パリの地下鉄の治安はどうなのかと不安に思う方も少なくないのではないでしょうか。
時間があればバスや路面電車もあり、市内の景色を見れるのが良いのですが、移動となるとやはり地下鉄がおすすめです。
地下鉄はあまり遅れなく車両が到着するので、バスよりも利用する人が多いです。
とは言っても、なんとかく地下鉄の構内は陰気で、スリも多そうだしと思いますよね~。
もちろん日本のようには治安が良いとはいえませんが、いくつかの点に気を付ければ、地下鉄は快適に利用できます。
パリの地下鉄構内の治安と注意点

地下鉄の構内のは東京の地下鉄の構内と違い、陰気というのか、照明が明るくありません。
構内がどんな感じかを画像でご紹介します。 スリもいます!
改札機~プラットホームまで
スリに気を付ける1番は、改札機を通るときです。
この改札機のチケットを通すときには、バッグの気を付けてましょう。 後ろにスリがいるかもしれません。
女性ならバックは肩にしっかり持つようにします。肩から下げているバックが、背中側にならないようしして、改札を通ります。

自動の改札機のオレンジに記したところに、自販機で購入したチケットを入れると、すぐ改札機の前の方で出てきます。
チケットを取って改札機のドアを開けて中に入ります。
ドアを開けた正面に、路線の方向が書いてあります。
この写真は、オペラの駅で、駅にもより複数の路線があります。 路線の番号線が、ピンクとか、オレンジとか、緑になって路線が書かれています。
その路線の行先を見て、駅か右か左に行きます。
通路を進んでプラットフォームまで行くと、時間帯によっては待っている人が多いときと、少ない時があり、それぞれです。

このような落書きがすごい車両がありますが、治安には問題ありません。
パリの地下鉄には全部で16線あり、1号線、12号線、14号線は車両が綺麗です。
車両は予算があると、新しくなって綺麗になっています。
どの路線に、綺麗な車両が多いというのはありません。

また、チケットは、1時間半以内であれば、郊外線のRERも乗れますので、接続がよければそのまま、乗り換えましょう。
RERへの乗り換えも、ドアを通過しないといけません。 ここでも気をつけましょう。
【RERの構内】
地下鉄からRERへ乗り換えるには、地下鉄構内でRERへ行く改札機を通って進んでいきます。
扉(ドア)がついた地下鉄と同じような改札機がありますので、同じ要領でチケットを通して、この扉を押して中に入って行きます。

RERは郊外線ですので、沢山の人が利用しますので、構内は地下鉄の構内に比べてずっと広いです。
構内には、路線の行先の時間と乗り場を示す画面が設置されています。

乗り場が何番線なのかを確認して、エレベーターを上がっていきます。
RERのプラットフォームです。ホームの長さも地下鉄の3倍くらいの長さです。

車両がプラットフォームへ入ってくると、ドアが開きますので、中に乗り込めます。
RERの構内の治安についても、車両内で、お金をくださいと言って来る人はいますが、下をむいているか、首を横に振れば、いなくなります。
お金も物乞いは、治安が悪いということはないのですが、車両内ではお財布はバッグからは出さない。
お金はぴらぴらさせない、携帯電話も出して見せないのが良いです。 金目のものは狙われれる可能性がありますので、お金をもっているような恰好で乗車しないほうがいいです。
地下鉄の階段の治安と注意点
車両内ではそうそうスリはみませんが、ところが入り口の階段ではスリが多いです。
男性ならよく、後ろのポケットに大きなお財布をいれている人がいますが、狙われます。
男性がズボンの後ろポケットに長いお財布を入れています。
日本で狙われないので、その習慣のままパリでも歩いていると、スリがグループで来て、一人がお財布を抜き取り、グループに投げ、それで足がはやく、あっという間にいなくなります。
「金目」のものは見せないようにしないとだめです。
逆に、地下鉄の利用の時はカジュアルな恰好だと狙われにくいです。 同化した服装がオススメです。
まとめ
いかがでしょうか。
地下鉄に乗るのは何かと不安がありますが、綺麗でないだけで、気を付けると、治安が悪いというほどでもありません。
ただ、日本と違いスリが多いです。
日本からパリに到着したときは、ツーリストだと相手がわかります。 ですので洋服も目立たない同化した格好で乗車するのがいいですね。
狙われているのは、さもお金がありますという服装の人で、特にアジア人がねらわれているわけではありません。
ただ、夜になると、地下鉄の構内だけでなく道でも注意が必要です。