3月20日からパリ(イル・ド・フランス)でも外出制限が始まりました。
マクロさんからではなく、首相からの発表でしたし、へんだと思うのは、学校も開いたままで、外出が18時から19時まで延長にもなりました。
これで「confinement 」外出制限状態といえるのかとも思いますし、それでいて外出用の誓約書は書かないといけないのです。
ただ、期待していいのは、ワクチン接種を受けた人、つまり65歳以上の高齢者の入院が減っています。
私も来月はワクチン接種ができそうです。
再度始まったパリで始まった外出制限でできることを見てみましょう。
今度の外出制限は、パリを含むフランスの16県が対象となっています。
新➡今3月20日のお昼に変更点が発表され、誓約書は、ガスなどの請求書で代用できることにもなりました。➡3月21日に、更に身分証明証持参でOKとなりました。
パリの外出制限3月20日以降でできること・出来ないこと
感染が増え外出制限をしないといけないとは、患者数数の増大で医師からも言われていました。
しかし、経済を優先したい政府は、ずっと外出制限はしないと言い続けてきたのです。
そこで、20日から「やっぱり」すると言ったのですが、今までとはどこが違うのかと思えるほどです。
大きな変化点は、移動距離が10キロ以上で誓約書が必要になります。
外出制限下でできること
【出来ること①】
犬の散歩、買い物、スポーツなど自宅より半径10キロ以内の外出は可能。
ただし、誓約書(下で説明しています)を持参しないといけない。
【出来ること②】
食料品などの生活必需品を買いに行くことが出来る。
去年とは違い、本やさん、レコード店、PC修理店などは開いています。
【出来ること③】
学校は開いています。
ただ、中学までは開いているが、高校は授業が半分になるということです。
【出来ること④】
教会などは、開いています。
ただ、教会とて集会はでいません。
開いていれば、行けるということです。
行き先がどこであれ、食料品の買い出しにも全て、誓約書は必要です。
外出制限下でできないこと
【出来ないこと①】
スポーツをするにしても散歩でも、夜間の19時から朝の6時までは、外出ができません。
例外は、仕事と、病人の看護などです。
また、看病にしても仕事以外では、イルドフランス県以外にいくことができませんが、かなりの急な場合は、問い合わせをして可能かどうかの確認要です。
そして、10キロを超える場合は、誓約書が必要です。
パリの外出制限3月20日から必要な誓約書
外出用の内務省誓約書をダウンロードできるサイト
こちらから内務省のサイトに行って、ダウンロードができます。
https://www.interieur.gouv.fr/Actualites/L-actu-du-Ministere/Attestations-de-deplacement
外出するときは、この誓約書が必要と昨日まで言われていました。
まとめと3月21日における変更点
3月20日お昼に、誓約書が住居先を証明するガス代などの請求書で代用ができることになりました。
ガス代、電気代の請求書には住所が書かれていますので、これらの居住先証明書があれば誓約書を書かなくてもOKです。
3月21日には、身分証明証で代用できることになりました。
19時まで、距離半径10キロ以内で外出ができますが、10キロを超える場合は、誓約書を持ち歩るかないといけません。
半径10キロ以上の場所に行く理由も、仕事や、介護など正当なものでないと、警察官の尋問では、罰則対象になりえます。
期間は4週間と言っていますが、状況次第で、長くなることもありえそうですね。
カステック首相も、ヴェラン厚生大臣も記者会見で、フランス語の、「Confinement」を使っていませんでした。
措置をとるということですので、去年のような厳しいものでもないですし、マクロさんは、外出制限をしないとこの3か月言ってきたこともあり、政府は
「Confinement」をするとは言えなかったようですね。