2025年10月25日、カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）は、ラスパイユからパリ中心部・パレロワイヤル（住所：2 place du Palais-Royal, 75001）へ正式移転・オープンしました。
カルチエ財団美術館は長い間鏡の壁に覆われていた、あの建物です。
早速行ってきましたので、シェアしたいと思います。
カルティエ現代美術財団の新拠点はパリのパレロワイヤル
ラスパイユからパレロワイヤルに移転されたカルチエ財団美術館です。
オープン前は長い間、鏡に覆われていましたね。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
鏡の覆いが取り外され、美術館が登場です。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
オープニング（エクスポジション・ジェネラル）
オープニング企画は、コレクションの精華を一挙公開する大規模展「Exposition générale（エクスポジション・ジェネラル）」です。
会期は2025年10月25日〜2026年8月23日です。
約100名超・約600点の作品が並ぶ“財団の40年”を総覧できる決定版です。
ネット上で予約をして、お昼の１２時の時間帯でしたが、まだ29日で1週間もしていません。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
待ち望んでいた人が、ウキウキして見に行った感じですね。
中に入り、
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
最初の仕切りは
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
まずは“可動空間”を体感入場後は大ホールの床・天井スケール感を確認し、フロア間で空間の変化を見比べると建築×展示の相乗効果が掴みやすいです。
ジャン・ヌーヴェル
注目ポイント（建築 × 空間体験）は、何と言っても、ジャン・ヌーヴェルに美術館のデザインです。
旧19世紀建造の歴史的建物（「ルーヴル・デ・ザンティキテール」）を大胆にリノベーションしたからです。
可動式の鋼製プラットフォームが“高さ”や“間仕切り”を自在に変え、展示空間が常に変化するのが最大の見どころです。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
「壁も床も天井も固定しない」というコンセプトで、作品に合わせて空間そのものが生まれ変わる体験型の建築です。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
要所でガイド説明があります。
地階から２階まで、上から下へ、下から上へと階を飛び越えて美術品が見れるのです。
カルチエ財団美術館（Fondation Cartier pour l’art contemporain）
建築好きには特におすすめです。
カルティエ現代美術財団内レストラン
残念ながら、まだレストランはありません。サンドイッチとうがありますが、美術館に比べてそれはちょっと寂しい点かなと。
カルティエ現代美術財団・住所
住所は 2 place du Palais-Royal
会期・開館時間「Exposition générale」：2025年10月25日（土）〜2026年8月23日（日）営業：火 11:00–22:00／水–日 11:00–20:00（月休、年末年始一部短縮）
料金の目安一般15€、オンライン予約がおすすめ。
アクセス地下鉄1・7号線「Palais-Royal – Musée du Louvre」至近。
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