4区のマレ地区にあるレストラン「イロ」をご紹介します。
The forkを見ると和食店になっていますが、フュージョンが相応しく、フレンチと和食を一度に楽しめます。
【Ilô Restaurant】のシェフは、Ozekiシェフです。
パリの4区【Ilô Restaurant】フレンチ・フュージョン「イロ」
バスティーユ広場から徒歩3分のところにある、こじんまりとしたレストランです。
シェフの小関達弥(Ozeki Tatsuya)シェフ
小関達弥(Ozeki Tatsuya)シェフは、「イロ」の料理シェフとなってまだ5ヶ月ほど。
フュージョン料理?のシェフ?と思う方も多いと思いますが、私もフレンチと和食のフュージョンは、パリではこちらが初めてです。
小関シェフは、パリのコルドンブルーで料理を学び、日本では北海道洞爺湖畔の「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパで、あの3星のミシェル・ブラスのもと、スシェフをされていたのです。
そんな北海道の土壌で野菜はご自身で採取をするなど、食材へのこだわりが、このフュージョンに活かされています。
フュージョンに相応しく、インテリアも和を彷彿させています。
「イロ」では日本酒のレパートリーも多く、料理に合わせて選べます。
日本酒
シェフの料理はどんなの?と言えば、素材の味の引き出し方がかなり独特です。
マグロのマリネなのですが、これも日本のマグロではないヨーロッパの赤身の魚に、柚子の味出しで、濃厚さとさっぱりさのバランスが絶妙です。
メゾンの自家製パン/マグロのマリネ&柚子風味大根サラダThon mariné au sauce saoja
2回目に行った時のアントレは、
ホタテのポワレ、ヘーゼルナッツバターのカリフラワーのエスプーマ添えSaint-Jacques poêlées, espuma de chou-fleur au beurre noisette
そしてメインが、牛肉の煮込みで、パット見がブフ・ブルギニョンなのですが、赤ワインは入っていないのですね。
牛肉の酒煮込み、出汁チュイル添えMijoté de boeuf au saké, tuile de dashi
最後にデザートは、なすづくしです。
こんな組み合わせも、なかなか出会えません。
スモークエスプーマ添えナス、炭のクランブルAubergine en glace, espuma fumée, crumble au charbon
まとめ
パリの4区【Ilô Restaurant】フレンチ・フュージョンのレストラン「イロ」をご紹介しました。
私はバスティーユ広場に和食店があるのを見て予約していったのですが、こんな演出ができるフュージョンにはまりました。
それに、今の世の中で、素材を大事にするシェフの料理には共感するものがありますね。
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