パリジャーナル

Sakurako・パリ観光・パリ旅行・パリのレストランの最新情報サイト

フランス語のビジネス挨拶20選!シチュエーションでの使い分け



kindle読み放題
2024年2月4日、2軒削除して、2軒追加➡パリのレストランと街角巡り: パリ在住のグルメブロガーおすすめビストロとカフェ60選


https://amzn.to/3OCytni


フランス語でビジネス挨拶をするにあたり、注意点はあるのかといえば、やはりあります。

フランスでも当たり前に、ビジネスでの挨拶表現と日常的な言い方との間には、一線が引かれています。

フランス語は愛情表現が豊かに思われますが、それはあくまで、親しいもの同士、家族や恋人同士でのこと。

フランスではビーズといって、ラテンの国でよくあるキスににた挨拶もあります。

それらは、フランスの日常でどこまで行われるのか、微妙な部分があります。

日本とはスキンシップの面ではかなり違いますが、ビジネスで挨拶はどうしたらいいのでしょうか。

フランス語で、挨拶に必要なフレーズ20選をご紹介します(^^♪

フランス語のビジネス挨拶20選

日本語での挨拶では、初対面で会った時の名刺交換やお辞儀がありますが、 フランスでも、ビジネスであれば、お辞儀はないにしても、使い分けるフレーズの違いがあります。

フランス語の丁寧な言い方

取引先の会社で担当者と会い、挨拶をすれば、丁寧語で話すことになります。

フランス語で、

vouvoyer 「丁寧なあなた」

tutoyer  「カジュアルな君」

があり、相手への呼び方は、もちろんVous「ヴュ」のほうの、

vouvoyer で挨拶となります。

日常で、親しみを込めて、カジュアルに話した方がいいと思っても、ビジネスは別です。

初対面でもビーズbisesをする場合

次に、フランス人がよく挨拶で行っている、「ビーズ bises」があります。

これは、本当に親しい間で行うものです。

でも、初めて会った人でもしたことがあるけど? と思う方もいるはず。

確かにあるのですが、シチュエーションとしては、グループで何人かで初めて会うなどです。

グループで会うと、中には初対面の人同士もいます。

そんな場合は、中にいる友人を介していますので、一人だけビーズをしないのは、逆に可笑しい場合です。

ビーズをすると、ほぼ自動的にtutoyer で、カジュアルな言い方をします。

ですが、ビジネスでビーズをするかといえば、行いません。

では、ビジネスで行うあいさつ、ボンジュールの言い方みてみましょう♪♪

フランス語のビジネス挨拶20選

①ボンジュール(Bonjour)

ボンジュールは、朝から夕方まで使える表現です。 意味は「こんちは」です。

取引先の会社に初顔合わせで、会社訪問をしたとします。

取引先の担当者が女性なら、

ボンジュール マダム(Bonjour Madame)

担当者が男性なら、 ボンジュール ムッシュー(Bonjour Monsieur)

とあいさつし、通常は握手をします。

日本語では、そのままお辞儀をしますが、お辞儀はパスです。

②ボンソワール(Bonjour)

ボンソワールは、夕方に使う表現です。

意味は「こんばんは」です。

一般的に、フランスでは日中にミーティングをしますので、取引先の会社に夕方に行くこともないですが、

ボンソワールを使う場合は、話しが長引き、夕方になった場合などです。

ミーティングが長引き、会議室に別の担当者が来た場合など、

担当者が女性なら、

ボンソワール マダム(Bonoir Madame)

担当者が男性なら、

ボンソワール ムッシュー(Bonsoir Monsieur)

とあいさつし、通常は握手をします。

③ボンヌ・ソワレ(Bonne soirée)

ボンヌ・ソワレは、夕方に使う表現で、会ったときよりも、別れる時に使う表現です。

意味は直訳で「良い夕方を」です。

会社訪問をし、ミーティングが長引き、夕方に終了し、会社を出るまでに、担当者へ最後の挨拶をします。

担当者が女性なら、

ボンヌ・ソワレ マダム(Bonne soirée Madame)

担当者が男性なら、

ボンヌ・ソワレ ムッシュー(Bonne soirée Monsieur)

とあいさつし、通常は握手をして別れます。

④ボンヌ・ジュルネ(Bonne journée)

ボンヌ・ジュルネは、日中に会った人と別れるときに、使う表現です。

意味は直訳で「良い1日を」です。

会社訪問をし、ミーティングが終了し、会社を出るまでに、担当者へ最後の挨拶をします。

ボンヌ・ソワレやボンヌ・ジュルネは、省略形で、1文全部なら、

Je vous souhaites une bonne journée で、 「ジュヴ スェット ユンヌ ボンヌ ジュルネ」で、 良い1日となりますように祈ります。

です。しかし、短く、

担当者が女性なら、

ボンヌ・ジュルネ マダム(Bonne journée Madame)

担当者が男性なら、

ボンヌ・ジュルネ ムッシュー(Bonne journée Monsieur)

とあいさつし、通常は握手をして別れます。

⑤アンシャンテ( enchanté)

アンシャンテは、よろしくという意味で、

ボンジュールやボンソワールを言ったあとに、 よろしくお願いします。

という意味で使います。

1文全部なら、

Je suis enchanté de faire votre connaissance. 「ジュ スイ アンシャンテ ドゥ フェール ヴォ―トル コネサンス」で、 あなたと知り合えてうれしく思う。 です。

しかし、短く、

担当者が女性なら、

アンシャンテ マダム(enchanté Madame)

担当者が男性なら、

アンシャンテ ムッシュー(enchanté Monsieur)

と、よろしくお願いします、とあいさつします。

➅コマン・タレ・ ヴゥ( Comment allez-vous?)

コマン・タレ・ ヴゥは、ご機嫌いかがですかという意味で、

ボンジュールやボンソワールを言ったあとに、 あいつの延長で言います。

という意味で使います。

Comment allez-vous?. 「コマン・タレ・ ヴゥ」で、 ごきげんいかがですか? です。

⑦トレ・ビアン ( Très bien )

トレ・ビアンは、「ご機嫌いかがですか」ときかれた場合の返答の言い方です。

体調が良くないこともありますが、元気ですというのが普通です。 もちろん担当者とすごく親しくなってきたら、

坐骨神経痛になって、整骨院に通っているなどでもいいですが、 初対面であれば、

トレ・ビアン

と答えます。

全文でなら、 Je vais tres bien. 「ジュ・ヴェ・トレ・ビアン」で、 とても元気です。 と答えます。

⑧トレ・ボン ( Très bon )

トレ・ボンは、「とても美味しいです」の意味です。

ビジネスランチなどで、招待されたレストランで、おいしいですかと聞かれると、 多少美味しくなくとも、 「美味しい」と答えるのが無難です。

全文でなら、 C'est très bon. 「セ・トレ・ボン」で、 とても美味しいです。 と答えます。

⑨ジャ・ビット ( J'habite )

ジャ・ビット は、「住んでいる」の意味です。

ビジネスランチで、担当者との会話中に、

○○に住んでいるという場合などに使います。

住む(habiter)という動詞を使い、

全文でなら、 J'habite à Paris. 「ジャ・ビット ・ア・パリ」で、 私はパリに住んでいます。 と答えます。

⑩ジュ・トラヴァイユ ( Je travaille )

ジュ・トラヴァイユ は、「働いている」の意味です。

紹介された時など、 ○○の会社で働いています。 という場合などに使います。

住む(travailler)という動詞を使い、

全文でなら、 J'travaille . 「ジュ・トラヴァイユ ○○」で、 私は○○で働いています。 と答えます。

⑪サ・フェ ( Ca fait )

サ・フェ は、「○○月、○○年です」の意味です。

紹介された時など、 ○○の会社で働いて、○○月になります。 など、 時間の長さを言う場合などに使います。

全文でなら、 Ca fait 5 ans . 「サ・フェ・サンカン」で、 5年になります。 と答えます。

⑫イ・リ・ヤ ( il y a )ある、いる

イ・リ・ヤ は、「ある、いる」の意味です。

○○の会社に従業員が10人います。

という場合などに使います。

全文でなら、 Il y a 10 personnes. 「イ・リ・ヤ・ディ・ペルソナンヌ」で、 10人がいます。 と答えます。

⑬イ・リ・ヤ ( il y a )○○前に

イ・リ・ヤ には、「○○前に」の意味があり。

5年前に、

という場合などに使います。

全文でなら、 Je suis venu à Paris il y a 5 ans. 「ジュ・スイ・ヴェニュ・ア・パリ・イ・リ・ヤ・サンカン」で、 5年前にパリに来ました。 と答えます。

⑭スィル・ヴゥ・ プレ ( S’il vous plaît )

スィル・ヴゥ・ プレは、「お願いします」の意味です。

会議中でも、書類をコピーしてください

また、レストランなどで、注文の時にも、使える表現です。

S’il vous plaît . 「○○スィル・ヴゥ・ プレ」で、 ○○をお願いします。

と頼めばOkです。

⑮ジュ・ヴゥ・ザン・プリ ( Je vous en prie )

ジュ・ヴゥ・ザン・プリは、先ほどの「お願いします」と頼まれて、 行ったときに、言い返す 「どういたしまして」の意味です。

電車で席を譲ったときなどでも、使えます。

Je vous en prie . 「ジュ・ヴゥ・ザン・プリ」で、 どういたしましてと答えればOKです。

⑯アヴェック・プレズィ-ル ( Avec plaisir)

アヴェック・プレズィ-ルは、「喜んで」の意味です。

社内で勤務して、何か依頼された場合に、

喜んで

と返答する場合です。

または、同僚に一緒に食事に行かないかと提案して、 同僚が、「Avec plaisir 喜んで」という場合などです。

⑰プリエ・ヴゥ ( Pourriez-vous )

プリエ・ヴゥは「 Pourriez-vous」○○をしてもらえませんか? と丁寧に依頼するときの言い方です。

社内でも、上司が部下に、「○○を行え」などと命令するのは ご法度です。

Pourriez-vous traduire cette lettre ? 「プリエ・ヴゥ・トラデュール・セット・レットル」で、 この手紙を訳してもらえませんか? という意味です。

⑱モン・アヴィオン ( Mon avion )

モン・アヴィオンは「 Mon avion」私の飛行機は

の意味で、

自分が所有している飛行機でなくとも、 乗る飛行機が何時に出発するなどをいうときは、

私の飛行機はという言いかたをします。

Mon avion part à 18 heures. 「モン・アヴィオン・パール・ア・ディズユイッター」で、 私の飛行機は18時に出発します。 という意味です。

⑲マ・ソシエテ ( Ma société )

マ・ソシエテは「 Ma société」私の会社は

の意味で、

自分が勤務している会社のことです。

勤めている会社が、子会社だとして、本社はどこにあるという場合は、

Le siège de ma société est à Tokyo. 「ル・シエージュ・マ・ソシエテ・エ・タ・トキョー」で、 私の会社の本社は東京にあります。 と言います。

⑳オ・ルヴォワ-ル ( Au revoir)

オ ・ルヴォワ-ルは「 Au revoir」はさようなら

の意味で、

当日別れるときに使います。

通常は、次回また会うことが前提で、

取引先の担当者が女性なら、

オ ・ルヴォワ-ル マダム(Au revoir Madame)

担当者が男性なら、 オ ・ルヴォワ-ル ムッシュー(Au revoir Monsieur)

とあいさつし、通常は握手をします。

ボンヌ・ジュルネと、良い1日をと言ってわかれてもいいですし、 オ ・ルヴォワ-ルでもいいです。 要は、挨拶で〆るのが大事です。

まとめ

フランスでのビジネス場面で使う挨拶表現をまとめました。

着任当時には、会社の中でフランス語ばかりです。

英語での挨拶もしますが、現地語での挨拶をおこなうのは大事です。

フランスの現地の社員とも、フランスに同化する努力をしていると覆われると、いい印象が残せます。

フランスへ転勤になることが決まれば、フランスに出発するまえから、フランス語レッスンは受けてフランス語の勉強をしておくと、着任時に楽です。

www.franceinfos.xyz