パリ旅行で地下鉄の治安やスリはどうなのかについて解説します。
パリの地下鉄の構内はそう明るくなく、陰気ともいえ、実際にスリもいますので、注意が必要です。
パリの地下鉄の治安とスリ
車両内ではスリは目につきにくいですが、車内にも、移動する階段にもスリが多いです。
パリのスリに狙われる現状
日本人は日本人やアジア人が狙われると思っていますが、フランス人も勿論狙われています。
スリをする人達は、相手がアジア人でも、欧州人でも誰でもよく、お金を巻き上げることが出来ればいいわけです。
スリをする人種ですが、フランスでなら東ヨーロッパ(ルーマニアなど)から来た貧しい移民の人達と思うかもしれませんが、状況は複雑です。
どこの国から来た人というより、社会的にはみ出した人たちが行っています。
ご存知のように、フランスは失業率が約12%(9%まで下落)と、高止まりして改善されません。
そうすると、学歴が高くても仕事がないのは勿論ですが、経済的な理由で学校に行けない若者は、
などと言った状況です。
最初から仕事をしたくない怠け者ではなくても、仕事を探しても見つからないのが原因で、どんどん泥沼に入っていきます。
スリやひったくりを行うのは、若者、子供などです。若者にすられると、追いかけるのは余程健脚でないと無理です。
スリをする人には、その他にジプシーがいます。
パリの地下鉄構内のスリ
ジプシーの子供でも、若者でも、数人でやってこられると、あっという間にひったくりの被害に遭います。
相手を子供だと思ってはいけません。子供も何人かで集団となると、力も強いですし、侮れません。
日本で狙われないので、その習慣のままパリでも歩いていると、スリがグループで来て、一人がお財布を抜き取り、グループに投げ、それで逃げ足がはやく、あっという間にいなくなります。
以上のような状況が地下鉄駅の中、出口であり得ます。地下鉄に乗ると必ずあるとうものでなりませんが、あることは意識しておいてください。
パリの地下鉄構内の移動の仕方
地下鉄駅構内の様子と移動の仕方を解説します。
自動改札機でチケットを通す
地下鉄構内で、チケットを通す改札機があります。
自動の改札機のオレンジに記したところに、自販機で購入したチケットを入れると、すぐ改札機の前の方で出てきます。
チケットを取って改札機のドアを開けて中に入ります。
ドアを開けた正面に、路線の方向が書いてあります。
この写真は、オペラの駅で、駅にもより複数の路線があります。
路線の番号線が、ピンク、オレンジ、緑など、路線が書かれています。
その路線の行先を見て、駅か右か左に行き、通路を進んでプラットフォームまで行くと、時間帯によっては待っている人が多いなど、それぞれです。
地下鉄構内と地下鉄車両
このような落書きがすごい車両がありますが、治安には問題ありません。
車両は予算があると、新しくなって綺麗になっています。
どの路線に、綺麗な車両が多いというのはありません。
パリ メトロ の自動運転の路線
パリの地下鉄には全部で16線あります。
中には自動運転の路線があり、1号線、4号線、14号線は自動運転車両です。
パリ メトロ 治安の悪い 路線
この路線が危険というのはありませんが、2号線と13号線は、雰囲気が違うと感じることがあります。
2号線なら、夜の20時くらいから、クリッシーからバルべスのあたりまで、いろんな人が乗り、暗い感じがします。
また13号線でクリッシーから北は夜は避ける方がいいです。
地下鉄からRERの乗り継ぎ
地下鉄からRERの乗り継ぎは、同じチケットで、1時間半以内であれば、郊外線のRERも乗れますので、接続がよければそのまま、乗り換えましょう。
RERへの乗り換えも、ドアを通過しないといけません。
気をつけましょう。
地下鉄からRERの構内までの乗り換え
地下鉄からRERへ乗り換えるには、地下鉄構内でRERへ行く改札機を通って進んでいきます。
扉(ドア)がついた地下鉄と同じような改札機がありますので、同じ要領でチケットを通して、中に入って行きます。
RERは郊外線ですので、沢山の人が利用しますので、構内は地下鉄の構内に比べてずっと広いです。
地下鉄構内のエレベーター
エレベーターがある構内には、くらいところがあります。
乗り場が何番線なのかを確認して、エレベーターを上がっていきます。
RERのプラットホーム
RERのプラットフォームは、地下鉄のプラットホームより長く3倍くらいの長さです。
車両がプラットフォームへ入ってくると、ドアが開きますので、中に乗り込めます。
www.franceinfos.xyz
地下鉄からRERの車両での物乞い
RERの構内の治安についても、車両内で、お金をくださいと言って来る人はいます。
音楽を演奏しお金を下さいと言って来る人もいます。
下をむいているか、首を横に振れば、いなくなります。
物乞いは、治安が悪いということはないのですが、車両内ではお財布はバッグからは出さない。ように気をつけるべきです。
まとめ
パリ旅行中は安全面で不安に感じることがあるのも事実で、被害に遭うことがあります。
日本とフランスは「盗難」の環境が違い、盗まれないように、また被害に遭わないようにしないといけません。
ひったくりなどに遭ってしまうと、数日がパーになり、お金もかかってしまいます。
日本とは勝手が違います。地下鉄やRER構内の移動の仕方に注意をして、自分で防御しましょう。
パリ旅行を楽しく終えるための安全対策の全て
をご参照ください。
被害に遭うと、時間も金銭的にもロスがあり、メンタルでも悪影響がありますので、で出発前にチェックして、備えるようにして下さい。
●追加しました。
『トラブルや犯罪や犯行』の章で、高級ホテルでの腕時計の盗難
『パリ旅行安全対策』の章で、対策2の服装と、対策6
を追加しました。
Noteでもご覧いただけます。