フランス語で「メテオリット」という言い方があります。
「météorite 」と書きます。
名詞で意味は、いん石、です。
いん石とコロナ感染がどんな関係と思いますが、
イタリアにしてみれば、急に感染者が増大して、
大砲を打ち込まれたようなものです。
もちろんこれは比喩的ですが、使い方を見てみましょう。
「今日のフラ単語」で、単語の解説もしています(^^♪
フランス語のメテオリットって何?

【メテオリット】
メテオリット「météorite」は、名詞で、 意味はいん石です。
それを、コロナいん石という言い方をし、
"La météorite coronavirus est tombée précisément ici", se souvient le préfet de la province lombarde de Lodi, lui-même tombé malade.
訳➡「コロナいん石が落下したのはまさにここ」と、自分自身でも感染者となったロンバル州ローディ県の知事が言った。
そのような言い方は的をえていますね。
ある日、中国からやってきたコロナ菌はあっという間に町を襲ったのですから。
イタリアは、本当に大変だったと思います。
このいん石の比喩的な言い方の別の例で、
Emmanuel Macron, un parcours de météorite pour accéder à l'Elysée Le 8e président de la Ve République est aussi le plus jeune jamais élu.
訳➡エマニュエル・マクロン、その第5共和政の8代目、最年少の大統領となった異的早さの道程。
職業上の昇進が格段早い例などにも使われ、エネルギーを感じるというニュアンスがあります。
マクロンさんの当選は、もちろんフィオン元首相の失脚がなければ、なかったのは当然ですが、それにしても政治経験のない青年の当選で、météoriteの使い方の1例です。
以上で~す。
では、では、
また明日(^^♪ à demain.
今日のフラ単語
météorite いん石
un parcours de météorite 早急な道程
accéder à l'Elysée エリゼ宮へたどり着く、つまり大統領になる。