベルで、必要な人期間を600時間としています。 仏検5級から1級まで、以下のように説明しています。
あくまでも目安ですが、
中級の3級です。
上級の2級と1級です。
フランス語の毎日ベースでの勉強時間
先ほどみました、フランス語教育振興協会の数字で、 初級の4級と5級で100時間、 2級では、400時間、 1級となると、600時間、となっています。
この数字を週ベースにすると、
4級と5級で100時間→週2時間で1年。 2級では、400時間→週8時間で1年、 1級となると、600時間→週12時間で1年、 となります。
物理的には、学生で週12時間することが可能でも、仏検1級の合格者は大学1年生ではできていないのが一般的です。
大体大学4年生で1級に合格している人もいますので、単純に600時間をかけるとできるというものではなく、年数も関係しています。
もし、あなたが大学フランス語学科にいるなら、4年かけて、仏検1級は手の届く検定だと思います。 もっていて無駄にならない合格証書です。
フランス語がペラペラになるまでの費用の目安
級が上がれば、費用もかかっていきますが、
フランス語検定参考書の費用の目安
仏検での過去問題集はだいたい1冊3000円以内です。
過去問の冊子は、
『仏検公式ガイドブック』は、仏検を実施しているAPEFが編集した、唯一の公式問題集です。 前年度の試験問題・データをふまえた最新版を毎年刊行しています。 となっています。
5級から1級までCD付きで、1冊2800円まで(級により違う)です。
参考書とスクールレッスン費用の目安
過去問題と参考書の費用のまとめとして、
5級と4級、仏検の問題集とCDと参考書で2万円まで。 2級と1級、過去問題集の他に、CDと。 ここまでは、数万円です。 ペーパー本やCDですめば、安い投資です。
しかし、プライベートなスクールのスカイプレッスンなどをうけるようになれば、
スカイプレッスンで、月8回(週2回)のコースで2万円です。 半年で16万円です。
フランス留学費用の目安
さらに、留学ともなれば、一桁違います。
仏検1級の合格者の中には、留学経験者も多いです。
仏検準備のためにフランスに留学するのもないと思いますが、フランスの大学の単位を取るために、留学はあります。
留学をして直ぐにペラペラになるものではありません。
行く学校や住んでいる環境で、フランス語が話せる機会がないと、日本にいるのと余り変わらないからです。
いい環境が揃えば、留学は効果があり、そんな留学費用は学校の授業料以外に、家賃も含めると、どんなに安い1部屋を見つけても、また安い学校を見つけても、1年で最低200万円以上はかかります。
フランス語で就職するまでに必要な費用は?
フランスへ移住したいという場合、まずは住んでみたいという場合は、収入がないと、お金が減っていきます。
住むにしても、どのくらいのレベルが必要かは、レベルが高いにこしたことはないですが、文法仏検2級くらいだと安心感があると思います。
そこで、結婚していて、働けるという場合は、仕事をするには、どのくらいのレベル?となると、企業就職となれば、レターが書ける、電話に出れる、日常会話はできるレベルです。
その他に、ビジネスや経済用語を別に覚え、パリ商工会議所主催の「Le français des affaires 」の試験に合格すると、就職には良い証明になります。
就職に必要な単語は、仏検1級で出題されるのとは違う単語です。
ビジネスフランス語の習得期間と費用
仕事で使う単語は、文学的な単語ではありません。
文学的なボキャブラリーよりも、仕事で使う単語を覚えておくのがオススメです。 そのほうが、ペラペラでなくとも会社勤務では有利です。
私の場合は、アリアンスフランセーズパリで1年間のコースで、費用は2000ユーロ(26万円)くらいでした。
まとめ・私の場合の習得時間と費用
私もパリに移住をしてきて、アリアンスフランセーズでコースをとり、就職をしました。
考えてみると、フランス語は大学から始めて、最初は参考書だけですみますが、上級になるにつれて、お金はどんどんかかっていきます。
そのステージにあったレッスンを受けるので、留学をしなくても毎月1万円から数万円になります。
それまでかかった費用は、 大学4年、入学金など4年で約200万円、 日仏会館1年 毎月2万くらい、 アリアンスフランセーズパリ1年 2000ユーロ(26万円)くらい、
その他、3か月くらいの間、大卒後に単発の講座、通信講座、など、教科書代など、多々あり、多分50万円くらいでした。
通常は留学で1年で何百万円となります。何百万円というと大きな数字です。
私も最初はそこまでかけるつもりもなかったのですが、年月をかけているうちに、大金を投入していました。
最初は、フランス語を勉強するのに、お金がかかるというのは、覚悟していなかったのですよね。
私は最終的には、かけた分だけ、フランス語を使って費用以上にお金を貰うことができました。
ですので、フランス語もある程度まで行くと、頑張って就職するフランス語を目指すのもいいかなと思っています。
もしくは、全くの趣味とフランス旅行や映画を観るというのがいいかと思ます。 あとはホント価値観です。ご参考なることがあれば幸いです。