パリの生活が辛い!と思うことは、日本人なら誰でも経験しているのではかなと思います。
それがいいのか、悪いのかは別にして、乗り越えた人は「タフ」になるなと思います。
留学でも、転勤でも、研修でも、みんなそんな時期を経験して、乗り越えた時には、大きく成長しているってことなのでしょう。
という私も、かなり辛い時期を経験しました。
今でこそ笑い話ですが、辛いときは余裕がありませんでした。
笑っている人がうらやましかったです😢
とはいえ、乗り越えてみると、なんであんなに悩んでいたのかと思えます。
今でこそ笑って話せる、パリの生活が辛かった理由5つと、私が乗り越えた解決策をお話します(^^♪
パリの生活は辛いもの?その5つの理由

今は快適なパリライフを楽しんでいます。
しかし、当初は大変でした。
フランスでもパリの生活は特にストレスが多いと言われています。
私も例外となることができず、辛かったです。
理由は、パリは大都市で、皆殺気立って生活をしているために、そのスピードに自分のメンタル面を合わせないといけないこと。
そして、外人なのでフランス語が話せても、通じるくらいのレベルで、言いたいことが伝えらなかったからです。
殺気立ったスピードにのらないと、「グサッ」というようなことを言われて、傷ついていました😢
今となっては、笑話ですが、当時は全く笑い話ではなかかったのです。
スピードの面以外では、フランス語のレベルが高くなったのが原因でした。
言いたいことがあっても、言い返せなかいと、辛い思いをします。
外人なら、誰しも経験することなのしょうが、
話すスピードが速すぎで理解できない
言いたいことが上手く言えない・言い返せない
経済的に収入が安定するまで時間がかかった
友人との付き合いで旦那と異文化
仲のいい日本人の友達ができるまで時間がかかった
などがありました。
順番にお話します。
話すスピードが速すぎで理解できない
話しのスピードが速すぎは、日本とはくらべものになりません。
ニュースを聞いてそう思う人も多いと思いますが。すごいスピードです。
大体、パリの人は外人には配慮が少なく、ゆっくりと話すのは最初の2分で、あとは機関銃のように、わわわわと話してきます。
それで、夫婦単位で会うときは、友人夫妻は、奥さんと、旦那さんがぞれぞれに同時に話してきたりと、交響曲でした。
パリの人は特に、主張が多いと言われています。
裏を返せば、言ったもの勝ちとも言えます。
もう、単語量をふやさないとダメだなと思いました。
言いたいことが上手く言えない・言い返せない
なにせパリに到着したことろは、ヒアリングで苦労しました。
相手の話すスピードが速すぎで理解できないとうこともありましたが、それと同時に、
自分の言いたいことを、的を得て言えないというのがありました。
まず、フランスで起こった事象や物事の背景が分からないことが多く、それに対して意見を言いたいけれど、言っていも相手に通じなかったです。
私自身の友人がなかったのです、いつも旦那さんの友人夫妻と複数で会っていました。
私の旦那さんの友人は、政治好きな人も多いのと、フランスでは政治の話しが多いです。
歴代の大統領の名前は知っていても、それだけでは、全然太刀打ちできなく、チンプンカンプンでした。
自分の言いたいことを言うには、まずその場で何が話題になっているかを理解できないと、「しら~っ」とした雰囲気が流れます。
それでも、友人は理解しようという姿勢があったので、良かったのです。
しかし、一人でお出かけすると、見ず知らずの人と話しとなります。
相手がわけのわかない事を言っているから、言い返したいのですが、空振りが多かったです。
言いたいことは沢山あったのですが、言えないのは、ストレスでした。
➡【必見】フランス語の試験TEFとは?滞在許可証入手にはどの試験がいいの?
➡フランス留学の費用ってどのくらい?1週間からでもできる短期留学は?
経済的に収入が安定するまで時間がかかった
上の、言いたいことが言えないというのと、連動していますが、フランスは、自己主張が多い国です。
「沈黙は金」などという風土がありません。
言いたいことをどのくらい言えるかで、ストレス度が違ってきます。
自分が考えていることを、上手く言える状態は、ほとんど仕事ができる状態だと思っていました。
話しが流暢になると、会社での採用もかなり有望です。
フランスでは、というより、パリでは働く女性が多いです。
旦那さんが高収入だと、奥さんのほうも高収入です。
それで、自分の収入が少ないと、食べてはいけても、なんとなく、自分で「つまらない人間」と思うことが多く、自分に自信がもてなかったのです。
状況打破には、学校にも通うしかないと思い、スクールに通いました。
そのおかげで、資格もとれて就職もでき、自分の収入が安定すると、随分とパリの生活はナイスになっていったのです。
友人との付き合いで旦那と異文化
フランスと、日本の生活で違う面は、自己主張度もありますが、夫婦のあり方も違います。
フランスは、どこに行くにも夫婦単位です。
もちろん、そうでないカップルもいますが、割合で夫婦単位で行動することが多いのです。
当初は、同姓の仲の良い友人と、お茶でもランチでもして、お出かけしたかったのです。
しかし、パリに到着した当時は、お友達がすぐに見つからず、四六時中夫婦単位で行動するしていたのですが、日本の女友達と出かける文化とは違い、違和感がありました。
それに、自分の収入も最初はなかったりで、いろんな面で、悪循環だったのです。
仲のいい日本人の友達ができるまで時間がかかった
自分自身の精神バランスが保てているかは、仲のいい友人がいるかによります。
パリは主張の多いこと以外は、外人にとっても友人が見つけやすい都市です。
お出かけして、友人にもなりやすい雰囲気があります。
とはいえ、日本人同士でだから分かち合る話題があります。
今は、親友といえる仲のいい日本人の友人がいますが、そうなるまでに時間もかかりました。
結局、私にとってこれら5つのことができる状態になった時に、パリの生活は快適になったのです。
今は、パリ生活は大好きです。
では、パリの生活が辛いとどうすべきなのか、解決策にはどのようなことがあるのかについてお話します。
パリ生活が快適になる解決策

フランスの中でもパリジャンは「冷たい」と言われています。
パリ以外の都市からパリに来ているフランス人も多いです。
フランス人でさえも、パリはストレスがあると言います。
ただ、フランス人なら、言葉の問題はありません。
最初に、
話すスピードが速すぎで理解できない
言いたいことが上手く言えない・言い返せない
経済的に収入が安定するまで時間がかかった
友人との付き合いで旦那と異文化
仲のいい日本人の友達ができるまで時間がかかった
と書きましたが、言葉の問題があれば、上手く言えない状態では、辛いのは当たり前です。
上の5つの中で、最後の仲の良い友人が持てるかは、別次元ですが、夫婦での異文化でさえも、フランス語でができれば、かなり解決してしまうことができます。
フランス語のレベルアップを図る
フランス語のレベルアップにはレッスンを受けるのがいいでしょう。
日本でなら文法書を購入して時間をかけて、仏検に備えて勉強するということもできますが、パリでは「まったなし」です。
毎日怒涛のように、わからないことが押し寄せてきますので、時間とお金を投入して、計画を立てたレッスンを受けるのが、進度が早いです。
まず相手が言っていることを理解する。次に自己主張を出来るようにして、言いたいことをいえるように訓練することが大事です。
言えないのは本当に辛いですし、ずっと家族に守られているということは無理です。
またいつかは自立して、自分で言えるようにでききないと、子供のままです。
パリでは言葉ができるようになると、地下鉄内で席を譲る、譲らないで何か言われるなど、そんな対処もできるようになります。
地下鉄の中で、ボーっとしていると、何かいわれたりもありますので、あらゆる状況で角がたたないように「言い返すことができる」状態にすることです。
ただ、こんなことは、日本人だから人種差別で、言われているのではないのです。
パリ生活と人種差別
日本人は、やたらと、「自分がどう思われているのか」を気にする国民と言われています。
自分は日本人だから言われた、つまりは、人種差別的に悩む人がいますが、それは違うと思います。
私自身は、人種差別に遭っていると感じたことは、フランスに到着して、1年目に2度ありました。
しかし、それから、段々と話せるようになり、言い返すことがでいるようになってからは、人種差別だと感じたことはなくなりました。
言葉で攻撃をされたと思えば、スマートに言い返すことができれば、ストレスもなくなります。
ユーモアがどのくらい言えるかによるなと思います。
まとめ
いかがでしょうか、パリの生活の辛さについてまとてめました。
いまでは、快適なパリの生活となりましたが、パリに到着したころは、友人もいない、言葉がうまくでてこないとで、1ハンディがありました。
言いたいことが言えないことで、ストレスがあるものですね。
もちろん生まれた国で生活してもて、いつもいいことばかりがあるわけではありません。
しかし、実際に言葉さえできると、パリでは良い人間関係が築けると感じます。
努力をしている外人にフランス人は親切だと感じます。
ですので、フランス語のレベルを上げるのが、辛さから脱する一番の秘策と感じます。
言葉ができると、知り合いも自然と増えていきます(^^♪